じゅんこの部屋 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

完成のある道は。

2010-12-09 09:28:34 | スポーツ
技術も経験もあるのに、大事な時に力が発揮できない。
調子がいい時と、悪い時の差が激しい。
練習量も、気合もあるのに本番に勝てない。。。

こんな経験は、誰でもあるのでなかろうか。
ここ一番に強い人、コケる人。。。
一体、この違いは、どこから来るのだろう。

1984年のロス五輪で、体操の個人総合金メダルに輝いた具志堅幸司選手。。。
大事な大会でミスをして、「勝っていながら、最後に逆転される」パターンが続き、
「先行の具志堅」と呼ばれた。

原因は「心の弱さ」にあると気づいた彼は、大学入学とともに、面識もない心理学の
教授を訪ねて、精神鍛錬方法を学ぶ。

日本ではまだイメージトレーニングという言葉さえなかった時代のことである。
やがて、彼は独自に学んだ心理学をメンタルトレーニングにつなげ、極度のプレッシャー
の中でも、最高の演技ができる集中力を身につけていく。。。

金メダルを獲ったロス五輪では、決勝の会場へ向かうバスの中で、全ての競技が頭の中で
完璧にイメージされたと言う。

そして最後に、一番高いところに「日の丸」が高揚されたイメージが浮かび、バスの中で
一人涙を流したという逸話が残っている。

いかに心理面の影響力が大きいか、知らされる。

やれることはすべてやった。
あとは、人事を尽くして天命を待つ、ということはあるだろう。

しかし、さらにここ一番で、最高の結果を得るに大事なのは、勝利に向かって、それが
鮮明にイメージされるまで到達しているかどうか。。。
勿論、そこに至るには、他人の窺い知れない血の滲む実地の努力あってこそである。

卒業のない道でさえ、結果を得るに、こうなのだ。

やることはやったから、結果は二の次。
結果より過程が大事。。。
望む結果が得られないと、ついつい出てくるこの思い。。。

しかし、これだけやったという「これだけ」とは「どれだけ」か。。。

卒業、完成のあるただ一つの道を進ませて頂く身は、常に振り返り、反省せずにおれない☆、
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