
凌霄花の凌霄とは何だろう。
凌霄(りょうしょう)とは 『空をしのぐこと。志の高いことのたとえ』とある。
この花はニホンミツバチの蜜源のひとつなのだと蜂愛好仲間から教えてもらい、育てている苗を分けてもらったもの。
他所のお宅のノウゼンカズラを見ると、低い位置に垂れ下がっていて風情がある。
そのようになれば良いと思って杉の木に這わせたのだが、その杉は台風時にすごく揺れたということをお隣さんから聞かされて、高所作業車を使い、かなり高い部分まで枝打ちしてあった。
幹だけになった部分に蔓が茂り花が覆うだろうと期待したのだが、蔓は伸び上がっていくばかりで一向に花を付けなかったのがようやく数輪ずつ2箇所に咲いた。
ここまでに6年程かかったのは、2年目に草刈り中、誤って根元を切ってしまったりしたこともあったから。
ようやく咲いて、記事を書こうと検索してみると、庭に植えてはいけない理由とか、蜜には微量の毒成分があるなどと書いてある。
ニホンミツバチは集蜜能力が低いので、ほとんど影響はないと考えられているとの記述も見つけてホッとした。
鳴物入りというほどではなかったのだけれど、喜び勇んだすぐ後に水をさされた。
もうこうなったら、垂れ下がってゴージャスに咲かなくても良いから、志高く杉のてっぺんまで伸び上がったら良い。