東急池上線、石川台駅から御嶽山駅へと移動する。石川台駅のベンチに座っていると、隣の老婆にいきなり話しかけられた。ポツッと雨粒にあったたけど、大丈夫かしらと云う。天気予報では夕方から雨である。大丈夫なんじゃないのといった。
御嶽山駅で下りると、雨が降り出した。予想は当たらなかったわけだ。それどころか、急激に雨脚が強くなった。近年の雨の特徴である。
傘は持っていたので御嶽神社まで歩く。神社は駅前で5分もかからない。
神社名の石碑が巨大である。鳥居よりも高いぐらいだ。
神社名から分かるとおり、木曽御嶽山信仰を受け継いでいる。創建は不明だが、1535年頃には神社があったらしい。江戸幕府開府以前のことで古い。
ここは彫刻が見事なのだ。1831年に製作された。
見ている最中に、急激に豪雨に変った。ゲリラ豪雨である。
ご朱印を貰い、あわてて駅に向う。
御嶽神社と云えば、木曽の御嶽山の頂上に鎮座するのが本宮である。まだお参りしたことがない。祭神は、國常立尊(クニトコタチニミコト)である。
木曽福島へ行ったとき、駅の近くの御嶽神社をお参りしたが、御嶽教のご朱印で戸惑った。御嶽教は神道の流派の一つである。神仏集合の名残りが濃厚だった。