米国の言語学者ジョージ・キングスリー・ジップ博士は、英語・英文の出現頻度の高い単語を調査。
1位は「the」7%、2位は「of」3.5%、3位は「and」3%という結果になりました。
この単語の出現頻度はシェイクスピアの「ハムレット」でも同じだそうです。
つまり、1位の半分が2位となり、1位の3分の1が3位になるということです。
このジップの法則は、都市人口の順位、ウェブサイトのリンク数、業界の企業規模、さらには割れたガラスの破片の大きさにも当てはまるそうです。
不思議ですね。
さらに東京23区の人口(1位/920万人)の半分は2位の横浜市(370万人)になります。
東京23区の人口(1位)の3分の1は3位の大阪市(270万人)になります。
米国のニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴの人口もジップの法則が当てはまります。
広告業界でいくと1位の電通の売上は2位の博報堂の2倍あります。
言語や自然現象、社会現象に見ることが出来るジップの法則。
3対2対1に帰結するという法則です。
実に不思議・・・。
順位と規模は、「神の見えざる手」によって決まっているのかもしれません。