
上林温泉 塵表閣での宿泊で、しばらく贅沢は封印と考えていたのですが、12月1日に2回目の結婚記念日を迎えるということで、もう一回贅沢しようということになり、リゾートホテルに宿泊することにしました
最初は白馬シェラリゾートホテルに宿泊を予定していたものの、宿泊予定の一週間前に長野県神城断層地震が起きてしまいました
ホテル自体は花瓶が倒れた程度ということで問題なしだったのですが、さすがに余震が怖いのでキャンセル
その代わりに選んだのが、新潟市十日町市にある当間高原リゾート ホテルベルナティオです。
ベルナティオは、サッカーの日韓ワールドカップの際にはクロアチアの合宿地になるなど、名の知れたリゾートホテル。この辺りの湯巡りをする際に何回も看板を見ていたから気になる存在でした。距離的に遠くないし(片道1時間30分)、料金もお手頃(1泊2食付13,500円(税抜))。1週間前でも何とか予約を取ることができました
ベルナティオに到着すると、まずはその広大な敷地にビックリ
ホテルの周りがゴルフ場になっているというのもありますが、それを差し引いても広いです。長野県の北信にはないタイプのホテルですね
これだけでちょっとテンションが上がってきます
午後3時過ぎに到着し早速チェックイン。部屋は本館3階で、建物の端の方でした。ここは敷地だけでなく建物も広いので、部屋までなかなか辿り着きません
部屋に到着すると、休憩もそこそこにお約束の温泉大浴場に向かいます
やはり宿泊施設には温泉がないと始まりません
ベルナティオでは「あてま温泉」という自家源泉を所有していて、それを使用した浴室がホテルの本館と別館それぞれにあります。本館(2階)にあるのは「月見の湯」と名付けられた大浴場で、内湯浴槽と露天風呂、そしてサウナがあるこのホテルのメインの浴場です。
広い脱衣所にはタオルが用意されているので手ぶらで来ても大丈夫。洗い場は仕切りありでかなりの数があり、さすがリゾートホテルという雰囲気です。

そしてもちろん広い内湯浴槽には、澄んだ紅茶色の湯が満たされていました。この辺りではよく見られるモール泉系の湯(泉質はアルカリ性単純温泉)です。色の濃さは同じ十日町市内のミオンなかさとと同程度。モール泉らしいツルスベ感があるので、浴感はなかなかいいです
香りは、モール(檜)臭の痕跡らしきものが感じられ、味もモール味が確認できました
湯使いは加水、加温、殺菌処理ありですが、殺菌は光触媒により行われ、塩素系の殺菌剤が使われていません。このことが功を奏して、わずかな特徴を感じ取ることができたのでしょう。この近辺の温泉はほとんどが塩素消毒のお湯だから、塩素を用いない殺菌法は大いに評価できます。
露天風呂はそれほど広くはないものの、綺麗に整えられた庭園が眺められて雰囲気はGOOD
この日は曇りだったのでよく分かりませんが見晴らしも良さそうです
お湯は若干新鮮さが欠けるのか、香りにすえた臭いが混ざっていました。それほど広くない浴槽に大勢の客が入るから、お湯が劣化してしまったのかもしれません。
本館の大浴場での入浴を終え、次に別館にある「見晴らしの湯」(展望浴槽)に向かいました。大浴場と展望浴槽はかなり離れていて、歩いて5分以上かかります
この時はエレベーターの場所が分からず、階段で7階の展望風呂まで昇ったのでさらに時間がかかりました
展望浴槽は大浴場に比べると、かなりこじんまりしています(ただサウナはこちらにもあり、大浴場のサウナにはなかったテレビ付き)。それでも大浴場より訪れる客は少ないから必要十分でしょう。

温泉ファンの中で常識になっているのが、地面から離れれば離れるほど湯の質が悪くなるということ。7階にある展望浴槽には当然、お湯をポンプアップしている訳で、その過程でお湯は劣化します。このことから、大浴場より湯が良いことはないだろうと、期待せずに入湯しました。
浴槽に満たされているお湯は、大浴場と同じ澄んだ紅茶色ですが、浸かってみると色が少し濃いようです。そしてツルスベ感も少し強め。これはと思い香ってみると、薄いながらもモール(檜)臭をはっきりと感じ取ることができました
味もモール味を十分に感じます。完全に大浴槽の湯を上回った、なかなかのモール泉でした

さらに湯口の湯を香ってみると、甘い硫黄臭が前面に出ていました
結構新鮮で、源泉に近い湯(加水、加温後でしょうが)が注がれているものと思われます。なぜ大浴場の湯よりいい湯なのかは不明ですが、予想をいい意味で裏切ってくれました
その後、展望浴槽には2回、大浴場には1回入浴。そして最後には、当初予定していなかった貸切家族風呂にも入ることにしました。貸切となれば、さらに良い湯を期待できると思ったからです。
貸切家族風呂は、展望浴槽の隣にあり、60分2,160円
予約制ですが、午前8時からの時間帯は直前でも借りることができました。

貸切家族風呂の湯に浸かると、こちらの湯からもほのかにモール臭を感知することができ、まずまずのお湯でした
ただ、レベル的には展望浴槽の湯と同等で、こちらの方が優れているということはなかったですね
お湯の面ではわざわざ料金を追加してまで入ることもなかったかもしれません。
それでも床と湯船の縁が檜で作られており、清潔感溢れる浴室は気に入りました。40分という所が多い貸切時間も60分あるから、ゆっくりしていられるのも高評価
家族連れには丁度良い貸切風呂だと思います。
結局、ホテル滞在中に6回入浴したことになります。リゾートホテルの温泉なのであまり期待はしていなかったのですが、予想外にいい湯で湯浴みを満喫することができました
情報が少ない温泉がいい湯だと、何か得した気分になりますね。
さて、肝心のホテルの方はと言うと、部屋は綺麗で広く、2食共にバイキングで夕食はズワイガニ食べ放題。コストパフォーマンスはなかなかのもので、妻も満足してくれたようです
二人で静かにお食事という訳にはいかないのでカップル向きではないですけど、家族連れにはお薦めのホテルだと思います(実際ファミリーや女子会の率が高いです)。次は子どもを連れて来ようかな

最初は白馬シェラリゾートホテルに宿泊を予定していたものの、宿泊予定の一週間前に長野県神城断層地震が起きてしまいました


ベルナティオは、サッカーの日韓ワールドカップの際にはクロアチアの合宿地になるなど、名の知れたリゾートホテル。この辺りの湯巡りをする際に何回も看板を見ていたから気になる存在でした。距離的に遠くないし(片道1時間30分)、料金もお手頃(1泊2食付13,500円(税抜))。1週間前でも何とか予約を取ることができました

ベルナティオに到着すると、まずはその広大な敷地にビックリ



午後3時過ぎに到着し早速チェックイン。部屋は本館3階で、建物の端の方でした。ここは敷地だけでなく建物も広いので、部屋までなかなか辿り着きません



ベルナティオでは「あてま温泉」という自家源泉を所有していて、それを使用した浴室がホテルの本館と別館それぞれにあります。本館(2階)にあるのは「月見の湯」と名付けられた大浴場で、内湯浴槽と露天風呂、そしてサウナがあるこのホテルのメインの浴場です。
広い脱衣所にはタオルが用意されているので手ぶらで来ても大丈夫。洗い場は仕切りありでかなりの数があり、さすがリゾートホテルという雰囲気です。

そしてもちろん広い内湯浴槽には、澄んだ紅茶色の湯が満たされていました。この辺りではよく見られるモール泉系の湯(泉質はアルカリ性単純温泉)です。色の濃さは同じ十日町市内のミオンなかさとと同程度。モール泉らしいツルスベ感があるので、浴感はなかなかいいです

香りは、モール(檜)臭の痕跡らしきものが感じられ、味もモール味が確認できました


露天風呂はそれほど広くはないものの、綺麗に整えられた庭園が眺められて雰囲気はGOOD


本館の大浴場での入浴を終え、次に別館にある「見晴らしの湯」(展望浴槽)に向かいました。大浴場と展望浴槽はかなり離れていて、歩いて5分以上かかります


展望浴槽は大浴場に比べると、かなりこじんまりしています(ただサウナはこちらにもあり、大浴場のサウナにはなかったテレビ付き)。それでも大浴場より訪れる客は少ないから必要十分でしょう。

温泉ファンの中で常識になっているのが、地面から離れれば離れるほど湯の質が悪くなるということ。7階にある展望浴槽には当然、お湯をポンプアップしている訳で、その過程でお湯は劣化します。このことから、大浴場より湯が良いことはないだろうと、期待せずに入湯しました。
浴槽に満たされているお湯は、大浴場と同じ澄んだ紅茶色ですが、浸かってみると色が少し濃いようです。そしてツルスベ感も少し強め。これはと思い香ってみると、薄いながらもモール(檜)臭をはっきりと感じ取ることができました



さらに湯口の湯を香ってみると、甘い硫黄臭が前面に出ていました


その後、展望浴槽には2回、大浴場には1回入浴。そして最後には、当初予定していなかった貸切家族風呂にも入ることにしました。貸切となれば、さらに良い湯を期待できると思ったからです。
貸切家族風呂は、展望浴槽の隣にあり、60分2,160円


貸切家族風呂の湯に浸かると、こちらの湯からもほのかにモール臭を感知することができ、まずまずのお湯でした


それでも床と湯船の縁が檜で作られており、清潔感溢れる浴室は気に入りました。40分という所が多い貸切時間も60分あるから、ゆっくりしていられるのも高評価

結局、ホテル滞在中に6回入浴したことになります。リゾートホテルの温泉なのであまり期待はしていなかったのですが、予想外にいい湯で湯浴みを満喫することができました

さて、肝心のホテルの方はと言うと、部屋は綺麗で広く、2食共にバイキングで夕食はズワイガニ食べ放題。コストパフォーマンスはなかなかのもので、妻も満足してくれたようです




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