早々と雪に覆われてしまった
ヒューケラと
ラムズイヤーが
昨日、今日のよいお天気で
再び姿をあらわしました。
やれ、やれっ、重たかったよ~
そんな植物たちの声が聞こえてきそうです。
やっぱり晴れ上がった庭はいいですね。
この庭園は京都御所
つまりは天皇家のお庭です
今回の京都では
幹事さんが
秋季一般公開の予約をしてくださっていたので
普段見ることのできない
京都御所の見学を楽しむことができました
お天気にも恵まれ
二重の喜びです
明治天皇が皇居に移られる前まで1000年以上に渡り
歴代の天皇がお住まいになった京都御所は
今も当時の建物が残されています。
とにかく広いですね。
約34000坪もあるそうです。
確か高校時代の修学旅行で
右近のたちばな
左近の桜・・・
と覚えたことを懐かしく思い出しました。
あれから何十年でしょう・・・
時の経つのは速いものですね。
平安の頃に始まった寝殿造りから
室町の武家造りへと移行する建築様式が
わかる貴重な御所の建物です。
もちろんぜ~んぶ天皇家のお持ち物。
現在の御所は安政2年(1855年)の造営だそうです。
こんなにぶ厚く見えるひわだぶきは
実は内部がこのようになっているらしい。
新しく造営するとなると
材料を準備するのに何十年とかかるそうです。
砂利も白色で奇麗
青空と松の見事な光景に圧倒されそうでした。
ところで
京都御所にはお堀がありませんね。
どうしてないのでしょう・・・?
こんな話があります。
高松宮宣仁親王殿下が生前に
喜久子妃殿下に次のようにお話になったそうです。
「皇族というのは国民に護ってもらっているんだから、
過剰な警備なんかいらない。
堀をめぐらして城壁を構えて、
大々的に警護しなければならないような皇室なら、
何百年も前に滅んでいるよ」
(『文藝春秋』平成十年八月号)
詳しいことはわかりませんが
とにかく
澄んだ青空に映える美しい御所の庭園に感激・・・
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