ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

バス男

2008年04月22日 | 映画(は行)
(原題:NAPOLEON DYNAMITE)
【2004年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★☆☆)


2005年MTVムービー・アワードで作品賞を受賞。
主演のジョン・ヘダーも音楽シーン賞とブレイクスルー演技賞を受賞した脱力系学園コメディ。

アイダホの高校に通うナポレオン・ダイナマイト(ジョン・ヘダー)は、ルックスもダサければ頭も良くない高校生。友達もいないし、軽いイジメにもあっている。そんなある日、メキシコから転校してきたペドロ・サンチェス(エフレン・ラミレッツ)と仲良くなることに。やがて学校のダンス・パーティが開催されることになるが、もてない2人には一緒に行くガールフレンドがいない。しかし、ペドロはちゃっかりと、ナポレオンが知り合った同じ学校のデビー(ティナ・マジョリーノ)とダンスの約束を取り付けてしまう。あせったナポレオンは得意の画で、可愛いトリシャ(エミリー・ティンドール)とダンスの約束をすることになるが…。



バスも関係なければ、主人公はオタクでもない。
公開当時、「電車男」が大ヒットしていたために、こんな邦題が付けられてしまった悲しい作品。
「ナチョ・リブレ」のジャレッド・ヘスの初監督作品。



パソコンのチャットにハマっているナポレオンの兄チップ(アーロン・ルーエル)や、怪しげな商売をチップと行うリコ伯父さん(ジョン・グリース)など、変なキャラクターが登場するんですが、とにかくゆるいです。
ゆるいというか覇気がない。
でも、こんな雰囲気の作品って何だか過去に思い当たるぞ…なんて思いながら観てました。

そして途中でその作品がピーンと頭に浮かびました。
このゆるさって「ピーナッツ」(スヌーピーが登場するアニメ)にそっくり。
そりゃナポレオンは、チャーリー・ブラウンのようにみんなに愛されていないし、スヌーピーのような愛犬もいない。
でもこのゆるさは「ピーナッツ」のアニメにそっくり。
そう思ったら、ナポレオンがチャーリー・ブラウンに、ペドロがライナスに見えてきて、俄然面白くなってきました。



ダンス・パーティのシーンではシンディローパーの名曲『Time After Time』のカバー曲も流れ、選曲もいい感じ。

普段のトロさがこれでもかと描かれるナポレオン。
それ故に、ラストのダンス・シーンは圧巻!
いや、めっちゃ格好良いよ、ナポレオ~ン!

地味に好きかも、この雰囲気。

監督はジャレッド・ヘス。


バス男

20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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Napoleon Dynamite(「バス男」輸入盤サントラ)
Original Soundtrack
Lakeshore

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花嫁はギャングスター ソウルウエディング

2008年04月22日 | 映画(は行)
(英題:MY WIFE IS A GANGSTER 3)
【2005年・韓国】DVDで鑑賞(★★★★☆)


2001年に1作目が公開。
2003年に2作目が公開。
キャストを一新し、2005年に公開された人気コメディ・アクションの第3弾。

香港のマフィア花白蓮会は、敵対勢力と勢力争いが激化し始めていた。そこで会長=ボスであるラム(ティ・ロン)は、一人娘のラム・アレン(スー・チー)を韓国へ避難させることにする。彼女を託された韓国東方派のボス、ヤン(キム・ビョンチュン)は、ちょっと間抜けな若頭ハン・ギチョル(イ・ボムス)を呼び出し、アレンの正体を告げぬまま保護任務を命じる。ギチョルは、間抜けな部下サンマ(オ・ジホ)とタイ(チョ・ヒボン)と共に、アレンの付き添いをすることになるが、誰も広東語が分からない。そこで通訳の女性ヨニ(ヒョニョン)を雇うことに。最初はヤクザな3人を怖がっていたが、アレンの凄さに便乗し、図に乗り始めるヨニ。やがて、香港からの刺客がアレンの命を狙ってやってくるが、ギチョルは有能な自分が狙われていると勘違い。ドタバタな逃走劇を繰り返す中、ギチョルはアレンが香港マフィアのボスの娘であることを知る…。



シリーズ1~2作目で主演だったシン・ウンギョンはまったく出てきません。
一応「3」ということになっていますが、全くの別作品。
「2」のラストで、シン・ウンギョン演じる鋏錐組の女親分チャ・ウンジンを狙って、中国から女殺し屋(チャン・ツィー)が登場。
決着がつかぬまま、このまま「3」に続く…みたいな終わり方だったのに、こんな展開ですかぁ。
いや、スー・チー大好きなんで、コレはコレで大アリなんですけど。



コメディながらも、スー・チーの流れるような格好良いアクションが堪能できます。
三級片のH系女優からよくここまで頑張ったなぁ…と、思わずにはいられません。
でも今作ではちょっとHなシーンもあるけどね。



車で階段を駆け下りるシーンは、Hながらも大爆笑。
この辺が何となく韓国映画っぽいね。

ここは是非とも前作シン・ウンギョンとスー・チーの女親分バトルを観てみたいなぁ。

あと、1作目の頃、ハリウッドでリメイク決定ってニュースがあったけど、どうなったんでしょ?

監督はチョ・ジンギュ。


花嫁はギャングスター ソウルウエディング

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■シン・ウンギョンが主演のシリーズ前作はこちら

花嫁はギャングスター

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ザ・ブライド 花嫁はギャングスター2

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