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能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

日本イノベーター大賞2017 大賞はメルカリのCEO ユニコーン企業、日本に、もっと出てこい!

2017年12月04日 | マーケティング
日経BP社が主催している「日本イノベーター大賞2017」。
今年で16回目。
産業界で新しいサービスやテクノロジー、ビジネスモデル、コンテンツを創り出したイノベーターを表彰するプライズです。
選考委員長は、三菱総研、元東大総長の小宮山さん。

今年の大賞は、メルカリCEOの山田進太郎さん。
スマートフォンアプリで、フリマ経済圏を拡大、時価総額で10億ドルを突破した日本では数少ないユニコーン企業です。
それにしても、フリマというアナログの世界をデジタルに変えたという着想には驚かされます。

優秀賞に川本技術研究所の代表とBAKE会長の長沼真太郎さん。

BAKE・・・北海道生まれのチーズタルト。
全国に60店舗あるそうで、どこのお店も長~い行列。
10種類あった洋菓子をチーズタルトに絞り込みキラーコンテンツとしたことが成功に導きました。

ソフトパワー賞に「うんこ漢字ドリル」の古屋雄作さん。
小学生向けの、今まで誰も気づかなかったコンテンツです。
最近では、別の出版社から「おなら漢字ドリル」も登場(笑)。
こうなるとドリフターズの加藤茶さんの「・・・チンチン」の世界です。


重要なのは、イノベーションをさらに進化させていくこと。
明日のために、ユニコーン企業が日本に、もっと出てきていただきたいものです。

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月刊BIG tomorrowが廃刊 38年続いた成功雑誌が幕引き 日本の若者たちは堅実人生を歩みます

2017年12月03日 | 本と雑誌
街の本屋さんの数が、どんどん減少しています。
それどころか本屋さんのお客さんも減るいっぽう・・・。
年配、シニア層の時間つぶしの場になっているようです。

出版不況・・・歴史ある雑誌も年々休刊、廃刊。
ちょっと寂しい出版業界です。

スマホやタブレット、時代の流れに逆らうことはできません。

書店には、週に一回は必ず訪れているのですが、
店頭で「月刊 BIG tomorrow(ビッグ・トゥモロウ)」の廃刊を知りました。

創刊して38年間。
青春出版社から400号以上が世に出されました。
読者層は、大学生から若きサラリーマンの男性・・・。


この雑誌のコピーは、「お金のことから仕事、人生まで。あなたが変わる!
人生の成功やキャリアアップ、起業や投資まで、ちょっと危ない話を織り交ぜたテーマを取り上げた、
若き志と夢、向上心に訴求するコンテンツを毎号取り上げていました。
芸能人や経営者、スポーツ選手などのインタビュー記事で飾られていました。

最終号の特集は、
「説得力のある話し方」
「読んで身になる読書術」など・・・。

時代の趨勢とは言え、月刊BIG tomorrowの廃刊は、時代の流れを顕在化したものだと思います。

今の若者…大学生、20歳代のビジネスパースン・・・。
オヤジ世代のような夢を持てないジェネレーションなのかもしれません。
生まれてから、ずっと不況・・・バブル経済を知りません。

とても現実主義者、リアリストで、自分の世界を大切にする人たちが多いように思います。
彼らの特徴は、次のような感じなんですかね。
 
・クルマもマンションも欲しくない
・カーシェアやレンタルでOK
・いつでも動ける賃貸派
・絶対、ローンを組まない
・モノに固執しないミニマリスト
・恋愛感覚より友達感覚
・スマホ、タブレットに強くても、PCでのタイプが出来ない
・少食で健康志向
・環境意識高し
 
底から這い上がろう!というギラギラ感を持っていたオジサン、オバサンからすると、
ちょっと異次元のヒトに見えたりもします。

そして、オジサン世代としては、背も高く、足も長いスマート君は羨ましくもあります(笑)。

でも、彼らは、リアリスト・・・。
もう、BIG tomorrowの世界なんて、昭和の価値観になってしまったんでしょうね。


ちょっと寂しく、久々に買ったBIG tomorrow最終号に目を通した日曜日です。

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広島の隠れ家・半べえ庭園 日本庭園と半べえ温泉で、ゆったり、まったり、エネルギーチャージです

2017年12月03日 | まち歩き
広島駅から車で15分。
広島の隠れ家とも言える小さな日本庭園があります。
地元の人も、なかなか訪れない隠れたスポットです。
 
 
 

よく手入れされた庭園は、小ぶりながらも静寂の空間。
 
 
 

結構式場やお見合い、忘年会や新年会などの会合にも使われているのですが、
すごいのは、温泉とレストラン。

半べえ温泉は、露天風呂もあるスーパー銭湯の小型版。
入湯料は、わずか770円。
 

それから、鯛めしやてんぷら、刺身、牡蠣などが楽しめるレストランや料亭、喫茶店もあります。
そこで働く人たちもフレンドリー・・・ホスピタリティ高し・・・です。
 
 

ちょっと疲れたら、ここの温泉でゆっくり、まったり・・・。
(残念ながら、宿泊施設はありません)
 
 
 

風呂上りのビールが、サイコーです(カープの鈴木誠也風に)。
チアーズ!!!


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広告マンの働き方 カラダとメンタルを守るために・・・相談できる人、逃げ場を作る、手を抜く&さぼる

2017年12月02日 | 社会・経済
大阪、平日の17時過ぎ、電通ビル・・・。
電気がすべて消えています。
ちょっとびっくり。
 

広告代理店では、17時からが仕事の本番。
電通事件が引き起こした社員の自死、しかも水面に出てきた2度目の事件。

前回の最高裁の判決文をすべて読みましたが、途中で涙してしまいました。
自分の20歳代の頃のアドマンとしての志、想いが判決文のストーリーとオーバーラップして、
土日も仕事に邁進する姿に目が熱なりました。

そして、今回のまつりさんの事件。
心よりご冥福をお祈りいたします。

電通も労務管理について大きく舵を切ったようです。
厚労省の「過重労働撲滅特別対策班(かとく)」が立ち入り調査に入った電通。
労働基準監督官は、司法警察官の権限を有しており、
労働法の強行規定の違反に対しては法に基づき逮捕することも出来ます。
これには、同社の経営幹部もヒビったのでしょう。

働き方改革、ワークライフバランス、プレミアムフライデー・・・。
日本人の美徳と言われていた長時間労働に、疑問符が立ち始めました。

元アドマンとして、「24時間働けますか?」世代として、隔世の感があります。
スピードが求められる、成果・業績の求められる職種で客商売の仕事は、
必然的に長時間労働、不規則労働が強いられることになります。

しかも、広告マンは、スマホやケータイ、パソコン、タブレットで情報武装されており、
まさに24時間臨戦態勢に置かれています。
競合の代理店との競争もあり、アカウントを巡っての熾烈な戦いの真っただ中・・・。
そのストレス、メンタルは、大変なものだと思います。

業務改善やタイムマネジメント、仕事の5Sやワークシェアリング・・・
仕事のやり方を変える手法はありますが、これを非定型業務のサービス業でやっていくのは至難の業。
現場の人からすれば、机上の空論であり、そんなの無理!ということになると思います。
現場のマネジャーは、人事局からの社員の労働時間帳票で指導が入るため、ただ「早く帰れ!」と言うことぐらい・・・。
あとは、ラインの管理職が、部下の仕事を抱えて業務を進めていくしかありません。
そんなことをしていれば、今度は、管理監督者が倒れる羽目になります。

広告代理店や総合商社に入る若者たちは、その業界の持つダイナミクス、魅力に憧れ、
その中にドップリ浸かることに至上の喜びを感じています。

本当に、仕事も面白い。
自分たちが、この世界を動かしているようにも思えます。
まさに、チクセントミハイのいう「フロー」体験をしています。

広告代理店で働く彼彼女に伝えたい。
長時間労働や加重労働で健康を害するのは、絶対に×です。
自分のカラダ、ココロが資本です。

ギリギリまで働く、修羅場を経験しなければキャリアハイを獲得することは難しい。
競争に勝つ、成果を獲得する、業績を上げるというプレッシャーも理解できます。

そんな矛盾する前提で、3つの助言をさせていただければと思います。
元アドマンとして、特定社会保険労務士としてのオヤジのつぶやきとして読んでやってください。

1.相談できる友人、彼氏彼女、親、上司を持つ
決して一人で抱え込まないことです。
解決策は必ずあります。
ロールモデルとしている上司や先輩、彼氏彼女、友達・・・相談に乗ってくれる人を持ちましょう。
話すだけでも、聞いてもらえるだけでも、心は軽くなると思います。
上司、先輩、管理監督者が助け舟を出してくれたり、上長にかけあってくれるかもしれません。
(広告代理店時代、小職の同期は、仕事に耐えられず、人事局に駆け込んだヤツもいました。緊急避難・・・それもアリです)
広告業界でサバイブしている人たちは、ポジィティブ、楽観的な人たちが多かったような気がします。

2.逃げ場を作る
自分を追い込まないこと。
時間がたてば、きっと、何とかなります。
そのためには、人生の逃げ場が必要になります。
カフェでもいいし、趣味の店でもいい・・・一人になれる場所・・・。
数か所のシェルターを作ることにより、冷静さを獲得することが出来ます。


3.手を抜く、さぼる
仕事人、プロフェッショナルとして、後ろめたい感じがします。
が、どんな仕事でも3年間続けると、その仕事の重要なポイント、コツがつかめてきます。
そうすると、たいして大切ではない仕事では手を抜くことが出来ます。
それに、大部分のサービス業では、人の生死に直接かかわるような仕事は一般的にあまりないと思います。
そこでは、手を抜いたり、さぼったりすることも可能だと思います。
(もっとも、事故や事件に繋がる可能性の高い自動車会社や鉄鋼メーカーで、強度をごまかしたり、検査を省くというのは論外です!)

まずは、広告のプロフェッショナルとして頂上を目指してください。
そして、その途中、さまざまな障害や事故、トラブル等の壁にぶち当たると思います。
そんな時、必ず3つの助言を読んでくださいね。

広告代理店で働く若き精鋭の皆さんの健闘を心からお祈りいたします。
大好きな仕事をやっているのだから、あえて「ガンバレ」とは言いません。
元気で、とりあえず元気で!

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マリンライナーに乗って瀬戸大橋を渡りました 瀬戸内海の美しさに感動  ニッポンの技術力は凄いなあ

2017年12月01日 | 旅行
久々に、マリンライナーに乗って瀬戸大橋を渡りました。
本当に、長い区間を走るJR瀬戸大橋線です。



それにしても、日本の技術力、経済力は、すごいな!と改めて実感。
しかも、四国には鳴門大橋、しまなみ海道を含めて、3本の橋がかかっているんですからね。


多島美・・・日本のエーゲ海と言われている瀬戸内海
まさに、ブルーオーシャンです。
その美しさに、改めて感動しました。


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