友人であるNPOの事務局長からメールをもらいました。
彼女は、民間企業を止め、早い時期からNPOの中間組織で働く才女。
わたしも何だか分からないうちに、その世界に引っ張り込まれ、手伝いをさせられるはめになりました(笑)。
NPO奨励賞の審査員、中小企業診断士としてNPO職員のための企画書の書き方講座の講師、社会保険労務士としての年金相談員・・・いろいろです。
ギャラをいただき、すぐに寄付。
つまりノーギャラです。
かっこよく言うと、プロボノってやつです。
その中で感じたことは、世の中にはいろいろな価値観を持った人がいるということ、本当に社会的な弱者はいるということ、もう少し知恵を使えば活力を取り戻せる組織がたくさんあるということ・・・本当に様々な勉強をさせていただました。
その彼女にソーシャルデザイン関係の資料を送ったところ、感謝の言葉と「ファンドレイジング」に注目していますといったメールが届きました。
「ファンドレイジング」って何?
だいたいは「寄付金」という意味でとらえていたのですが、現在の定義はもう少し広いようです。
ウィキペディアによると、次のような意味です。
「ファンドレジング」と言った場合、
広義には民間非営利団体のこうした財源獲得の総称であるが、
一般的には寄付、会費、助成金、補助金などの財源の獲得手段を指す。
現在では、WEBを活用したファンドや目的を絞り込んだファンド等のさまざまな形態があるようです。
高尚な理念を持つNPO、NGOでも、結局「先立つものは、お金。」
財源がきわめて大切になってくるのです。
NPOにおけるファンドレイジングの在り方。
研究テーマとして、なかなか面白いものがあると思いました。
税制や寄付金の扱いが、当事者に有利になりつつある今、ファンドレイジングは相当程度の可能性があるように思います。
彼女のメールの最後に、次のような記述がありました。
「あなたにぴったりのミッションがあります。事務所までお立ち寄りください。」
やれやれ・・・一本取られました・・・。