脚本 阿井文瓶、監督 天野利彦
珍しく休暇の取れた紅林は、能登半島まで足を伸ばした。路上に並んだ土産物屋を見て回る途中、わらで作った人形(呪殺用ではない)を売る老婆を見かけた紅林は、人形を買おうとして老婆から無視され続ける女に目を止める。女の哀しげな様子が気にかかる紅林だが、それ以上の関わりを持つことはなかった。
東京に戻った紅林は、宝石商殺害事件の捜査に当たる。現場は宝石商が内縁の妻と暮らす高級マンションで、金庫から大量の宝石が奪われた上で放火されたが、内縁の妻の姿が見えない。宝石商の愛人の証言によると、内縁の妻にも恋人がいた。そのため宝石商は内縁の妻を無一文で追い出し、愛人と結婚しようとしていたらしい。動機は十分にあると見て、紅林は内縁の妻の行方を追う。
一方、焼け残った内縁の妻の部屋から発見されたノミは、輪島塗の工具だと判明。美術商を当たったところ、内縁の妻は新進の工芸家で、金沢料理を扱う店からの注文も増えていたという。そこで初めて内縁の妻の写真を見た紅林は、それが能登半島で見た女だと気づく。料理店を訪ねたところ、内縁の妻は能登の出身で、つい最近、契約していた作品を現地から送ってきたという。
犯行時点に金沢にいたとすれば、内縁の妻は事件と関わりが無いのか?だとしても、事件が大きく報道されているのに、なぜ名乗り出てこないのか?疑問を解くべく、吉野とともに金沢に飛んだ紅林は、現地警察の協力を得て内縁の妻を発見。同じホテルに宿を取り、その動向を見張る。内縁の妻は、金沢の観光地を出歩いては、行く先々で電話をかけるが、誰とも会う様子はない。また、謎の女が終始その後をつけていることに気づく。
フェリーに乗り込んだ内縁の妻を追う紅林は、謎の女によってフェリーから突き落とされるのを目撃。とっさに海に飛び込み、内縁の妻を救出したものの、謎の女は死体となって発見された。謎の女は何者だったのか、そして誰が彼女を殺したのか、謎は深まる・・・
金沢ロケの前後編。たまの休暇に一人で能登半島を旅行する紅林が格好よく、私も今度やってみたいと思います。後編は来週放送のため、詳細な感想は後編を見てからにしたいと思いますが、地元とのタイアップということで主要な観光地を紹介する必要があるためか、いつもに比べてやや冗長な印象です。
珍しく休暇の取れた紅林は、能登半島まで足を伸ばした。路上に並んだ土産物屋を見て回る途中、わらで作った人形(呪殺用ではない)を売る老婆を見かけた紅林は、人形を買おうとして老婆から無視され続ける女に目を止める。女の哀しげな様子が気にかかる紅林だが、それ以上の関わりを持つことはなかった。
東京に戻った紅林は、宝石商殺害事件の捜査に当たる。現場は宝石商が内縁の妻と暮らす高級マンションで、金庫から大量の宝石が奪われた上で放火されたが、内縁の妻の姿が見えない。宝石商の愛人の証言によると、内縁の妻にも恋人がいた。そのため宝石商は内縁の妻を無一文で追い出し、愛人と結婚しようとしていたらしい。動機は十分にあると見て、紅林は内縁の妻の行方を追う。
一方、焼け残った内縁の妻の部屋から発見されたノミは、輪島塗の工具だと判明。美術商を当たったところ、内縁の妻は新進の工芸家で、金沢料理を扱う店からの注文も増えていたという。そこで初めて内縁の妻の写真を見た紅林は、それが能登半島で見た女だと気づく。料理店を訪ねたところ、内縁の妻は能登の出身で、つい最近、契約していた作品を現地から送ってきたという。
犯行時点に金沢にいたとすれば、内縁の妻は事件と関わりが無いのか?だとしても、事件が大きく報道されているのに、なぜ名乗り出てこないのか?疑問を解くべく、吉野とともに金沢に飛んだ紅林は、現地警察の協力を得て内縁の妻を発見。同じホテルに宿を取り、その動向を見張る。内縁の妻は、金沢の観光地を出歩いては、行く先々で電話をかけるが、誰とも会う様子はない。また、謎の女が終始その後をつけていることに気づく。
フェリーに乗り込んだ内縁の妻を追う紅林は、謎の女によってフェリーから突き落とされるのを目撃。とっさに海に飛び込み、内縁の妻を救出したものの、謎の女は死体となって発見された。謎の女は何者だったのか、そして誰が彼女を殺したのか、謎は深まる・・・
金沢ロケの前後編。たまの休暇に一人で能登半島を旅行する紅林が格好よく、私も今度やってみたいと思います。後編は来週放送のため、詳細な感想は後編を見てからにしたいと思いますが、地元とのタイアップということで主要な観光地を紹介する必要があるためか、いつもに比べてやや冗長な印象です。