友人の修三さんは55歳で見事大学院に合格!3年が経って・・・
この三月無事卒業したと報告に来てくれました。
大学では化学系だったという彼は修士を持たず工学にチャレンジ!
大変な努力をして最短距離で工学博士になったと云う訳です。
「死ぬ程勉強した!でも楽しくて楽しくて・・」と嬉しそうに語る
姿にスゴイなーと感心してしまいました。
そう云えば欠かさず来てくれたボクのステージも封印していましたからねー
共に喜びを分かち合って欲しいからとボクにも記念メダルを掛け
ドクター承認書を持たせて記念撮影?!嬉しそうだから・・ハイハイ。
お祝いのフラワーをとても喜び奥さんに早く見せたい!!そうですよねー
彼女の大きな愛無くしては実現不可能でしたから。
論文の終わりに彼が記したのは指導者をはじめ協力者その他沢山の方々への
感謝の言葉で、最後のところがボクの心に深く響きました。
彼はあの震災で大好きで尊敬していた優秀なたったひとりの兄を失いました。
彼のお兄さんは先輩後輩同輩に尊敬される立派な警視で所長だったのです。
それはほとんど街が壊滅した陸前高田で起こりました。
そう、あの奇跡の一本松が残ったところです。
殉職した時の状況には多くの人々が感動し大きく報道されました。
そのお兄さんが天国から応援してくれたと綴っていたのです。
震災から4年経った今、ここまでの修三さんの心境を見た気がしました。
そんな彼を心から祝福した楽しいひと時に感謝です。