特捜最前線日記

特捜最前線について語ります。
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第485話 喪服のソープ嬢・1/30秒の殺人トリック!(欠番)

2009年07月30日 02時07分27秒 | Weblog
脚本 大野武雄、監督 天野利彦
1986年10月9日放送

残念ながら、ファミリー劇場での放送が欠番となり“幻のエピソード”となってしまった一本です。同じ大野脚本である第449話「挑戦・炎の殺人トリック!」、第467話「死体彷徨・水の殺人トリック!」に続く、トリック3部作のトリを飾る作品だっただけに、残念に思われている方も多いのではないでしょうか?
前2話の感想でも書きましたように、個人的にはトリック主体の展開は好みではないのですが、緻密な構成、論理的な推理、一ひねりしたラストと、見応えは十分であり、加えて今回は天野監督(前2話はそれぞれ辻氏、三ツ村氏が監督)ということで、演出面でも大いに期待できただけに、誠に残念です。

欠番となった理由としては、ファミ劇サイトによれば「原版素材不良の為、欠番として放送を見送らせて頂くことになりました」とのことですが、今後のDVD-BOXへの収録(今、改めてリクエスト投票をやったら、上位ランク入りは間違いないでしょう)や、再放送される望みはないということなのでしょうか?
一応、視聴困難という前提に立って、タイトルから内容を想像してみました。
・メインゲストはソープ嬢で、夫だか恋人だか、とにかく大切な人が(おそらくは何らかの犯罪で)死亡している。
・大筋のストーリーとしては、考えられるのは次の2パターン
1)ソープ嬢が大切な人の復讐のために殺人を犯し、特命課がソープ嬢のトリックを暴く
2)ソープ嬢の大切な人が殺され、特命課がその犯人を追う。
・「1/30秒のトリック」とは、想像を逞しくすれば、「サブリミナル効果」では?テレビの映像は1秒30コマなので、1秒当たり1コマのサブリミナル映像を流すことでターゲットを殺害した(第3者に対してターゲットを殺させるような映像を見せたか、あるいは、ターゲットに自殺させるような映像を見せた)のでは?

などと勝手に想像してみましたが、実際のところはどうだったでしょうか?過去に本編を見た記憶がある方、あるいは映像を所有している方がいらっしゃれば、是非、内容を教えてください。よろしくお願いします。