鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

キツネ目のインテリア

2007年05月22日 | 1:160 新幹線
東京西郊の高尾山に、圏央道のトンネルを掘る工事が、
今月のうちに始まるのだそうです。
すでに中央道とのジャンクションはほぼ完成していますし、
この国の公共工事は、途中で中止になることはまずありませんから、
「いつかは、この日が来るんだろうなぁ」と思っていました。
でも、
山の中を切り裂く高速道路というモノは決して美しくありませんし、
地球温暖化の懸念もありますから、
いまさら自動車道路を造るのは、
数十年先はいいにしても、百年後には禍根を残すのではないかと心配です。
ひとくちに百年後といっても、いま現在と、
地続きなのは変わりありません。
たぶん、息子の孫の世代あたりが相当すると思います。
余談ながら、いまから百年前は1907(明治40)年。
5月18日の時刻改正では、上野・新潟間が最速15時間40分に。
上越線ができていませんから、信越線直江津周りの列車です。

今回は、北陸地方のキハ35系を取り上げる予定でしたが、
調査未了のため、延期します。

そこで。
キツネ目こと東北新幹線200-2000系のインテリアに、
色差しをしたお話です。

まずは、グリーン車215形から。

椅子の色は、クレオス#41「レッドブラウン」に塗りましたが、
ちょっと暗めだったかもしれません。
もう少し、臙脂がかっているようなので、
西武の赤電のラズベリーあたりはどうでしょう?

室内灯を組み込んだら、こんな感じになりました。

滑り出しは上々といったところでしょうか。

つづいて、普通車です。
2階建て車輌を含んだこの「H編成」は、
1990年代前半の、東北新幹線「やまびこ」の看板列車です。
とうぜん、普通車の3列座席もすべて回転可能に交換済みと思っていました。
ところが、調べていたら2~4号車は除外されていたようです。
自由席だからでしょうか?
1号車などは、タミヤアクリルカラー#XF-23「ライトブルー」で、
2号車はGM鉄道カラー#03「黄かん色」で、
座席を塗ってあります。

ところで先頭車の座席表現は、
中間車のものと比べると、簡単というか、お粗末というか。
白く塗ると違いが強調されそうに思いまして、
枕カバーを塗ることは止めました。

そうそう。
先頭車のインテリアパーツは、
東海道新幹線のキツネ目100系と共通のようですから、
関係ないところは塗らずに済ませてあります。

先頭車で、色差しの前後を並べてみましょう。

窓越しに室内があるという奥行きが、
感じられるようになったのではないかと思います。

自由席の2号車はこんな感じ。


さて、次回こそキハ35系の続編なるか?

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4 コメント

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キツネ目 (ゆ~くんぱぱ)
2007-05-22 21:52:18
あぁ~ぁ、新幹線だぁー
このジャンルには手を出さないようにしようと我慢してたのにぃ~(笑)
自分は青いキツネ目がいいなぁ~。
白色室内灯良い感じですね。お財布には優しくないですがシート塗りがいっそう引き立ちますね。
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キツネ目が光る! (とりのさんぽ)
2007-05-24 00:07:51
ゆ~くんぱぱさん、こんばんは。

ワタシも青いキツネ目も手に入れたいと思っているのですが、未だ果たせずにいます。単に、ほかのものに気をとられているからですが。
とはいえ、今回この編成を手に入れまして、赤く光るキツネ目が、なかなかよろしい!
早く買って、もっと光らせてくださいよ〜!
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Unknown (haya1992)
2007-05-25 13:46:48
こんにちは、はじめまして。シート綺麗ですね。これらは筆塗りでしょうか?それともエアーブラシでしょうか?
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筆ですよ (とりのさんぽ)
2007-05-26 01:53:54
haya1992さん、いらっしゃいませ。

座席の色差しは、筆塗りでこなしています。
画像ではわかりにくいのですが、ムラやはみ出しなどはそれなりにあります。ただ、窓ガラス越しなら目立ちませんから、あまり気にしていないのです。
なお、塗る順序は背もたれから始めています。
窪みには塗料が溜まりやすいので、背もたれが完全に乾いてから座面を塗っています。
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