カープ球団は、安定的な収益の確保、ファンづくりのために民間企業とのコラボを続けています。
カープグッズの販売は、入場料や放映権料と並ぶ球団の維持発展のための収入源。
プロ野球で唯一親会社を持たないビンボー球団でスタートしたカープのDNAです。
プロ野球で唯一親会社を持たないビンボー球団でスタートしたカープのDNAです。
そんな中、今度は、カープの国語辞典。
それも、東京神田の三省堂とのコラボです。
ちょっとびっくりです。

スマホや電子辞書全盛の中、アナログで勝負というのが、とっても良いです。
そういえば、昨年は、カープドリルも売れました。
カープファンの子どもたち(その親御さんかな?)は、カープの計算ドリル、漢字ドリルにチャレンジして学力の向上に結び付いたのではないかと思います(笑)。
カープの国語辞典のキャッチコピーは、「それ行け!カープ それ引け!サンコク」「鯉に恋した赤い三国」。
サンコクというのは、三省堂の国語辞典を略したもの。
用例には、たる募金やカープぼうや、鯉党などが用いられるようです(笑)。

カープの歴史を紐解くと、一番最初のカープグッズはカープ鉛筆だったようです。
昭和20年代、貧乏カープは解散、消滅の危機、山口県下関に本拠地があった大洋ホエールズとの合併の危機にさらされました。
広島市民は、ナイター設備もない県営グラウンドに設置された酒樽に募金。
そんな時に、カープ鉛筆を作って、選手や球団職員がカープファンに一所懸命売ったのだと思います。
鉛筆と国語辞典・・・何だか懐かしく温かい気持ちになりました。
3月の発売が楽しみです。
