能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

工務店、工事会社の売上アップ!コンセプト一つ、言い方ひとつで売上が変わる マーケティングのチカラ

2020年08月23日 | マーケティング

看板が好きです。

街歩きの際に、気になる看板があると思わず、たたずんでしまいます。

ITの時代、今ではデジタルサイネージが主流になっていますが、個人的にはペンキで書かれた看板が好きです。

 

工務店、工事会社などは、実力本位、実績本位で、マーケティングからは遠い存在に見えますが、そうではありません。

ドラッカーやコトラーが言うように、コンセプト一つ、言い方ひとつで売上が大きく変わります。

今回は、街で見た二つの看板を紹介させていただきます。

 

一つ目は、小さな看板ながら、おカネがかかっています。


雨漏特捜隊トメルンジャー

面白いネーミングです(笑)。

通常だと、雨漏り専門〇〇工務店とか、△△組といった商号なんでしょうが、それが「雨漏特捜隊トメルンジャー」。

このフレーズ一つで何の会社か分かります。

 

そして、二つ目は、顧客の視点から、商号やキャッチフレーズを作っているリフォーム会社。


会社名が、「営繕本舗」。

建物オーナーや総務部スタッフが目を引く会社名です。

また、webの検索エンジンのSEOにも有効だと思います。

ナントカ工房というのは、よくあるパターンですが、言葉に手垢がついています。

「本舗」の方が強いです。

さらに、キャッチコピーが「建物の価値を磨く」「建物の長寿命化」「入居率アップ」「予防清掃にあり」・・・オーナーのココロをくすぐっています。


経営者の方が熟考したか、プロのコピーライターやデザイナーが生み出したものか???

見事なコンセプトワークです。

 

コンセプト一つ、言い方ひとつで売上が変わる・・・マーケティングのチカラを見せつけられました。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カープ連勝 読売を10-4で撃... | トップ | カープ、読売を3タテ 2-... »
最新の画像もっと見る