ＰＴ４２形パンタグラフを塗る

クラスター爆弾の制限に向けた条約を、日本政府も批准することにしたそうです。
この爆弾は、大きなひとつの爆弾を落とすと、小さな爆弾があたり一面に撒き散らされるものだそうで、
いちどに広い面積を攻撃できるから、効果の高い兵器なのだそうです。
ただ、撒き散らされた子爆弾が不発で終わると、将来になってからの処理が大変だという問題があると聞きます。
いわば、地雷をまき散らしているようなものですからね。

はじめのうちは、日本政府はこの条約の批准に消極的だったそうですが、
わりと期限ぎりぎりになってから、方針を転換することになりました。

兵器の禁止条約などというモノは、いわば紳士協定ですからね。
勝手な奴がいると、すべてがご破算になってしまう類いのモノです。
それでも、紳士協定に参加するということは、大事なことだと思います。
お互いを信頼しなくては、できないことです。
お互いを信頼することを前提として行動するわけです。
そのような行為の積み重ねが、明日の平和を作るのでしょうし、
それが人類の叡智というものだと思います。

さてと。
東急７０００系が、あふれんばかりにごろごろ。
屋根の色が明るいものは、下諏訪君からの預かりものです。

東急７０００系以外のモノも混ざっていますが。

パンタグラフを、塗りました。

車体にはめ込んでから、筆塗りです。
いわば、車体を塗装用保持用具にしたのです。
数をまとめれば、筆を手入れする回数も減ります。
ちょっとは楽ですね。

ついでですから、ＰＴ４２形パンタグラフを見比べてみました。

ＴＯＭＩＸの品番０２０６です。

詳細な形式はＰＴ４２１２Ｓ－ＡＭだそうです。
たしか、小田急７０００系を製品化したときに新しく作られた部品だったと思います。

こちらはグリーンマックスの品番８０－３。

形式はＰＴ４２形としか表示されていません。

シリンダーなど台枠の細かい表現で比較すると、グリーンマックス製のほうが好感が持てるように思います。