
昨年の蝉の蛻(もぬけ)の殻がまだしがみついていた。
一人の人気タレントによるセクシースキャンダルが、起用テレビ局に、芸能界全般に、全テレビ局に、マスコミ全体に、男女雇用均等不備全般へと問題が広がっている。
フジサンケイグループ側の会見をチラチラ観ていると、なんでこの自分がこんな場に居なくてはならないのだと戸惑いつつあからさまな不愉快顔で応える首脳陣の表情がドラマチックだ。
長年君臨したらしいドンが退任(解任ではなさそう)し、役員に女性も数人入っていたが、その程度で刷新と新生への道筋ができたとは思えない。
せめて男女役員比を半々にするとか、女男比2:1にするとか、女性を社長にあるいは会長にあるいはグループ代表にするなどをすべきだった。
カミングアウトしている性的少数者も社外取締役の中に1人は入れるべきかも知れない。
それより何より、第三者委員会でしっかり被害が認定された元アナウンサーの社会復帰が1番大事なのではないだろうか。
本人も望んでいたという職場復帰という地位回復がなされるべきだ。
そうしてハラスメント全般対策室長を兼務するとかガバナンス対策室長兼務とか、常務とか、役員とか、なんだったらグループ内の一つの会社社長とか。
やり直しのできる世の中を作り上げていく、トップランナーになろうとするくらいの意気込みと方針を示すべきだ。
そうでもしてくれないとフジテレビなんぞ観てやらない。
・・・・沖縄の問題が、フジの組織の問題として、
内地の人の問題として、報道されているように思えます。
もっと、女性の立場から,真剣に考えて欲しいです。
>フジは・・・... への返信
エンターテインメント業界の悪しき慣習とかって、テレビを観てる側には伝わってこないですからねぇ・・
こういう事例は、じつは枚挙にいとま無しというのか、氷山の一角なのでしょうね。
財務省解体と同様に大ナタを振るわないといけないことなのでしょう。
まだまだどうなっていくのか注視したい問題です。