ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

セルラー

2007年12月12日 | 映画(さ行)
(原題:CELLULAR)
【2004年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★★☆)


監禁された女性に迫り来る危機と彼女からの電話を受けた青年が救出へ向け奔走する姿を、緊迫感溢れるタッチで描いたサスペンス・スリラー。

高校の科学教師であるジェシカ・マーティン(キム・ベイシンガー)は、愛する夫クレイグ(リチャード・バージ)と11歳の息子リッキー(アダム・テイラー・ゴードン)と共に幸せな暮らしを送っていた。ある日、ジェシカがリッキーを学校へ送り帰宅したところへ、突然見知らぬ男たちが侵入。ジェシカは彼らに拉致されて、どこかの家の屋根裏部屋へ監禁されてしまう。リーダー格の男イーサン(ジェイソン・ステイサム)は、屋根裏部屋に設置されていた電話をハンマーで打ち砕き、彼女を残して立ち去っていく。彼女に対し顔を隠そうとしない彼らの態度に、いずれ殺されることを察するジェシカ。ジェシカは粉々になった電話のワイヤーを接触させ、ダイヤル信号を送ることに成功する。そんなジェシカからの電話を受け取ったのが、ライアン(クリス・エバンス)だった。最初はいたずら電話だと思っていたが、電話の向こうから聞こえてくる状況に態度を一変。携帯電話を持って警察に向かうことに。警察に着いたタイアンを応対してくれたのは、ボブ・ムーニー巡査部長(ウィリアム・H・メイシー)。ムーニーは27年務めた警察を辞め、妻とエステ事業を立ち上げようとしていた。しかし、ムーニーがジェシカの説明を聞こうとしたときに、署内でトラブルが発生。ムーニーはライアンに4Fの殺人課へ行くよう指示する。ライアンは4Fへ行くが、そこは携帯の電波が入らない場所。仕方なくライアンは警察を後にする。一方、イーサンたちの目的が夫クレイグであることを知ったジェシカ。本当のことを話し終えたら殺されると思ったジェシカは、要領の得ない答えでイーサンをはぐらかそうとする。満足な答えが引き出せないとみるや、イーサンは息子のリッキーを誘拐しようとする。それを知ったリッキーは、イーサンたちより先にリッキーを保護しようとするが…。



最近サスペンス映画を観てもツッコミどころが多い作品が多かったんだけど、これは面白かった。
大まかな物語は知っていて、ツッコミどころがたくさんあるように思えたんですが、その辺の伏線もバッチリ張ってありました。
さすがはラリー・コーエン。



たった1本の電話からとんでもないことに巻き込まれていく様は、何となく1作目の「ダイ・ハード」を彷彿とさせるような流れ。

久々にワクワクさせていただきました。



今回悪役を演じるのは、ジェイソン・ステイサム。
とことん非道な男ですが、これはこれで格好良い。
ラストも携帯電話を使った小粋な演出を仕掛けてくれてるしね。



そして事件の真相に気付いて、果敢に奮闘するウィリアム・H・メイシーも格好良し。
この作品は、変な恋愛要素とか入れてない点も、非常に好感触。
何年かに1回は見直したい、面白いサスペンスでした。

続編があっても面白いかもね。
またトラブルに巻き込まれるジェシカ。
ライアンの携帯が鳴り、
『またあんたかい? もう電話しないって約束だったろ!』
でも人の良いライアンは、とんでもない災難に巻き込まれていく。
ちょっと観たいかも。

監督はデヴィッド・R・エリス。


セルラー

アミューズソフトエンタテインメント

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Cellular(「セルラー」輸入盤サントラ)

La-La Land

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セルラー
ラリー コーエン,クリス モーガン
メディアファクトリー

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日高トモキチのトーキョー博物誌(1)/日高トモキチ

2007年12月12日 | BOOK
ちょっと前に購入した本。
日高トモキチ「日高トモキチのトーキョー博物誌」(第1巻)


トーキョー博物誌 1―日高トモキチの やすらぎの動植物観察ナビ (1) (ガンボコミックス 10)
日高 トモキチ
デジマ

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これはマンガのフリーペーパー「コミック・ガンボ」で連載されていた情報マンガ。
この人の絵、すごい好きです。
東京に棲息するいろんな動物や鳥、昆虫などを追っかけたフィールドワーク・マンガ。
いろいろ為になるし、面白し。

でも母体であるコミック・ガンボ、休刊だってね。
フリーペーパーは広告収入が命。
創刊当時も、この雑誌採算ちゃんと取れてるの? 
…って気になってたけど、ダメでしたかぁ。
でも創刊して1年は、頑張ったんじゃないのかな。
ひとつ心配なのは、このコミックの続巻。
もう出ないだろうなぁ。
有名な作家だったら他の出版社から刊行って流れもあるんだろうけど、日高トモキチさんは微妙にマイナーだからなぁ(ともやは大好きな作家さんなんだけど)。

ケーブル・ガイ

2007年12月12日 | 映画(か行)
(原題:THE CABLE GUY)
【1996年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★☆☆)


ストーカーまがいのケーブル・ガイ=ケーブルテレビ設置工につきまとわれる青年の悪夢を描いたブラック・コメディ。

不動産会社に勤めるスティーブン・コヴァックス(マシュー・ブロデリック)は、同居していた彼女のロビン(レスリー・マン)と喧嘩をして、新しいアパートで暮らすことになった。早速ケーブルTVの申込みをしたのだが、なかなかケーブル・ガイがやってこない。4時間後にやってきたケーブル・ガイ(ジム・キャリー)は、妙に馴れ馴れしい態度の変わり者だった。根がお人好しのスティーブンは、そのケーブル・ガイの好意を無下にできないと受け入れるが、留守電にびっしりメッセージを吹き込んだり、スティーブンのバスケットチームに乱入するなど、常識を逸脱した行動が続いていく。やがて、友情の印にと、大画面テレビ付きカラオケセットを勝手に彼の部屋に持ち込む始末。不信に思ったスティーブンは、親友のリック(ジャック・ブラック)にケーブル・ガイの素性を調べてもらうように頼み込む。スティーブン宅で開かれたカラオケ・パーティで娼婦をあてがわれたことにスティーブンは激怒し、ケーブル・ガイと絶縁を図ろうとするが…。



ジム・キャリー。
「ブルース・オールマイティ」以降の作品は好き(年齢を重ねてウザさがマイルドになってきたから?)なんだけど、この頃の彼の作品は苦手。
「マスク」や「バットマン フォーエバー」など、コミック的な作品ならいいんだろうけど、現代劇であのキャラクターはちょっとウザいんですよね。



ともや自身も大人になったし、観ても大丈夫かな? 
…と思っていましたが、やっぱりこの頃の彼は苦手。



それにしてもこの作品、キャストが今では信じられないような豪華さ。
監督が、ともやの大好きなベン・スティラー。
彼は劇中で、双子殺人事件の容疑者として何度も登場。
そして共演にジャック・ブラックとオーウェン・ウィルソン。
ジム・キャリー!
ジャック・ブラック!
ベン・スティラー!
オーウェン・ウィルソン!
わお!
これを豪華と言わずして何と言おう。

監督はベン・スティラー。


ケーブルガイ

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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The Cable Guy(「ケーブル・ガイ」輸入盤サントラ)

Sony

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