水槽のなかに大量発生したサカマキガイを退治しはじめたのだが、全部きれいに排除してしまおうという気にはどうしてもならない。観ているとなかなかに動きが楽しいのだ。この貝はフタが無い。閉じこもることがない。ガラス壁にくっ付いて動くのだが、くっついているという感じがなく、よどみなく滑っていく。測ってみたら15秒で4センチ動いた。時速9.6mである。
水面を背面泳ぎもするのだが、小さい橙色の口をもぞもぞ動かしながら滑っていく。かわいいのである。同時的雌雄同体で自家受精はできない・・・と『愉「貝」な仲間たち!』で前橋工科大学大学院の阿部泰宜氏が書いている。ということは、よく貝どうしくっ付いてうにゅうにゅやっているのは、精子を交換しあっているのだろうか? まるでビジネスマンが名刺交換するように、『あ、どうも・・』てな感じで精子交換。『私切らしてしまいまして・・・』なんていうのも居たりして。
3匹でからまりあって、烈しく動いていることもある。あきらかに嫌がっていて振りほどこうとしている感じだったり、離れたと思ったらガラス面を1センチ位の孤を描いてターンして戻り合流またまたうにょうにょやり始めたりする。水中に浮んだまま静止していたり、スーッと浮上したり、それからスーッと沈下したりするのだが、どういう仕組みでやれるのだろう。尻尾のようなものは出しているが動かしてはいない。空気袋を持っていて、筋肉で圧縮したり、膨らませたりして上下しているに違いない。水中での横移動は不可能のようだ。サカマキガイは卵から孵化して1ヶ月で繁殖可能になり寿命は1年らしい。永い付き合いになりそうだ。
それに対して、1匹だけいるとんがり帽子のカワニナは雌雄があるのだそうだ。もし、もう1匹連れてきても同性なら繁殖はしないということなのだろう。こちらはサカマキガイの何倍もの大きさだが動きはのろい。そしてフタを持っているから時々水底に転がってフタを閉じ自分の世界にこもる。ガラス壁にぴったりと吸盤をくっ付けてやっと水面近くまで上っても何かの拍子にころりと水底に落ちていく。泳げない。あきらめがいいのか、ドジなのか、フタを閉じて死んだのかと思えばゆっくりフタを持ち上げて体をひねり体位を正常にして水底を這いだし、のろいのに意外に距離をかせいで意外なところにいたりする。カワニナは卵胎生なのだそうだ。サカマキガイはゼラチン卵塊を色んなところに産み付けるが、カワニナは卵なしで、いきなり稚貝が発生するということになる。友人のところでは以前、1匹しかいないカワニナから大量に稚貝が増えたというから、その1匹が授精したメスだったのだろう。これで私たちは貝について少々稚貝がわかる男になった。いや、違いが・・。
水面を背面泳ぎもするのだが、小さい橙色の口をもぞもぞ動かしながら滑っていく。かわいいのである。同時的雌雄同体で自家受精はできない・・・と『愉「貝」な仲間たち!』で前橋工科大学大学院の阿部泰宜氏が書いている。ということは、よく貝どうしくっ付いてうにゅうにゅやっているのは、精子を交換しあっているのだろうか? まるでビジネスマンが名刺交換するように、『あ、どうも・・』てな感じで精子交換。『私切らしてしまいまして・・・』なんていうのも居たりして。
3匹でからまりあって、烈しく動いていることもある。あきらかに嫌がっていて振りほどこうとしている感じだったり、離れたと思ったらガラス面を1センチ位の孤を描いてターンして戻り合流またまたうにょうにょやり始めたりする。水中に浮んだまま静止していたり、スーッと浮上したり、それからスーッと沈下したりするのだが、どういう仕組みでやれるのだろう。尻尾のようなものは出しているが動かしてはいない。空気袋を持っていて、筋肉で圧縮したり、膨らませたりして上下しているに違いない。水中での横移動は不可能のようだ。サカマキガイは卵から孵化して1ヶ月で繁殖可能になり寿命は1年らしい。永い付き合いになりそうだ。
それに対して、1匹だけいるとんがり帽子のカワニナは雌雄があるのだそうだ。もし、もう1匹連れてきても同性なら繁殖はしないということなのだろう。こちらはサカマキガイの何倍もの大きさだが動きはのろい。そしてフタを持っているから時々水底に転がってフタを閉じ自分の世界にこもる。ガラス壁にぴったりと吸盤をくっ付けてやっと水面近くまで上っても何かの拍子にころりと水底に落ちていく。泳げない。あきらめがいいのか、ドジなのか、フタを閉じて死んだのかと思えばゆっくりフタを持ち上げて体をひねり体位を正常にして水底を這いだし、のろいのに意外に距離をかせいで意外なところにいたりする。カワニナは卵胎生なのだそうだ。サカマキガイはゼラチン卵塊を色んなところに産み付けるが、カワニナは卵なしで、いきなり稚貝が発生するということになる。友人のところでは以前、1匹しかいないカワニナから大量に稚貝が増えたというから、その1匹が授精したメスだったのだろう。これで私たちは貝について少々稚貝がわかる男になった。いや、違いが・・。
笑ってしまいましたよ~( ̄▽ ̄)
「フタを閉じ自分の世界にこもる」とんがり帽子の
カワニナちゃんにもよろしくお伝え下さい。
・・・で、ジェームスは何処へ・・・?
カワニナは本日、少し大きめのと、かなり小さめのの2匹を仕事帰りに農業用水路から連れ帰りました。これでトリオです。全部同性なら・・・どうせいっちゅうねん・・・という叫びが水槽から湧き上がるかも知れません。
とんびさん もう水槽小宇宙が楽しくて、土俵小宇宙が楽しくて、発見や感動や能書きを書くことがあまりにも楽しくて のさまが目に浮かび、なんだか頭をくっつけて一緒に水槽を覗き込んでるような気がしますよ。
「ほら、今名刺交換しようとしたのに、名刺きらしたんだね」「見てよ、田舎くさい顔の栃乃洋が今日もかわいいだろう」とかの解説を聞きながら、なすの揚げびたしでビールを飲みながら夕暮れ過ごすのはステキかも、ねSINOさん。どうでしょう?
安馬の優勝はなくなりかけてますね。残念・・でもないけど。
コメントありがとうございます。また来てね。
最高デスね!♪私ゃあなたの 茄子がまま~♪・・・
夕暮れ時のそよ風に乗って、
粋な小唄も聴こえてきそうデス・ネ?(´艸 `*) フフフ♪
とんびさん、こんばんは~(´∀`)~☆
とんがり帽子のカワニナちゃんの2世たちが誕生したら、
写真をUPして下さいね~!^^
楽しみにしていま~す♪。:.゜ヽ(´∀`)ノ゜.:。+゜waku-waku☆
のりの効いた浴衣を着て団扇なんかを仰いでる姿がうかびました。
海苔の佃煮なんかを冷や飯に載せてお茶をぶっかけ、さらさらっとかっ込むなんてもいいやね。
ウチのニーナに感心を寄せて頂いて嬉しいです。
だんだん、皆に名前がついていくんです。
いしいさん
『すてき』を連発してもいいコメントを頂いたじゃないですか!?
即興洒落飛ばしのくるくる舞いをどうぞ!