能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

ジップの法則 2位の数字は1位の半分・・・言語や自然現象、社会現象に見ることが出来るジップの法則

2023年11月10日 | マネジメント

米国の言語学者ジョージ・キングスリー・ジップ博士は、英語・英文の出現頻度の高い単語を調査。

1位は「the」7%、2位は「of」3.5%、3位は「and」3%という結果になりました。

この単語の出現頻度はシェイクスピアの「ハムレット」でも同じだそうです。

つまり、1位の半分が2位となり、1位の3分の1が3位になるということです。

このジップの法則は、都市人口の順位、ウェブサイトのリンク数、業界の企業規模、さらには割れたガラスの破片の大きさにも当てはまるそうです。

不思議ですね。

さらに東京23区の人口(1位/920万人)の半分は2位の横浜市(370万人)になります。

東京23区の人口(1位)の3分の1は3位の大阪市(270万人)になります。

米国のニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴの人口もジップの法則が当てはまります。

広告業界でいくと1位の電通の売上は2位の博報堂の2倍あります。

言語や自然現象、社会現象に見ることが出来るジップの法則。

3対2対1に帰結するという法則です。

実に不思議・・・。

順位と規模は、「神の見えざる手」によって決まっているのかもしれません。


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