関東三天狗の一つ、古峯神社を参拝する。天狗は深山幽谷に出現するという。アクセスが大変で、北千住駅から東武特急で71分、新鹿沼駅で下り、新鹿沼駅からバスで53分、古峯神社でおりる。新鹿沼駅では青空が見えたが、古峯神社は小雨だった。山奥ですよ。
地理的にいうと、日光・中禅寺湖の真南になる。日光開山の祖・勝道上人はこの地で修行したという。それ故、日光の修験者は、まずここで修験を積んだという。
修験の地なので、いつ創建されたかは分からない。修験者が集まるようになり、社ができたということではないか。
鳥居の右側が社殿があり、正面は古峯園という庭園である。
階段を上がると社殿だが、神社の社殿には見えない。修験の時代の面影が強い。豪農の邸宅と間違えそうだ。
一応、拝殿のようなものが付属しているが、賽銭箱は布で覆われていた。お参りは社殿の中で行う。
シンボルの天狗面があった。古峯神社の祭神は、日本武尊である。天狗は祭神の使者という位置づけである。
ここが拝殿。ここでお参りする。
建物の中を一巡したが、料亭の中を歩いた気がした。
随所に天狗のお面が飾られていた。
左に天狗の御朱印が飾られているね。古峯神社の天狗の御朱印は名高いが、見開きの2ページでもらう。ここの御朱印は種類が多い。
社殿に付属して、食堂がある。予約なしでも食べられる。安い方の1100円のものを注文した。精進料理でした。
多くの神社をまわっているが、ここは特色があって面白い。
食事後、神社の隣にある古峯園(こほうえん)を散策した。岩田亘太郎作庭の日本式庭園である。日本式庭園は大好きで色々と見て回ったが、ここは素晴らしい。自然の中にあるので周囲の環境が抜群である。
パンフレットに撮影禁止とあるが、それと知らずに写真撮影した。(パンフレットはあとで読んだ。)園内に「撮影禁止」の立て札でもあれば気がついたと思う。写真はあることはあるのだが、公にするのは憚れる。素晴らしい庭園なので見逃さないようにしよう。