(原題:THE TOOLBOX MURDERS)
【2003年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)
「悪魔のいけにえ」にインスパイアされて、1978年にデニス・ドネリー監督が作り上げたホラー・ムービーのリメイク作品。
ハリウッドにあり、夢ある住人たちが数多く入居している由緒あるラスマン・アパート。100年の歴史を持つアパートは老朽化し、補修工事を行っている真っ最中だった。そこへ越してきたのが求職中の女教師ネル(アンジェラ・ベティス)と病院に勤めるスティーブ夫婦。古びたアパートに不満を漏らすネル。その夜、人が襲われる声をきいたネルは警察を呼ぶが、それは役者である男性たちが台詞の練習をしているだけだった。しばらくして、ネルは再び隣室のサフランの悲鳴をきいて警察に連絡するが、部屋には誰もいない。警察は人騒がせな彼女の言動を笑い帰って行った。しかし、彼らが立ち去った後の部屋の天井には、サフランが生きながら無数の釘で張り付けられていた。やがてネルはこのアパートの中に隠されたもうひとつの建物があることに気がつく。隠し部屋を発見した彼女は、そこで身の毛もよだつ光景を目にする…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/27/0062bf9ef9696f47109da55c6d4ea6f7.jpg)
トビー・フーパー監督の「悪魔のいけにえ」に、刺激を受けた監督が作ったホラー映画を、トビー・フーパーがリメイクするなんて、不思議な因果を感じます。
オリジナル作品は観たこと無いんですが、きっと大工道具を使った殺人鬼の話なんでしょうね~。
アメリカのホラー映画といえば、不死のモンスターが登場し、次々に人を殺していくというのが定番ですね。
心霊的な恐怖よりは、肉体を破壊される恐怖の方が怖いようです。
そういう意味では魅力的なモンスターを作りあげるのが上手いです。
今作品でも、黒魔術によって不死の肉体を持つようになったラスマンというシリアルキラーが登場します。
ラスマンホテルを一人で設計したラスマン。
黒魔術の魔法を成功させるために、隠された部屋を作り出す…。
何となく綾辻行人の館シリーズを彷彿とさせるような設定もいい感じです。
ただ、もうちょっとひとひねりというかワン・スパイスあると、面白いキャラクターに変貌するかもしれないです。
ラスマンが使用するのは工具。
巨大ペンチや電動ドリル、電動ノコギリに釘打ち銃。
あらゆる大工道具が、人々を血祭りにしていきます。
こういうのは、本作を観るのはもちろん、メイキングが面白いんですよね。
ほぉ~、こうやって作ってるんだぁ…って。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/41/f04b44c6fc967dd15403928d975475a2.jpg)
ヒロインとなるアンジェラ・ベティスが、何となくともやの好きなゴスっ娘クリスティーナ・リッチに似ていて好感触。
続編できるかな?
監督はトビー・フーパー。
【2003年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)
「悪魔のいけにえ」にインスパイアされて、1978年にデニス・ドネリー監督が作り上げたホラー・ムービーのリメイク作品。
ハリウッドにあり、夢ある住人たちが数多く入居している由緒あるラスマン・アパート。100年の歴史を持つアパートは老朽化し、補修工事を行っている真っ最中だった。そこへ越してきたのが求職中の女教師ネル(アンジェラ・ベティス)と病院に勤めるスティーブ夫婦。古びたアパートに不満を漏らすネル。その夜、人が襲われる声をきいたネルは警察を呼ぶが、それは役者である男性たちが台詞の練習をしているだけだった。しばらくして、ネルは再び隣室のサフランの悲鳴をきいて警察に連絡するが、部屋には誰もいない。警察は人騒がせな彼女の言動を笑い帰って行った。しかし、彼らが立ち去った後の部屋の天井には、サフランが生きながら無数の釘で張り付けられていた。やがてネルはこのアパートの中に隠されたもうひとつの建物があることに気がつく。隠し部屋を発見した彼女は、そこで身の毛もよだつ光景を目にする…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/27/0062bf9ef9696f47109da55c6d4ea6f7.jpg)
トビー・フーパー監督の「悪魔のいけにえ」に、刺激を受けた監督が作ったホラー映画を、トビー・フーパーがリメイクするなんて、不思議な因果を感じます。
オリジナル作品は観たこと無いんですが、きっと大工道具を使った殺人鬼の話なんでしょうね~。
アメリカのホラー映画といえば、不死のモンスターが登場し、次々に人を殺していくというのが定番ですね。
心霊的な恐怖よりは、肉体を破壊される恐怖の方が怖いようです。
そういう意味では魅力的なモンスターを作りあげるのが上手いです。
今作品でも、黒魔術によって不死の肉体を持つようになったラスマンというシリアルキラーが登場します。
ラスマンホテルを一人で設計したラスマン。
黒魔術の魔法を成功させるために、隠された部屋を作り出す…。
何となく綾辻行人の館シリーズを彷彿とさせるような設定もいい感じです。
ただ、もうちょっとひとひねりというかワン・スパイスあると、面白いキャラクターに変貌するかもしれないです。
ラスマンが使用するのは工具。
巨大ペンチや電動ドリル、電動ノコギリに釘打ち銃。
あらゆる大工道具が、人々を血祭りにしていきます。
こういうのは、本作を観るのはもちろん、メイキングが面白いんですよね。
ほぉ~、こうやって作ってるんだぁ…って。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/41/f04b44c6fc967dd15403928d975475a2.jpg)
ヒロインとなるアンジェラ・ベティスが、何となくともやの好きなゴスっ娘クリスティーナ・リッチに似ていて好感触。
続編できるかな?
監督はトビー・フーパー。
![]() | ツールボックス・マーダーハピネット・ピクチャーズこのアイテムの詳細を見る |
僕も今借りてるペドロ・アルモドバルフェア(自分で勝手に(^-^;;)を返すときに借りようかなぁ
>その道具で殺す所を想像すると、ものすごく痛そうでどうしようか考えていたんですが、これはいけそうですねぇ。
ものすごくじゃないけど、けっこう痛い…かな?
心底怖いわけじゃないけど、気晴らしに観るのにいいかも。
ホント、アメリカ人はこういうホラー好きですよね。
(いや、ともやも好きですけど…)
>僕も今借りてるペドロ・アルモドバルフェア(自分で勝手に(^-^;;)を返すときに借りようかなぁ
フェア開きたい!
今は「マスター・オブ・ホラー」フェアに突入したいんだけど、時間がないのだぁ。
DVDのパッケージの方が100倍くらい怖そう!
トビー・フーパー監督の作品なんで、てっきり
よっぽどゴア度が高い作品なんだろうと
思って観たら、すごくおとなしい作品だったので
逆に驚いちゃいました!
言われないで観ちゃったら、トビー・フーパーの作品だって気がつかないですよね。
普通に面白かったんだけど、フーパーならではの『これぞゴアだ!』っていうのが欲しかったですよね。