マイブームのスムージー

採れ過ぎのキュウリをどうしたら良いかと始めたのが貰い物のジューサーを使うこと。
最初はキュウリを粉砕撹拌しただけのジュースにしてみたが、青臭いだけでおいしくない。
この頃は、ミニトマト、ピーマン、バジルの葉も入れて、とにかく収穫物は凝縮ジュースのスムージーにしたら、捌けるだろうという考え。
レモン汁、酢、ゴマ油、塩、胡椒、蜂蜜、オリーブオイル、砂糖などを順次入れて試しているけれど、劇的においしくなることはない。
そこで昨日は上記のうち、ゴマ油、オリーブオイル、酢は入れずに、バナナと牛乳を入れてやってみたら、なかなかにおいしい。
コップ一杯くらいだと、荒くてどろどろ泡だったジュースでもおいしく飲める、というより流動食を食べるという感じで悪くない。
でも大量に作ると、２杯目、３杯目も同じ味かと思うと、それだけで胸焼けしそうな喉が詰まりそうな感じもしてくる。
何をどうしたらよいか、田舎料理の上手い友人に聞いたら『濾してみたら』と言う。
なるほどそれは試してみるべしと、排水口用水切り不織布ネットを使ってやってみた。
自然落下を待っていると、えらく時間が掛かり、緑色が消えて汚らしい色になった。
それでも、舌に蜂蜜とバナナの甘さが感じられ、喉越しなめらかなので、元のスムージーとはほぼ別物になり、病気がちの年寄にでも飲ませたい感じ。
それならと、ぎゅうぎゅうにくくり力任せに絞ったら、『おー時短になるじゃないか良いじゃないか』と思う間もなく不織布が破れた。
過ぎたるは及ばざるが如し、経験して加減は分かるわけで、一歩前進した。