ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

トランスモーファー

2007年11月25日 | 映画(た行)
(原題:TRANSMORPHERS)
【2007年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


人類と機械生命体との死闘を描いたSFアクション映画。

2014年。宇宙よりやってきた機械生命体によって人類の9割が死滅。生き延びた生存者たちは地下に逃げ延び、機械生命体から地上を取り戻すべく機会をうかがっていた。そこで政府は、反逆者として冷凍監獄に入れられていたミッチェル大尉(マット・ウォルフ)を召喚する。ミッチェルは、かつて機械生命体との戦いで唯一生還を果たした伝説の男だった。ミッチェルは作戦を成功させるために、同じく冷凍監獄に入れられていた有望な部下イッチー中尉(グリフ・ファースト)を釈放させ、優秀な兵士たちを集めていく。かくして機械生命体から地上を取り戻すために、ミッチェルたちの苛酷な戦いが始まる…。



原題からしてコレなので、完全なる便乗パクリ作品。
"フォーマー"じゃなくって"モーファー"。
モーフィングから取ったんでしょうね。

ただ地下に追いやられた人類が、地上を取り戻すという設定は、この間観た「バイオハザード2034」と一緒。
地上を占領しているのがゾンビか機械生命体かの違いだけ。



地上を占拠している機械生命体。
飛行形態→ロボット形態→戦闘形態と3段階の変形を遂げる。
感覚としては「超時空要塞マクロス」のバトロイドに近い存在かも?
もちろんフルCGで描かれているのですが、予算的な問題で実写との合成がかなり雑です(笑)。



俳優も上手い演技ではないですが、数々あるB級作品の中ではマシな方かな?



個人的には、アレクスタヴィッチ博士が作った女性アンドロイドがすごいツボにハマったのですが、キャスト名が分からず。
格好良いなぁ。
彼女を主人公にすれば良かったのに…。

監督はレイ・スコット。


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ナンバー23

2007年11月25日 | 映画(な行)
(原題:THE NUMBER 23)
【2007年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★☆☆)


"23"という数字の謎に取り憑かれてしまった男の数奇な運命を描いたサスペンス・ミステリ-。

動物管理局に勤めるウォルター・スパロウ(ジム・キャリー)は、自分の誕生日に古本屋で妻のアガサ(ヴァージニア・マドセン)と待ち合わせをする。そこで、アガサから『ナンバー23』という自費出版された殺人ミステリー小説をプレゼントされる。最初は殺人ミステリーなど興味がなかったウォルターだったが、その小説には自分とそっくりの生い立ちが描かれた主人公が登場していた。小説の主人公フィンガリング(ジム・キャリー)。幼いころに体験した殺人事件。トランペットを趣味にし、私立探偵をしているフィンガリング。細かな部分は違うが、ウォルターは奇妙な類似点が気になって仕方なかった。やがてフィンガリングが出会うブロンドの女(リン・コリンズ)。彼女は"23"という数字の呪いに、精神的に追いつめられていた。女は自殺し、【23の呪い】はフィンガリングに取り憑く。この奇妙な小説にのめり込んでいくウォルター。そして自分の周りにも"23"の数字が満ちあふれていることに気が付く。自分の誕生日。妻と初めて出会った日。ケンケン式を挙げた日。住民保証カードの番号。現住所…。ウォルターは、フィンガリングと同じように愛する女性を殺してしまうのではないか…という強迫観念に縛られ、この小説を書いた作者トップシー・クレットを探し出そうとする…。



ひえ~、2週間前に観ていたんだけど、今頃の感想アップです。
一言でいうなら電波系の映画。

天地創造があったのは、紀元前4004年10月23日。
ジュリアス・シーザー暗殺時の刺し傷は23ヶ所。
テンプル騎士団に存在した23人の総長。
ラテン語の構成文字数は23。
人間の性を決定付けるのは、23番目の遺伝子。
TWA機の事故で爆発した座席番号は23。
ユークリッド幾何学の定義は23個。
古代マヤ人が信じた世界の終末は、2012年12月23日。
�広島への原爆投下は、8時15分(8+15=23)。

この作品はジョエル・シューマッカー監督の23番目の作品。
そしてこの映画の公開日が11月23日。

まぁ、最後のは関係ないですが、こじつけ的な23という数字にこの映画は溢れています。
『自分はフリーメイソンに命を狙われている』という戯れ言に近い、電波系の物語。
嫌いじゃないですよ、こういう電波系のお話。



主人公ウォルターを演じるのは、「ブルース・オールマイティ」から好きになり始めたジム・キャリー。
本当に細かいところで"23"が散りばめられています。
本屋の番地(5+9+9=23)。
公演でジョギングをする選手の背番号が重なり"23"になる。
そういうのを探していくと面白いんでしょうね。



そして小説の中の主人公フィンガリングを演じるのもジム・キャリー。
こちらはワイルド仕様です。
こういう役所のジム・キャリーを見るのは初めて?
かなり新鮮です。



果たしてウォルターは、フィンガリング同様愛する人を殺してしまうのか?
この小説に隠された謎とは?

どうやらこの作品は、ラストを隠すために全世界でノベライズ本の発行が禁止されたらしいですけど、そんな隠すほどのものかしらん?
ともやはそれほどミステリーを読む人ではないんだけど、こういうオチって昔からあるオーソドックスなネタですよね?
観終わってともやが最初に感じたのは、ミッキー・ローク主演の「エンゼルハート」だったね…というもの。
ともやが昔に読んだ綾辻行人のミステリー「十角館の殺人」や最近公開したハル・ベリー主演の「パーフェクト・ストレンジャー」もこの系統。
他にも調べるといろいろあるんでしょうけど、面倒くさいからしません。

でもこういうテイストの作品は好きですよ。

監督はジョエル・シューマカー。

2007年11月23日公開
公式HP:ナンバー23


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