アンディの庭

アンディ小山です。自然の豊かな岩手から沢山のことを発信していきたいと思います。

よみがえる青春の日々

2010年06月20日 | 暮らし
この秋で早や三年目を迎えるボクの生徒のOさんは、昨年ガンを早期発見し
手術を経験しました。
彼はお仕事に励んだ人生を終え、リタイア後は音楽・歌を友とする事
に決め、すでに歩み始めていました。

今まであまり音楽に触れ合う機会が無かったOさんが選んだ楽曲は
フランク永井さんのものをはじめ、日本の曲でした。

その後、間もなく彼のスキルアップの為にボクが選んだ教材は
「エルビス プレスリー」の楽曲で、それはご本人が持っている
本来の力を引き出す為にぴったり!と思ったからです。

Oさんは戸惑いを見せたものの、ボクのガイダンスを信頼して下さり、
『ラブ ミー テンダー」「好きにならずにいられない」のような定番物から
エルビスの世界へと入り、その後「冷たくしないで」等のテンポの速い曲
へも進んで行きました。

エルビスを自分の音楽の原点と捉える様になり、本来の自分をしっかり
確認した頃、手術と向き合う事になりました。

エルビスのCDを何枚も持参して入院した彼は、ベットではその音楽と共に
過ごし見事にリカバリーを果たしたのです。

音楽を人生の友として生き始めた彼は、「音楽の持つ力」をしっかり
証明してくれましたよね!!なんて嬉しい事でしょう!

最近では究極の「ブルー スウェード シューズ」「トラブル」と
レパートリーも多彩で豊富になってきました

Oさんは又青春を取り戻しはつらつと元気にレッスンに通っています。
音楽が我々に勇気・元気を与え優しく癒してくれる事に
新ためて感謝したいですね!

ちなみに同じ生徒同士とは知らないナースのY子さんは、自分の病院
にCDを山ほど持参し入院して来たOさんが、とても印象に残っていた
そうです。
ボクがそーっと彼の様子を聞いた時にすべて納得!だったそうです。
偶然、彼女の働いている病院だったんですよね。

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