せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

キジ

2010-04-14 | 日記
昼食後は特に睡魔が襲う。消化管が活動し血流分布が腹部に集中して脳血流は低下する。血糖が上昇しインスリンが分泌されると血糖は低下していく。これらが睡眠を誘うのだろう。職場から歩いて5分で県立公園の林に達する。昼休み睡魔をはらうために急ぎの散歩に出かけた。遠くの山の中では時折ケン、ケーンと何かが啼く声が響いている。住宅地を抜けたところの草むらでクワアーという声がして、聞こえた方に目をやるとそこになんとも派手な顔のキジがいた。もも太郎の童話の挿絵にそのまま出てきそうなキジが目の前にいることが不思議な気がした。昔の日本ではどこにでもいた鳥なのだろうが今でもこんなに身近にいることがとてもうれしい。
 
草むらの横では宅地造成のブルドーザーが森を切り開いている。来年はもうこの草むらが無くなることを知らないキジが生存できる環境をいつまでも保存してやりたい。仕事に戻ったときはもう眠気は無くなっていた。

アミガサタケとタマキクラゲ

2010-04-14 | 日記
昨夜(4/13)も当直だった。おとといの朝は久しぶりで中学校の下の公園で散歩。散った桜の下でタチツボスミレがつぎつぎと咲いているのを目の隅で見やりながら歩いていると面白いキノコとそこで出会った。頭部の網目は多角形や不正形の不思議な形をしている。ネットで調べるとアミガサタケのようだ。でもあまり網笠には似てないような気がするなあ。こんな不気味な形をしているのに食用になるらしい。

 
この公園にはジュンサイの名がついた周囲300m程度の小さな池がある。水生植物のジュンサイをこの池で見たことはないが以前はたくさんあったのかもしれない。このほとりにはカツラ、サクラ、コナラ、イヌシデなど広葉樹が植栽されている。その枯れた梢になにやらゼリー状のクリーム色に見えるこれまた気味の悪い物体が多数付着していた。昆虫の卵かとも思ったが、ネットで調べているとやはりキノコの一種タマキクラゲのようだ。これも食用になるらしい。

 
木の幹ではコゲラがせわしなく登りながら虫を探して食べている。