能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

不良定年・・・教科書的な定年後よりも「嵐山光三郎」流定年後に魅かれる昨今 川の流れに身を任せ・・・

2020年06月19日 | 本と雑誌

半年に一回は、本の整理をしています。
6月と12月・・・不要となった雑誌や書籍をドカンと捨てます。
悲しいことに、資源ごみです。
今回の本の整理で見つけたのが、嵐山光三郎さんの名著。

不良定年
嵐山光三郎著  ちくま文庫  680円+税

10年前に購入した本なのですが、同著は、この先いつか読むよなあ~と思って買ったもの。
積読・・・今まで、読んでいませんでした・・・。
が、年をとるのは怖いもの・・・本箱の奥に保管しておいた同書にハマってしまいました。
同著は、「不良中年は楽しい」「不良社員の条件」と並び嵐山さんの「不良三部作」である名著。

「不良定年」は、嵐山さんの人生論であり、処世訓でもあります。
現在、50~60歳代の方、特に、男性には目からうろこの好著だと思います。

◆目次
序章 不良定年として生きる
PART1 不良定年の実録的生活と意見
PART2 不良定年の蒸発的快楽旅行記
PART3 不良定年の花鳥諷詠的挑発力
あとがき 善人定年となるなかれ

付箋紙を挟んだところをピックアップしてみました

荷風、谷崎は不良定年の鏡

不良定年は自前のモラルをもとう


約束したことは呆けて忘れる


信号は無視する


権威と無縁になる


不機嫌をよしとする


競輪ざんまい


競争しない


全力投球


昼からビールを飲む

昼から風呂に入る


小銭をかせぐ


美的生活


落ちぶれた同僚にたかる


若いものはだます


道楽


ソフト帽を愛用


浴衣で宴会


・・・100個の親父モラルを提示しています・・・すごい!

徒然草を不良定年への指南書として読む

らしき服装

旅寝論

50~60歳代のミドル、シニアの方々が、とても勇気づけられる一冊だと思います。
どうせなら、この際、この嵐山光三郎さん並みのパワー、フォースを発揮しましょう!

テキトー論の高田純次さんのファンでもあるのですが、嵐山光三郎さんのロジックにも惹かれます。
そのためには、準備、助走期間が必要ですが・・・笑。


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