鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
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KATOの新しい室内灯#11-212を試してみた

2011年10月11日 | 工具片手に……さくさく工作
3連休でした。
皆さまはいかがでしたか?
仕事のかたもいたでしょうね。

かみさんの実家に出かけたり、
風邪気味でひねもす寝込んだりしていたら、
あっという間に3日間が過ぎてしまいました。
まぁ寝込む時間があっただけ、幸せというものです。

さて。
先月に発売されたKATO#11-212LED室内灯クリアですが、ようやく手にする機会がありました。
あちこちで品切れみたいですから。
で、さっそく比べてみようと。

どうでもいいのですが、パッケージの大きさは同じですね。
どちらもmade in japanと表記されています。
とくに根拠はないのですが、さすがだな~。

ライト基板は、外見的にはほとんど変わりありません。
ですから、組み込む工程もそう変わらず。
白い樹脂製のホルダーと基板本体が組み立て済みになって、やや手間が減りました。
基盤自体の黒いものに変わって、裏面の遮光処理が不要になったのも、ちょっと楽か?

左が、新しいモノです。
LEDの輝度は、違うみたいです。

導光板は、大きく変わりました。
旧来のモノは、かれこれ30年以上前の電球タイプ時代が原形ですから。
遮光テープも、姿を消します。

あぁ、ぶれてますね。
ごめんなさい。

こちらは、旧製品#11-210のもの。

導光板の形状によるものか、窓ごとに明るいところと暗いところの落差が目立ちます。
また、全体的にはやや暗い。

こちらが、新製品#11-212のもの。

依然片端から照らしているのですから限界はありますが、
かなり明るいところと暗いところの落差ムラが解消されたような気がします。
また、明るさも違ってきました。
編成内で新旧を混用すると、さすがに気になるかと思います。

電球色にするため、橙色のプリズムが付属していますが、
こちらの効果はやや疑問。
ここで組んだE5系新幹線も、そのプリズムを追加しているのですが、
あまりそれらしく見えません。
導光板にクリヤーオレンジなどを塗って、工夫したほうが良さそうです。

KATOは国産Nゲージで初めて室内灯を製品化したメーカーです。
以来、車体の片端に発光体を置いて導光体板で室内全体を照らすという構造に、
基本的な差はありません。
互換性を考えた結果でしょう。
後発メーカーに比べると、光ムラが目立つという欠点はあります。
今回の製品でかなり改善されたと思いますが、
それでも不満なひとは、ほかのメーカーからもいろいろな製品が出ていますから、
いろいろ試してみましょう。
自作してしまうひともいますしね。
メーカー純正のオプションパーツとしては、悪くないと思いました。

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