スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した2024年版「世界人材ランキング」。
日本の人材競争力は主要な67カ国、前年から横ばいの43位。
ちょっとショッキングな新聞記事です。
天然資源のないわが国は、科学立国、技術立国を目指していかなければなりませんが、人財の国際性の評価が依然として低く、過去最低順位が継続しています。
中国新聞10月3日朝刊
IMDは毎年、各国・地域の人材競争力について、人材に対する「投資と育成」、国内外から人材を引きつける「魅力」、人材活用の「準備度合い」の3分野で評価、採点しています。
国際ビジネス社会の中で、日本の魅力が低下傾向・・・「国際性」「魅力」がないことが主要因だと思います。
DX、AI、ダイバーシティ、ESG・・・日々変動していく世界経済の中で生き抜いていくためには、学校教育、社会人教育、リスキリング、リカレント教育を変革、イノベーションしていかなければなりません。
2024年の世界首位はスイス。
トップ10の大半を欧州勢が占める中、アジアからは前年よりも6つ順位を上げたシンガポール(2位)と7ランク上昇の香港(9位)の2カ国・地域が入りました。
山椒は小粒でもぴりりと辛い・・・これからの日本は人財にかかっています。
もう一度「坂の上の雲」を目指して、人づくりをしていかなければならないと思います。
がんばろう!ニッポン