(原題:STORMBREAKER)
【2006年・ドイツ/アメリカ/イギリス】試写会で鑑賞(★★★☆☆)
アンソニー・ホロヴィッツのベストセラー小説「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズを映像化したスパイ・アクション映画。
幼いときに両親を亡くした14歳のアレックス・ライダー(アレックス・ペティファー)は、銀行員をしている叔父のイアン・ライダー(ユアン・マクレガー)と一緒に暮らしていた。イアンは英国諜報機関=MI6の諜報員だったが、ある任務を遂行中に殺し屋に殺されてしまう。幼い頃から語学・格闘技・射撃など、スパイに必要な能力を本人も気づかぬうちに仕込まれていたアレックスは、イアンの葬儀の日に不審な人物を見つけ、MI6の本部に潜入する。そこでMI6の特別作戦局のミスター・ブラント(ビル・ナイ)とジョーンズ夫人(ソフィー・オコネドー)にスカウトされ、アレックスは史上最年少のMI6諜報員となる。そんなアレックスに課せられた最初の任務は、IT事業の成功者ダリル・セイル(ミッキー・ローク)を調査すること。セイルは次世代コンピューター【ストームブレイカー】をイギリスすべての学校に寄付をする計画を立てていた。ブラントは、一見寛容に見えるこの行動に巨大な陰謀を感じていたのだ。コンピューター雑誌のコンテストで優勝したコンピューターオタクに成り代わったアレックスは、厳重に警備され要塞化したセイルの屋敷に乗り込んでいく…。
14歳の中学生(主演のアレックス・ペティファーが全然14歳には見えないが…)が、悪の組織と戦っていく、ティーン向けの軽快アクション映画です。
アレックスは14歳なんで、車の運転もバイクの運転もできません。
だから自転車でのチェイスです(これはちょっと新鮮でしたわ)。
そして「トランスポーター」のジェイソン・ステイサムを彷彿とさせるロープアクション!
かなりドキドキさせてくれます。
だってドニー・イェンがアクション監督をしているんですもの。
ティーン向けとはいえ、手なんか抜いたりしておりません。
金属を溶かすリップクリーム、パラシュート内蔵のディパック、盗聴器サーチなど、ソフトを入れ替えるごとにさまざまな機能を発揮するニンテンドーDSなどなど、一時期の007を彷彿させる秘密道具が続々と登場します。
アレックスが挑むのは、ミッキー・ローク演じるセイルを始めとする、ぶっ飛んだキャラクターの敵たち。
ミッキー・ロークも美味しくなってきました。
このままジョン・トラヴォルタのような俳優さんになっていって欲しいモノですわん。
綺麗どころもかなりいい感じです。
イアンの家でずっと家政婦をしており、アレックスの育ての親でもあるジャック・スターブライトを演じるアリシア・シルヴァーストーン。
アレックスの通う中学校の同級生サビーナ・プレジャーを演じるサラ・ボルジャー。
どちらも今後がちょっと楽しみな女優さんですわん。
アレックスの叔父であるイアンを演じるユアン・マクレガー。
彼の活躍も期待していたんですが、最初の数分で出番終了。
ちょっと残念でした。
原作はまだまだ続いているし、映画自体も続きができるような終わり方をしているんだけど、厳しいかもなぁ。
映画は面白いんだけど、続編を作るとなったらアレックス・ペティファーはもう使えないでしょうしね。
今でも14歳に見えないのに、続編を作るときには完全に大人になっちゃうだろうし…。
主人公の配役を毎回代えていけば、続編も可能かな?
ジャックとアレックスがカタコト日本語でしゃべるシーンや、秘密兵器でニンテンドーDSが出ただけで会場は大爆笑。
その反応にともやは、逆にドン引きしてました。
何で日本人はこんなことくらいで爆笑するんだろう。
ニヤリとはするけど…ね。
まぁ古くから外国人が日本に来た時のお約束だから。
ブルース・ウィリスが主演した「ハドソン・ホーク」でも、『ニンテンドー』って単語が出ただけで会場は大爆笑してましたからね(苦笑)。
きっと外国人の間でマニュアルがあるんだと思います。
カタコトの日本語で『スシ・ゲイシャ・テンプラ』とか言っておけば日本人は喜ぶ…って(笑)。
逆「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」みたいに、外国人が全編カタコト日本語で台詞をしゃべる映画を作れば日本でヒットするんじゃない?
ハリウッドのみなさん、ここ狙い目ですよ。
台詞の合間に『ロデオボーイII』とか『かんぴょう巻』とか『キムタク』といった単語を入れるだけで日本人は大爆笑しますから。
監督はジェフリー・サックス。
アクション監督はドニー・イェン。
2007年10月27日公開
公式HP:アレックス・ライダー
■シリーズ6作目にして完結編の原作はこちら
【2006年・ドイツ/アメリカ/イギリス】試写会で鑑賞(★★★☆☆)
アンソニー・ホロヴィッツのベストセラー小説「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズを映像化したスパイ・アクション映画。
幼いときに両親を亡くした14歳のアレックス・ライダー(アレックス・ペティファー)は、銀行員をしている叔父のイアン・ライダー(ユアン・マクレガー)と一緒に暮らしていた。イアンは英国諜報機関=MI6の諜報員だったが、ある任務を遂行中に殺し屋に殺されてしまう。幼い頃から語学・格闘技・射撃など、スパイに必要な能力を本人も気づかぬうちに仕込まれていたアレックスは、イアンの葬儀の日に不審な人物を見つけ、MI6の本部に潜入する。そこでMI6の特別作戦局のミスター・ブラント(ビル・ナイ)とジョーンズ夫人(ソフィー・オコネドー)にスカウトされ、アレックスは史上最年少のMI6諜報員となる。そんなアレックスに課せられた最初の任務は、IT事業の成功者ダリル・セイル(ミッキー・ローク)を調査すること。セイルは次世代コンピューター【ストームブレイカー】をイギリスすべての学校に寄付をする計画を立てていた。ブラントは、一見寛容に見えるこの行動に巨大な陰謀を感じていたのだ。コンピューター雑誌のコンテストで優勝したコンピューターオタクに成り代わったアレックスは、厳重に警備され要塞化したセイルの屋敷に乗り込んでいく…。
14歳の中学生(主演のアレックス・ペティファーが全然14歳には見えないが…)が、悪の組織と戦っていく、ティーン向けの軽快アクション映画です。
アレックスは14歳なんで、車の運転もバイクの運転もできません。
だから自転車でのチェイスです(これはちょっと新鮮でしたわ)。
そして「トランスポーター」のジェイソン・ステイサムを彷彿とさせるロープアクション!
かなりドキドキさせてくれます。
だってドニー・イェンがアクション監督をしているんですもの。
ティーン向けとはいえ、手なんか抜いたりしておりません。
金属を溶かすリップクリーム、パラシュート内蔵のディパック、盗聴器サーチなど、ソフトを入れ替えるごとにさまざまな機能を発揮するニンテンドーDSなどなど、一時期の007を彷彿させる秘密道具が続々と登場します。
アレックスが挑むのは、ミッキー・ローク演じるセイルを始めとする、ぶっ飛んだキャラクターの敵たち。
ミッキー・ロークも美味しくなってきました。
このままジョン・トラヴォルタのような俳優さんになっていって欲しいモノですわん。
綺麗どころもかなりいい感じです。
イアンの家でずっと家政婦をしており、アレックスの育ての親でもあるジャック・スターブライトを演じるアリシア・シルヴァーストーン。
アレックスの通う中学校の同級生サビーナ・プレジャーを演じるサラ・ボルジャー。
どちらも今後がちょっと楽しみな女優さんですわん。
アレックスの叔父であるイアンを演じるユアン・マクレガー。
彼の活躍も期待していたんですが、最初の数分で出番終了。
ちょっと残念でした。
原作はまだまだ続いているし、映画自体も続きができるような終わり方をしているんだけど、厳しいかもなぁ。
映画は面白いんだけど、続編を作るとなったらアレックス・ペティファーはもう使えないでしょうしね。
今でも14歳に見えないのに、続編を作るときには完全に大人になっちゃうだろうし…。
主人公の配役を毎回代えていけば、続編も可能かな?
ジャックとアレックスがカタコト日本語でしゃべるシーンや、秘密兵器でニンテンドーDSが出ただけで会場は大爆笑。
その反応にともやは、逆にドン引きしてました。
何で日本人はこんなことくらいで爆笑するんだろう。
ニヤリとはするけど…ね。
まぁ古くから外国人が日本に来た時のお約束だから。
ブルース・ウィリスが主演した「ハドソン・ホーク」でも、『ニンテンドー』って単語が出ただけで会場は大爆笑してましたからね(苦笑)。
きっと外国人の間でマニュアルがあるんだと思います。
カタコトの日本語で『スシ・ゲイシャ・テンプラ』とか言っておけば日本人は喜ぶ…って(笑)。
逆「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」みたいに、外国人が全編カタコト日本語で台詞をしゃべる映画を作れば日本でヒットするんじゃない?
ハリウッドのみなさん、ここ狙い目ですよ。
台詞の合間に『ロデオボーイII』とか『かんぴょう巻』とか『キムタク』といった単語を入れるだけで日本人は大爆笑しますから。
監督はジェフリー・サックス。
アクション監督はドニー・イェン。
2007年10月27日公開
公式HP:アレックス・ライダー
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Stormbreaker: Alex Rider(「アレックス・ライダー」輸入盤サントラ)Milanこのアイテムの詳細を見る |
Alex Rider: Operation Stormbreaker(「アレックス・ライダー」輸入盤サントラ)Andersson / Forsman / Asplund / Asplund,Nick / Potashnick, Luke Atkinson,J. / Kwiecinski, J. / Perry, J. / Willis, M. Emery,Toni / Garcia, Dean Halliday,Colin MacIntyre,Alan Parker,Greg Walsh,Alan Parker,London Metropolitan Orchestra,Carla ValletMilanこのアイテムの詳細を見る |
ストームブレイカー (集英社文庫 ホ 9-1 少年スパイアレックス・シリーズ 1)アンソニー・ホロヴィッツ集英社このアイテムの詳細を見る |
■シリーズ6作目にして完結編の原作はこちら
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