日経ビジネス誌の最新号に「大学生 就職希望企業ランキング」が掲載されていました。
キャリタス・DISCOの調査です。
マイナビやリクナビなどでも就職ランキングの調査をしていますが、キャリタスは文系理系、留学生など細かな分析もあります。
国内学生が選んだ人気企業TOP10
10位 三菱商事
9位 三菱UFJ銀行
8位 三井住友銀行
7位 ソニー
6位 三井住友海上保険
5位 ニトリ
4位 楽天
3位 東京海上日動火災
2位 伊藤忠商事
1位 損保ジャパン
三菱グループ、人気あります。
総合商社も人気企業です。
ものつくり企業と言えるのは、ソニーくらいです。
インターンシップの評価が高いニトリが5位。
コロナの影響もあり、日本航空やANA、JRや電鉄会社が入っていません。
また、今まで学生の憧れだった電通などの広告代理店やテレビ局もトップ10には入っていません。
学生もコンサバティブになり、安定や安全を指向しているようです。
JALや東芝、電通・・・10年先どうなるかは分からないんですけどね。
面白かったのが、女子ランキング。
さすが女性は賢い・・・先を見る目があります。
ちょっと総合ランキングとは毛色が違います。
10位 サントリー
9位 味の素
7位 資生堂 三井住友海上
6位 楽天
5位 ニトリ
4位 講談社
3位 東京海上日動火災保険
2位 伊藤忠商事
1位 損保ジャパン
東大・京大などの国立大7校では、商社のほかIT、金融、メーカーなど幅広く希望しており、野村総研、ソニー、アクセンチュア、トヨタ、富士フイルムなどが人気があるようです。
マネジメント学者のピーター・ドラッカー博士が初めての就職について言葉を残しています。
「最初に就く仕事は、博打のようなものだ」
メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用に移行しつつある今。
賃金や人事処遇も変わりつつあります。
高度な専門性、手に職、リーダーシップ、ITスキル、英語、ファイナンス・・・。
自らのキャリアを自ら切り拓いていくシブとさを身に付けていただきたいものです。
がんばれ!新4年生