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感動のサプライズ~坂本九ちゃんと八郎潟の打たせ船

2015年08月26日 | ガーデニング

 

 

雨が降ったり止んだりの一日でしたが

フロックスの彩りは

気分を明るくしてくれます


 

 

 

 シソ科サルビア属の常緑小低木の

メドウセージ

 花の形は

大きな口を開けたモンスターのように見えますが

ブルーの花色が

ひときわ鮮やかです

 
 

 

ところで

先日研修視察で訪れた三種町の芦崎で

こんなサプライズが待っていました

このブルーの緞帳

実はこれ

坂本九ちゃん一家が芦崎分校に寄贈したものでした




坂本九ちゃんと言えば60年代に

世界的に大ヒットした「上を向いて歩こう」を歌った

国民的歌手です。

その九ちゃんの祖父坂本金吉は

霞ケ浦の伝統的な帆引き網漁で獲ったワカサギやエビ、コイ

佃煮や桜えびを背負って各地を行商していて

八郎潟に豊富な漁場があると聞いて移住

明治28年から33年の間

三種町芦崎に居を構え

蝦樽(えびだる)やワカサギ網、帆引き網漁(打瀬網漁)など

伝統的な霞ケ浦漁法と水産加工の技術を伝え

八郎潟の漁業振興に大きく貢献しました。

八郎潟で打たせ船漁を広げた祖父金吉さん

芦崎分校で育った父寛(ゆたか)さんのつながりで

昭和44年に

坂本九さん一家が芦崎分校に

このブルーの緞帳を寄贈されたということです。

感動的なお話のサプライズが待っていました

 

 

 

残念ながら

日航機墜落事故で

この世を去った坂本九ちゃん

天国で打たせ船を見ているでしょうか。

 

見あげてごらん 夜の星を

明日があるさ

九ちゃんの笑顔が見えるようです。


実はもう一つのサプライズがありました。

私が小学生の頃

母の実家のある三種町の富岡から

対岸の芦崎まで

親戚の方々や母と兄、妹と一緒に

八郎潟を船で渡ったことがあるのですが

芦崎でお話下さった講師のSさんが

「僕が迎えに出たんですよ。」

と教えて下さいました


懐かしい思い出に

またひとつ感動が広がりました


 


実家から嫁いできたハマナスに

赤い実がひとつつきました。


またね(*^-^*) 

 

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