能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

コロナの時代・・・リア充からソロ充へ・・・ぼっちからソロ充へ 若者たちの思考パターン、行動パターンが変化

2020年09月25日 | マーケティング

若い人とzoom飲み会をやると、彼彼女たちの思考パターン、行動パターンの一端を知ることができます。

新型コロナウイルス・・・withコロナの時代が、また様々な影響を与えていると思います。

今の30歳代くらいまでは、ニッポンのバブル経済を知らない世代。

生まれた時から、浮世の経済生活を経験したことのないジェネレーションです。

クルマを買わない、マンションも買わない、ブランド品もいらない・・・

「車なんていりません。カーシェアやレンタカーでいいじゃないですか?」

「35年ローンなんて組みたくないですよ。今からどうなるか分からないし、地震で壊れるかもしれないし・・・」

なるほど、なかなか堅実です。

 

そうかと思えば、

「今回のボーナスで、自転車を買ったんですよ。」

「いくら?」

「55万円です。よく走りますよ。」

「???」

おじさん世代とは、まったく異なる価値観です・・・笑。

そんな彼彼女たちが、はまっているのが「ソロ充」。

今まで、「リア充」という言葉がありました。

リアル(現実)が充実している意味です。

バリバリとキャリア、スキルを磨き、組織の中でも成果を上げていく・・・

流行りのお店で流行りのディナー、ランチを食し、週末はパーティ・・・

パリピ(パーティ・ピープル)として豊かな人脈、交友関係を醸成し、SNSにアップする・・・

 

その反対が、「ぼっち」。

ひとりぼっち・・・ということだそうです。

彼彼女がいない、友達がいない、仕事もイマイチ・・・。

ちょっと嘲笑気味に使われているようです。

オタク、変わり者といったニュアンスもあるようです。

そして、今回知ったのが、「ソロ充」(笑)。

ソロ(個人)が充実しているという意味だそうです。

先日、ニュースを見ていると「20歳代の7割が、休日、家で過ごす」というのを見て驚きました。

ソロ充・・・

一人でも、読書や一人旅、映画を楽しむ。

団体行動をやめる、社会のしがらみから逃げる、むれない・・・といった行動パターンが特徴のようです。

個人生活を充実させて、自分の人生を生きたいということだと思います。

コロナ疲れ、SNS疲れが広がっていますが、自分に帰る、自分を取り戻すというトレンドがあるように思います。

自省、内省、リフレクション・・・。

いいことだと思います。

ただ、社会参加、ソーシャルといった、世のため人のため活動も大切です。

 

withコロナの次第・・・リア充からソロ充へ・・・ぼっちからソロ充へ 若者たちの思考パターン、行動パターンが変わりつつあるようです。


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