鉄道模型・色差し三昧

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飯田町に貨物駅があったころ(後篇)

2016年08月09日 | 駅めぐり
ふたつの原爆忌に挟まれたこの季節、今年初めてのツクツクホウシを聞きました。
夏の夕暮れだなぁ、と思う仕事帰りの道。
まだまだ暑い日は続きますが、
それでも、真っ盛りは過ぎて残暑かと。
一日一日、季節が移ろいゆくのを感じます。

さてと。
飯田町駅のこと。
1994(平成6)年の1万分の1地形図「日本橋」が、出てきました。
図郭の隅に、飯田町駅が載っています。

青い線で囲んだ範囲に、水面があります。
上を首都高速で覆われているのですが、日本橋川でいいのかな?
河川や運河の荷卸し場に隣接してターミナルを設けた、初期の鉄道の姿がここにあります。

図面中の黄色い道を歩いたのだと思います。
飯田橋駅からですと、図面では左から右へ。

承前。
これだけは、先月末の撮影。
画面中央の道沿いに進んだということです。


これから先の画像は、1997年のもの。

左側に、カラフルな擁壁が見えます。
なんと、この時代にすでに塗られていたのか、と。

線路の高架の下の事務所ですが、これも看板建築のひとつでしょうかね?


線路から砂利を落とすと、下のトラックに積めます。
ようするに、砂利ホッパーです。
当時、すでに列車で砂利は到着しなかったはずですが、土埃っぽい光景がありました。


だいたいの位置関係が判りますか?
左隅に、ちいさくオレンジ色の201系快速電車が写り込んでいます。


少し移動して、地図上で緑色の部分
飯田町駅の端っこです。

右の大きな建物が、紙流通センター。
1972(昭和47)年に完成しています。
左手に3基並んでいる黒くて四角い物体が、引き込み線の車止めです。
時間によっては、ここにワムハチが並んでいるのが見えたはず。

これが、飯田町駅のいわば正面。
夕方なので、人気がありません。
屋上で、テニスコートを営業していたなぁ。

貨車が発着するのは、2階のフロアーです。
古くは盛土だったか、それとも地平に線路が下りていたのか?

右側に抜けると日本橋川に出るはずですが、そちらは撮っていません。
今から思うと、惜しいことをしました。
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