アンディの庭

アンディ小山です。自然の豊かな岩手から沢山のことを発信していきたいと思います。

南部鉄器 1

2010年06月24日 | 暮らし
      ボクをサポートして下さる優しい姉妹は「酒亭 かまや」というお店を
      二人で仲良く経営しています。
      彼女達が育った街はなんと、ボクのスクールの近所だったそうで
      思いがけない話に、花が咲きました。

      いち早くボクの「い・の・ち」と「グローリーディズ」を気に入って下さり
      ずうーっと応援してくれています。
      音楽にも詳しく的確なコメントを貰えてありがたいなーと思います。

      そのお店には鉄瓶がいくつも飾ってあって、とても立派な作品です。
      その事に話が向くと彼女たちはとても誇り高い様子で
      「父親の作です!」と答えました。

      岩手は鉄器製作が盛んで、「南部鉄器」として有名ですが
      窯元もいくつもあるようです。
      今や「南部鉄器」は、国際的にも脚光を浴びていて、
      フランスや中国での展示会ではバイヤー達が目を輝かせている
      と云う記事を読みました。

      鉄瓶でわかしたお湯は味も良く、自然に鉄分が溶け出して
      体にも良いそうです。
      住んでみるとその土地の思いがけない事に色々と出会うものですね。

よみがえる青春の日々

2010年06月20日 | 暮らし
この秋で早や三年目を迎えるボクの生徒のOさんは、昨年ガンを早期発見し
手術を経験しました。
彼はお仕事に励んだ人生を終え、リタイア後は音楽・歌を友とする事
に決め、すでに歩み始めていました。

今まであまり音楽に触れ合う機会が無かったOさんが選んだ楽曲は
フランク永井さんのものをはじめ、日本の曲でした。

その後、間もなく彼のスキルアップの為にボクが選んだ教材は
「エルビス プレスリー」の楽曲で、それはご本人が持っている
本来の力を引き出す為にぴったり!と思ったからです。

Oさんは戸惑いを見せたものの、ボクのガイダンスを信頼して下さり、
『ラブ ミー テンダー」「好きにならずにいられない」のような定番物から
エルビスの世界へと入り、その後「冷たくしないで」等のテンポの速い曲
へも進んで行きました。

エルビスを自分の音楽の原点と捉える様になり、本来の自分をしっかり
確認した頃、手術と向き合う事になりました。

エルビスのCDを何枚も持参して入院した彼は、ベットではその音楽と共に
過ごし見事にリカバリーを果たしたのです。

音楽を人生の友として生き始めた彼は、「音楽の持つ力」をしっかり
証明してくれましたよね!!なんて嬉しい事でしょう!

最近では究極の「ブルー スウェード シューズ」「トラブル」と
レパートリーも多彩で豊富になってきました

Oさんは又青春を取り戻しはつらつと元気にレッスンに通っています。
音楽が我々に勇気・元気を与え優しく癒してくれる事に
新ためて感謝したいですね!

ちなみに同じ生徒同士とは知らないナースのY子さんは、自分の病院
にCDを山ほど持参し入院して来たOさんが、とても印象に残っていた
そうです。
ボクがそーっと彼の様子を聞いた時にすべて納得!だったそうです。
偶然、彼女の働いている病院だったんですよね。

レポート

2010年06月19日 | 暮らし
先日、ボクのスクールでヴォーカル交流会が行なわれました。この会は勉強の場なので、
次回のレッスン時に、感想を聞いたりします。その内の生徒の一人から、以下のような
レポートが届きました。それを皆さんへもお伝えしたいと思います。

「6月12日は、スクールでのヴォーカル交流会でした。

普段個人レッスンを受けている私達生徒にとって、この交流会は、
みんなのヴォーカルに触れることができるとても貴重な機会です。

今回も、ハワイアンから始まり、ジャズのメドレーや、サラブライトマン、なつかしのABBAの曲などなど、
ハワイに居る気分になったり、まるで世界旅行をしているかのように、いろんな情景が浮かび、
いろんな気持ちを感じることができるという不思議な時間でした。

一人一人が、その曲を自分のものとして歌っているので、聴いていて、本当におもしろいのです。

そして、原曲を聴く以上に、その曲の良さを再確認することもあり、
「自分もこの歌を歌ってみたい!」と、欲張りな私は、皆さんの歌う歌、全てを歌いたくなってしまいます。

そのくらい、みんなのヴォーカルが素敵なんです☆

そして、いよいよ、ラストの私の番がやってきました。

実は・・・先日、私の大親友ががんで亡くなりました。

彼女は、私をいつも応援してくれ、励まし勇気付けてくれ、癒してくれる存在でした。

彼女は以前、自分の闘病について本を出版しました。
その時の出版記念パーティーで、私はスクールの仲間とともに、彼女の出版を祝い
「歌のプレゼント」をする機会をいただきました。

その時に、彼女と一緒に、マライア・キャリーの「HERO」を歌いました。
その日に向け、洋楽を歌ったことがない彼女も、このスクールで、先生のレッスンを一緒に受けました。

彼女は「歌うって気持ちいいね!」と笑顔で話していました。

彼女がいなくなったという事実は、正直未だに実感が湧きません。
でも、もう彼女に会うことはできないのです。

一緒に笑うことも、泣くことも・・歌うことも。

私は、彼女への「ありがとう」という感謝の気持ちをこめて、今回の交流会で歌う曲目を「HERO」にしました。
彼女に向けて、思いっきり歌える場を求めていたのかもしれません。

  歌うなかで、今までに感じたことのないような気持ちを味わいました。

私は、彼女に届くよう、天に向かって、まっすぐにブレスを飛ばしました。
すると、私の声が届き、彼女が天で聴いてくれていることを確信しました。
時には、彼女が私の中にいるとも感じました。
きっと一緒に歌ってくれていたのかもしれません。

私たちの「HERO」は永遠です。

彼女は私のHEROであり、そして私も彼女のHEROになれるよう、これからもっともっと進化していきます。
彼女が応援してくれている以上、進化し続けなければいけないのです。

ヴォーカルが、こんなにも人生を豊かにし、こんなにも素晴らしい体験をもたらし、
かけがえのない思い出を作ってくれるとは・・

全てのことに感謝でいっぱいです。      本当にありがとう。 」


読み終えて思い出したのはバイブルの一節、「まいた種のかりとる喜び」です。
幸せとはこういう事を云うんでしょう。
      

ポールマッカートニーの誕生日

2010年06月18日 | 暮らし
今日6月18日はポールマッカートニーのバースデイなそうで、
68歳になったと聞きました。ビートルズ解散後も彼本来の輝きは一層増してゆき
そのまま現在に至っているように見えます。

彼は単なるミュージシャンに留まらず自身の音楽を携え、全世界の人々に愛と勇気
そして希望を運ぶ祝福の配達人としての使命を、しっかりと果たしています。

その最たるものはロシア・モスクワ、赤の広場における彼のコンサートの中で、
我々人類に強烈なメッセージをアッピールしていた姿でしょう。
プーチン大統領も聴きに来ていましたよねー。

イデオロギーだの言葉だのという壁を瞬間的に取っ払ってしまう彼の素晴らしい人格と
音楽を尊敬しています。翌日のプーチン大統領との会見では世界の汚点である
「地雷」に理解と早急な対応を促し、大統領も真摯に受け止めていました。

ポールは人間本来の生きる姿勢をいつも我々にメッセージしてくれます。

ボクにとっての楽しいビートルズの思い出、それは日本に
初めてビートルズの映画が封切りされた日の事です。

「ビートルズがやって来る! ヤァー!ヤァー!ヤァー!」はテアトル東京で
上映されました・・・でその前にボクは前座(?)で「ハード デイ ナイト」を
まず歌いました。もう一曲歌ったのですが、早く映画を見せろっぽいムードになり、
何だったのかよく覚えていません。

映画ファンやビートルズファンだったら当たり前ですよねー・・
今となっては良い思い出です。

TEA PUNCH

2010年06月16日 | 暮らし
きたる7月9日(金)のボクのライブは、盛岡市内の老舗喫茶
Tea Hous「リーベ」が会場です/
そこ絵先日「リーベ」へサウンドチェックに出掛けましあ。
二回の素敵なスペースでライブなのでギターを持参し上へ行って先ずは
少し弾き歌いしてみまたのですが、何と言うか、とても懐かしいムード
に包まれました。

そこには思いがけず、ボクが二十歳の頃数多く出演した「ジャズ喫茶」のムードが
そのまま存在していて、瞬間的にタイムスリップしてしまったのです。

正直、サウンドチェックどころではなく、しばしそフャンタジーの世界に
浸っていて、現実の世界へ戻るには時間を要しました。
こんな事ってあるもんなんですねー
体中があたたかいムードに包まれた気分でしたヨ。

しばしの後、気を取り直し自分のパフォーマンス位置の確認等させてもらいました。
お客さんのいたのですがマスターの「イイですから!」という言葉に安心して
そのまま弾き歌いを続けてサウンドチェックを済ませました。
お客さんがいるからこそのサウンドチェックは臨場感があって、
なかなか良かったです。 ハイ! いよいよ当日が楽しみになりました。

・・・・でそのお客さんの一人が注文したのが「ティーパンチ」
なんと金魚が泳げる位のブランディーグラスという感じでボクの大好きな果物が
ダイナミックに盛り込まれていて、そのルックスに思わず見せられてしまいました。
ボクの目が釘付けになったのをマスターはさすがに見逃さなかったんですねー
サウンドチェック終了後、ぼくの目の前にドーンと出てきました。
飲みゴタエというよりは、食べゴタエの充分という生まれて初めての体験でした。

こういうアイスティーは本場イギリスでも飲めませんでしたよ!
マスターの大好きなイギリスのアーティスト・クリフリチャードに飲ませて、
いや食べさせてあげたいなー。 と思いました。

当日はマスターの好きなクリフの「サマーホリデー」を歌うぞ。

     WE'RE STILL YOUNG ONES !