シャガ
2010-04-11 | 日記
林の中でアヤメ科シャガがひっそりと咲いていた。シャガの染色体は3倍体であって種子を作らず、球根も作らないらしい。ヒトでもひとつの染色体が2個から3個に増加している異常がクライインフェルター症候群(XXY)やダウン症(21トリソミー)などで見られるが、全部の染色体が3倍体では生きてはいけない。シャガが3倍体であって生活力旺盛であるのは生物遺伝子の不思議だ。
橙色と青紫色に彩られた外花被(がく片)、先端が二つにくびれた内花被(花冠)、先端がふさふさになった雌しべがそれぞれ3個ある。
アヤメ類の葉は細長く特に剣状葉と呼ばれ扇状に広がっている。シャガは常緑で地下茎で繁殖し、群落を形成する。冬でも緑の扇状に広がった葉を見つけたらそれはまずシャガだろう。
橙色と青紫色に彩られた外花被(がく片)、先端が二つにくびれた内花被(花冠)、先端がふさふさになった雌しべがそれぞれ3個ある。
アヤメ類の葉は細長く特に剣状葉と呼ばれ扇状に広がっている。シャガは常緑で地下茎で繁殖し、群落を形成する。冬でも緑の扇状に広がった葉を見つけたらそれはまずシャガだろう。