2月に入りました。
もうちょっとすれば、梅が咲く季節です。
花粉症を気にしている人もいるでしょう。
2月1日といえば、かみさんの誕生日です。
31日の仕事帰りに花を買ってくるつもりでいて、しっかり忘れました。
我ながら、気が利かないねぇ。
さて。
下諏訪君が、鉄道コレクションの東武7300系を手配してくれました。
これで4輌編成が組めるようになります。
ありがたいことです。
この製品、モハとクハでは台車形式が違う編成をプロトタイプにしています。
すなわち、クハは国鉄形のTR-25形ですが、モハは東武オリジナルのFS-10形。
TR-25形は、こんな台車です。
このタイプの台車を、ペンシルバニア形と云うのだそうです。
アメリカのペンシルバニア鉄道が最初に採用したからです。
というわけで、Nゲージのペンシルバニア形台車を集めてみました。
まず、TR-23形。
1929(昭和4)年製のスハ32系客車から採用されたもので、国電の付随車にも使われています。
これはグリーンマックス製のもの。
こちらは、後発のKATO製。
ブレーキシューが奥まっており、だいぶ実感的になりました。
日本型Nゲージ用のペンシルバニア型台車の始祖はこれ。
Tomix製オハ35形のもので、もとはといえば30年以上前の製品です。
再生産は、あるのだろうか?
中村精密製製品は、スポーク車輪を組み込んだ製品があったことで有名。
あいにくこれは、ふつうのプレート車輪です。
電車用としてTR-23形台車にモーターを組み込むことができるようにしたものは、TR-25形となりました。
のちにDT-12形と呼ばれるようになります。
これは、鉄道コレクションの豊橋鉄道モ1750形のもの。
戦後、日本に進駐してきたGHQから、国内の重工業には制限が課せられます。
そこで、ベアリング産業を保護しようという意図のもと、コロガリ軸受けが採用されます。
外観的には、丸くなったのが特徴。
電動車用はTR-35(のちDT-13)形、付随車と客車用がTR-36形と名づけられます。
軸箱守り(ペデスタル)の間隔が拡がりました。
グリーンマックス製のDT-13形です。
鉄道コレクションのクハ66002も、もとはモハ63型なのでDT-13形。
模型的には、東武7300系のTR-25形と同じものです。
ブレーキ引棒の表現がないので、ちょっともの足りません。
KATO製オハ35戦後形はTR-36形ということになるはずです。
軸受けにベアリングを採用すると、走行抵抗が減ります。
TR-23形を改造したものがこれ。
KATOのオハ47形製品が履いているのは、TR-23H形だそうです。
ブレーキシューの位置から、オハ35戦後形が履いていたモノとは別のモノです。
鉄道コレクションの山陽電鉄モハ702はDT-13S形。
広軌のDT-13として知られる台車です。
これもまた、模型的には東武のTR-25形と同じものですね。
1960年代も後半になると、
乗り心地を改善しようという動きが、関東の大手私鉄に起こってきます。
西武鉄道は、枕ばねを空気ばねに改造してしまいました。
小田急電鉄では、コイルばねとオイルダンパーの併用に。
秩父鉄道に譲渡されてからも、同じ形態を保ちました。
ブレーキシリンダーも台車装架に改造されています。
これでも、台車形式はTR-25形のままでした。
いろいろな製品があるものですね。“にほんブログ村”へはこちらから。
もうちょっとすれば、梅が咲く季節です。
花粉症を気にしている人もいるでしょう。
2月1日といえば、かみさんの誕生日です。
31日の仕事帰りに花を買ってくるつもりでいて、しっかり忘れました。
我ながら、気が利かないねぇ。
さて。
下諏訪君が、鉄道コレクションの東武7300系を手配してくれました。
これで4輌編成が組めるようになります。
ありがたいことです。
この製品、モハとクハでは台車形式が違う編成をプロトタイプにしています。
すなわち、クハは国鉄形のTR-25形ですが、モハは東武オリジナルのFS-10形。
TR-25形は、こんな台車です。
このタイプの台車を、ペンシルバニア形と云うのだそうです。
アメリカのペンシルバニア鉄道が最初に採用したからです。
というわけで、Nゲージのペンシルバニア形台車を集めてみました。
まず、TR-23形。
1929(昭和4)年製のスハ32系客車から採用されたもので、国電の付随車にも使われています。
これはグリーンマックス製のもの。
こちらは、後発のKATO製。
ブレーキシューが奥まっており、だいぶ実感的になりました。
日本型Nゲージ用のペンシルバニア型台車の始祖はこれ。
Tomix製オハ35形のもので、もとはといえば30年以上前の製品です。
再生産は、あるのだろうか?
中村精密製製品は、スポーク車輪を組み込んだ製品があったことで有名。
あいにくこれは、ふつうのプレート車輪です。
電車用としてTR-23形台車にモーターを組み込むことができるようにしたものは、TR-25形となりました。
のちにDT-12形と呼ばれるようになります。
これは、鉄道コレクションの豊橋鉄道モ1750形のもの。
戦後、日本に進駐してきたGHQから、国内の重工業には制限が課せられます。
そこで、ベアリング産業を保護しようという意図のもと、コロガリ軸受けが採用されます。
外観的には、丸くなったのが特徴。
電動車用はTR-35(のちDT-13)形、付随車と客車用がTR-36形と名づけられます。
軸箱守り(ペデスタル)の間隔が拡がりました。
グリーンマックス製のDT-13形です。
鉄道コレクションのクハ66002も、もとはモハ63型なのでDT-13形。
模型的には、東武7300系のTR-25形と同じものです。
ブレーキ引棒の表現がないので、ちょっともの足りません。
KATO製オハ35戦後形はTR-36形ということになるはずです。
軸受けにベアリングを採用すると、走行抵抗が減ります。
TR-23形を改造したものがこれ。
KATOのオハ47形製品が履いているのは、TR-23H形だそうです。
ブレーキシューの位置から、オハ35戦後形が履いていたモノとは別のモノです。
鉄道コレクションの山陽電鉄モハ702はDT-13S形。
広軌のDT-13として知られる台車です。
これもまた、模型的には東武のTR-25形と同じものですね。
1960年代も後半になると、
乗り心地を改善しようという動きが、関東の大手私鉄に起こってきます。
西武鉄道は、枕ばねを空気ばねに改造してしまいました。
小田急電鉄では、コイルばねとオイルダンパーの併用に。
秩父鉄道に譲渡されてからも、同じ形態を保ちました。
ブレーキシリンダーも台車装架に改造されています。
これでも、台車形式はTR-25形のままでした。
いろいろな製品があるものですね。“にほんブログ村”へはこちらから。
スハの扉が開いていますね~、ニクい演出です。
よく雑客の最後尾に陣取って流れゆく線路を眺めていた事を思い出してしまいました。
とと様/
キットならではの楽しみですよね。
ワタシも、最後尾のデッキに立ち、スイッチバックで駅に進入していったときのことが忘れられないです。磐越西線の中山宿でした。
ぼうず様/
TR-47のほうが、乗り心地はよかったですよね。急行用に、ぜひ台車の交換を。