
山科川縁で甲羅干しをする3匹の亀を向こう岸に見つけて不思議を感じた。
子孫を残すためには、雌雄どちらか或いは双方で相手のフェロモンを感じ取って接近交尾するのは間違いない。
それでも亀が連れ立って泳いでいるシーンは観たことがないので、鳩のように番(つがい)となることはなく、その時期だけの接触なのだろう。
山科川の下流でつながっている木幡池には亀が多数いるけれど、動き回るのは単独で、甲羅干しの時だけ群れる。
亀は目だけで、他の亀を亀と認識していて、臆病な亀が群れて甲羅干しをしていることを仲間の亀として認識しているようだ。
甲羅干しをするのに適した場所を巡って争うということはしないけれど群れるのは、快適フェロモンといったものを発しているのだろうか。
人の気配などを感じると次々にドボンと水中に逃げ込むのだが、群れることによって視界を広くする危険探知システム構築ということなのだろうか。
爪は結構な鋭さを持っているので、ゆっくりながら丸い石の上などでも時間をかけてよじ登る。
途中経過は観察したことがないけれど結果として乗っているのはよく観る。
そうして苦労した甲羅干し中でも、何かを察するや躊躇いなく素早く水中にドボンが不思議でたまらない。
・・・そうでしたか。
餌を食べる時、メスが優先権があり、オスは「後ずさり」して、待っています。
ゆるい温い日が現れたが、亀も季節を感じている。
ところが「寒の戻り」亜熱帯では「別れびーさ・寒さ」と表現します。素敵です。
寒さに、さ・よ・な・ら です。
>トリガミ... への返信
>「寒の戻り」亜熱帯では「別れびーさ・寒さ」と表現します。素敵です。
>寒さに、さ・よ・な・ら です。
寒さに名残惜しさを感じているんですね。
『ひーさっさーやー』という言葉を思い出しました。
>「トリガミ」
意味や由来は検索して分かりましたが、私は『ハエトリガミ』を想起しました。
ちょっとでも触れたら、なかなか脱出は困難です。
あがいたら益々はまり込むばかり。
桑原桑原桑畑三十朗。