能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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高級腕時計、高級ブランドが売れているコロナ禍の中の日本・・・自粛、ステイホームでも富裕層はエンターテイメント魂さく裂!

2021年06月06日 | マーケティング

日曜日の朝刊を広げると、全30段のカラー広告。

地場の百貨店・福屋の高級腕時計ロレックスの広告です。

見開き2面を贅沢に使った新聞広告・・・迫力あります。

コロナにも関わらず、百貨店では、高級腕時計、高級ブランドが売れているそうです。

1日に何件もの100万円を超える高級腕時計が売れているとのこと。

ニューリッチの人が買っていくといいます。

新型コロナウイルスのために、海外旅行にも行けない、パーティもない、外食も出来ない、エンターテイメントも楽しめない・・・。

自粛、ステイホームで、ストレスもたまってきたし、これまで欲しかった腕時計でも買おうか・・・孫・子の世代にも遺せるし・・・という感じだと思います。

さらに、ポルシェやメルセデスも販売が好調とのこと・・・。

富裕層は、いつの時代でも王侯貴族なんですね。

アベノミクス、コロナの蔓延、日銀発の政策で市場にはマネーがジャブジャブ・・・。

株式、債券、ゴールド、不動産などの資産は右肩上がり・・・。

ニューリッチが、その中でたくさん出てきています。

持つもの、持たざる者の格差が、さらに進んでいくのだと思います。

富裕層には、

元々名家の「オールドリッチ」、

医者・弁護士などの「プロフェッショナルリッチ」、

事業で成功した「勝ち組リッチ」「ラグジュアリーリッチ」、

土地・資産を持つ「ストックリッチ」、

事業を売却引退した「リタイアリッチ」がいると言われています。

 

彼彼女たちの関心は、5つあるそうです。

1 資産防衛

2 教育・社会貢献

3 エンターテイメント

4 セキュリティ

5 美容・健康・アンチエイジング

 

高級腕時計や高級ブランドは、エンターテイメントに入るんでしょうか。

腕時計のコレクションをしている友人から聞いたところでは、リッチ層に人気のある腕時計は、ロレックス、ブルガリ、カルティエ、パテックフィリップ、フランクミューラー、ウブロ、ブランバン、ブレゲ、オメガだそうです。

スーパーリッチは、ボヴェというスイス時計を収集しているとのこと。

ため息です。

小職の腕時計は、世界のSEIKOですが・・・笑。

 

富裕層・・・欲しいものが自由に買える・・・羨ましくもあります(笑)。

歴史をたどると、パンデミックの後には一時的にデフレとなり、そのあとインフレーションが襲い掛かっています。

個人的には、賃金が下がり物価が上がるというスタグフレーションも視野に入れておかなければならないと思います。

卵を一つのカゴに入れないという分散投資・・・現金、株、投信、外貨、金などに分けて持つことが今まで以上に大切になってきています。

 

日曜日の朝刊のゴージャスな新聞広告を見て、経済についていろいろと考えた日曜日の朝でした。


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