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子供が両手でやっと包み込めるくらいの大きさ、荔枝王という名前のデカいライチ。
ライチの季節はごく短い。
中国のフルーツって旬を過ぎると滅多にお店に出なくなる。
ライチは夏になるとまずお目にかかれなくなります。
今のうちに食べておかないとね。
肉厚で果汁たっぷり。
ライチと言えば楊貴妃の大好物ですね~。
唐の玄宗皇帝はこの人のために嶺南から長安まで1000キロ以上新鮮なライチを運ばせたとか。
早馬を揃え、短距離ごとに馬を替えて運んだんですって。
めったに笑わない楊貴妃ですが、ライチを食べると笑顔になるので、それ見たさに早馬でせっせとライチを運ぶ玄宗。
ただ現代でも、ライチって冷蔵でないとなかなか鮮度を保てない果物。
この果実は「枝を離れると1日で色が変わり、2日で香りが失せ、三日で味が変わり、4~5日経つと色、香り、味がすべてなくなる。」のだそうです。
そのライチを新鮮なまま運ぶって、ほんと大変だったろうに。
玄宗が、というより、周りの人々がね。同情…(⌒-⌒; )
ちなみにライチは、食べ過ぎると中医学で言う”上火”になるそうです。
身体に熱がこもり、口内炎やのぼせのような症状が出たり、喉が腫れて風邪っぽくなってしまったりするらしいので、食べ過ぎにはご注意を。
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