こんなものが量販店に2280円で売られていた。
3分の1ほど芋を入れ、水を張った大きい樽(画像にあるのはプラスチック大バケツ)に突っ込んで竹かごを振り回すと皮が剥けるらしい。
よほどの大家族でもなければ、こんなもの必要としない。
仕出し屋とか総菜屋の道具として売られているのか。
住宅地に水路がめぐらされている水の豊富な地域に伝わる水車式の里芋自動皮剥き箱というのをテレビで見たことがある。
こちらは民芸品的竹かごだから、実用新案ではなく古くからの道具といった風情。
わがふるさとの伝統的民具だろうか・・それにしてもなんだか中途半端な作りと値段。
使っているところを是非見てみたいものだと思うし、自分でも使ってみたい。
でも里芋洗い皮剥きというだけではなく、ウナギ漁にも使えるというような付加価値がないと魅力に乏しい気がする。
中国では建築現場の足場が「竹」でした、この前まで。恐ろしい経済成長を成し遂げ現在は「香港」で悩んでいるようです。
お墓の近くで「竹」を捕ってきて、二度目の鉢の移植です。
地中も網籠のように根っこがびっしり。ゴメンねと声かけながら3つに分けて移植しました。
生存を学びます。
わがふるさとでも、竹製品の製作は農業のできない冬にやる仕事として発展しました。
十日町の市は少しは有名だったはず。
竹のザルがまだ家にありますから、二つ合わせて里芋の皮剥きを試してみたいと思っています。