


裏山を徘徊する時にも落ち葉の積もっている場所ではアイゼンが欲しいと思うことが多かった。
雪山を登山するような本格的なものではなくて、田舎で山菜採りをする時にも斜面で使い、田畑の法面の草刈りにも使えるようなものが欲しいと思った。
歩いて買い物に行ける範囲は往復で6km程度だけれど、その範囲にスポーツ店が撤退してなくなってしまった。
農機具を豊富に売っているようなホームセンターでも、豊富な種類の靴を置いてる靴店でも尋ねたけれどアイゼンは扱っていなかった。
困ったなと思っていたところ、家人の知人から思いがけなくも貰うことができた。
外見からも話し振りからも90歳近いとはとても思えない元気なお婆さまが、もう使うことはないからと、たくさんの思い出話を付けて・・・。
さっそく、裏山を徘徊するときに履いている靴に嵌めようとしたら、かかと部分と前の方とで段差がないと装着できないと分かった。
長靴になら装着できるので、草刈りと山菜採りに使えるが、山歩きにはそれ用の靴が必要となった。
冬山登山もやっていたという人の使っていたアイゼンなので幅の調整だってできる本格仕様。
今夏は田舎の新潟県で1回は軽い山に登りたいと考えて、1日1万歩のウォーキングをこなしてきたのだから、トレッキングの靴は欲しい。
結果、アイゼンを先に手に入れ、それに見合う靴を買うことになるという後先だが、本日は街中のスポーツ店に靴と折り畳みストックを買いに行く予定。
画像は染井吉野が咲く前に5分咲きとなった名の分からない一輪一輪が派手な八重桜。
そして、ふと足元に視線を移すと咲いていることの多くなった、縁石周りや舗装の見切りの隙間にたくましく生える普通の野生菫。
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