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としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

新湯田中温泉 ホテル椿野

2014-12-21 20:36:50 | 長野県(北信)の温泉
 日曜日の午後、妻と一緒に近くの温泉に行くことに。当初は湯田中ヘルスケアセンターにしようと思いましたが、混雑していると嫌なので他の施設にしようということになり、まずは同じ新湯田中温泉の「御湯宿かすみそう」へ向かいました。すると玄関が真っ暗でお休みの様子仕方ないので隣のホテル椿野で入浴を請うことにしました。

 ホテル椿野は、新湯田中温泉の宿泊施設の中では大型の部類に入る、和風テイストなホテルです。見た目、新湯田中温泉では一番高級そうな感じ下調べしていなかったので、料金がいくらになるかドキドキしながら訪ねると、「ちょっとお高いですが…。お一人様1,000円です」との回答予想以上の高額でビックリしましたが、今更引き下がれないので2人分の2,000円を支払い、最上階(5階)にある大浴場へと向かいました

 
 大浴場は「展望大浴場」と名付けられていて、中に入るとなるほどなと思わせてくれます大きくとられたガラス窓越しに中野市方面を広く見渡すことができるのです前日の雪で一面の雪景色で、これはなかなかオツなもの。HPには湯田中随一の眺望と書かれていますが、それは誇大広告ではないでしょう

 
 さて、展望大浴場のお湯はというと、浴室に入ると同時に感じる塩素臭で嫌な予感がし、浸かってみるとやはり強めの塩素臭&味がします湯の使用法は循環式で加温、殺菌剤添加あり。ギリギリ塩類泉の基準を満たすくらいの薄い湯(ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、1,018mg/kg)なので、温泉らしさはひとたまりもなく消え失せています湯田中渋温泉郷でこのお湯では、残念としか言いようがありません。
 
 展望大浴場の隣には、狭いながらも檜の露天風呂1つと、一人用の陶器製露天風呂(陶芸露天風呂)2つがあります。露天風呂からの眺望ももちろんよいですが、植栽が若干視界を遮っているので、内湯(展望大浴場)からの眺めの方が良いように思います。

 
 檜露天風呂に浸かると、内湯以上に強烈な塩素臭に閉口プール、いやそれ以上の濃さに思えるほどで、酔ってしまいそうなので長くは浸かっていられませんでした。あまり温泉の質にこだわらない妻でさえ「塩素臭かった」と言うのだから、誰もがある程度そう感じるでしょう。明らかにこれは殺菌剤を入れ過ぎであり、温泉に対する愛情が足りないとしか思えません

 
 ただ唯一の救いは2つの陶芸露天風呂で、この2つだけは湯がかけ流しにされており、殺菌剤が添加されていないようで塩素臭がしませんでした無色透明、無味無臭の個性の無い湯ではありましたが、塩素臭のないかけ流しの湯はやはり気持ちいいです外気温が低かったため湯がぬるめではあったけれども、ほとんど陶芸風呂に浸かって過ごしました。この浴槽がなかったら、ただただフラストレーションが溜まる湯浴みとなったでしょう
 
 この日は珍しく、妻より先に風呂から上がっていました。普段は妻を待たせてしまうのですが、それだけここの温泉には魅力を感じなかったということです熊の湯温泉のようなハイレベルな湯で1,000円なら納得できるけど、この湯のレベルで1,000円はちょっと高過ぎでしょう。湯田中渋温泉郷という有名温泉地の中にあって、1,000円も取るというのであれば、もう少し湯の質にも気を配ってもらいたいものです。

※信州湯田中温泉 湯めぐり手形(1,200円。参加しているホテル・旅館のうち3箇所に入湯可能)を購入すれば、400円相当で入浴できます。400円でこのスペックなら損した気分にはならないでしょう

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