せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

アカボシゴマダラ

2014-08-30 | 日記
講演会の後、公園の樹木(エゴノキ科アメリカアサガラ)にゴマダラチョウらしき蝶を発見。


黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列がある大きなタテハチョウ。ネット検索するとアカボシゴマダラのようだ。アカボシゴマダラはもともとは奄美諸島のみで生息していたが、中国から持ち込まれたと思われる別亜種が関東(神奈川、東京、埼玉)で繁殖し、分布を広げているらしい。


シロテンハナムグリ(シラホシハナムグリかも)と一緒に樹液を吸うのに夢中。




サルスベリとシマサルスベリ

2014-08-30 | 日記
今週になって急に秋が来たかのように涼しい。天気も雨模様で街路樹のエンジュの花が歩道にたくさん落ちてしまい何だか少しさびしい気がする。先週までは真夏の猛暑が続いていて近くの公園のサルスベリの花が咲いているだろうと想像して行ってみると、思った通り満開だった。

サルスベリ ミソハギ科

別名、百日紅というくらいで花期が長いから夏はいつでも満開。




白からピンク、赤までいろいろある。でも色は濃い方が目立つ。




花弁は6枚で縮れている。


ここのサルスベリも20年以上は経過しているが、せいぜいこの程度の大きさ。樹皮の美しさは最高。


シマサルスベリ ミソハギ科

都内の大きな公園に、樹皮に特徴のあるシマサルスベリの大木が植栽されていた。高さは15m以上ありそう。シマサルスベリはサルスベリの仲間でサルスベリとの違いは、高木になり、花期がサルスベリより早く、花の色が白色のみで小さく、樹皮のはげた跡が白くなり、小枝などに毛があるという。






花の時期はもう終わってしまったようだが高い所に一つだけ円錐花序を見つけた。

ポンテデリア

2014-08-25 | 日記
数年前から近所の貯水池周辺の小さな小川にはポンテデリアが群生している。この夏はどんな具合だろうと想像していたらどうしても見に行きたくなった。まだまだ暑いけど頑張って出かけた。

ポンテデリア・コルダータ (Pontederia cordata) ミズアオイ科

ガマの群生の横に青い花をたくさんつけていた。




コルダータというのは心臓と言う意味だから何が心臓と関係あるのかと思って葉をみるとハート型をしている。これから来たのかもしれない。


穂状にたくさんの青い花をつける。黄色の斑紋が美しい。




花にイチモンジセセリが止まっている。ポンテデリアの美しい青がこの暑さを多少は爽やかな気分にさせてくれる。

デュランタ

2014-08-25 | 日記
都内の講演会に出かけた。ホテル前の公園に植栽された低木は、しだれる枝先に青い花をいっぱい咲かせていた。

デュランタ クマツヅラ科





クマツヅラ科デュランタの園芸品種で、花色が濃い青紫で、花びらに白い縁取りが入る デュランタ’タカラヅカ’だった。


デュランタは熱帯アメリカ原産の常緑低木。オオスカシバが周りを飛んで花の蜜を吸っている。




濃い青が鮮やか。


葉は対生。

ハマゴウ、セイヨウニンジンボク そしてニンジンボク

2014-08-25 | 日記
ハマゴウ クマツヅラ科



職場近くの県立公園には房総の海岸を模した砂浜に多くのハマゴウが育っている。暑い日差しの下でしかも砂浜だからよっぽど乾燥に強いのだろう。ハマゴウは常緑小低木で枝の先端に円錐花序の薄い紫の花をたくさんつけているから、一応今が見頃。但し花はあまりに薄い紫で決して目立つ色ではない。






花は筒状花で萼筒から出て唇形に5裂している。下側中央裂片が大きい。雄蕊4、雌蕊1。


果実が見える。果実は蔓荊子(マンケイシ)と呼ばれる生薬。果実は球形の核果で、水に浮き海流に流されるらしい。 


葉は卵形で対生、表面は淡緑色で葉裏は白い軟毛が密生するので白っぽく見える。以前、京都府立植物園でミツバハマゴウというとても似た樹木を見たことがある。ハマゴウと花は似ているけれど、葉は3出複葉だった。


葉痕。


セイヨウニンジンボク クマツヅラ科

セイヨウニンジンボクはヨーロッパ南部原産の落葉低木。霊園近くの沼の脇に植えられていた。このセイヨウニンジンボクはハマゴウ属で薄紫の爽やかな色をしている。




枝の先端に円錐花序を伸ばし淡青紫色の花を多数つける。花の構造はハマゴウと同じ。




葉は掌状複葉で5-9深裂し対生し、小葉は長い披針形で縁は全縁。


ニンジンボク  クマツヅラ科

セイヨウニンジンボクととても似ている樹木を公園で見つけた。枝の先端に円錐花序を伸ばし淡青紫色の花をつけている。ただし葉には鋸歯がある。ネットで検索するとニンジンボクには鋸歯があり、セイヨウニンジンボクは全縁らしい。おそらくこれは中国原産のニンジンボク。




5小葉から成る掌状複葉。


花の形はハマゴウととても似ている。

ショウリョウバッタ、キアゲハ、ナガサキアゲハ

2014-08-23 | 日記
ショウリョウバッタ

近くの公園の野原を歩いていると比較的大きなバッタが飛び立った。






子供のように追いかけて捕まえてみた。ショウリョウバッタの雌のようだ。


バッタの顔はとても面白い。ウィキペディアによれば8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似ることから、ショウリョウバッタの名がついているらしい。


キアゲハ

ヤナギハナガサにやってきたキアゲハ。






キバナコスモスにもキアゲハがやってきた。キアゲハはアゲハととても似ているけれども前翅の基部(付け根)の部分が大きく違うし、また幼虫の食草もキアゲハはセリ、ミツバ、ニンジン等でアゲハの幼虫がミカン類を食べるのとは大きく異なる。


ナガサキアゲハ

地面に降りて水を探している黒いアゲハ。全体に黒くて尾状突起がないからナガサキアゲハ?雌は後翅の中央部に白の細長い斑点が数個外向きに並ぶのでこれは雄。ナガサキアゲハは南方系のアゲハだけれどここ関東でもよく見かけるのは温暖化の影響らしい。

フヨウの花

2014-08-21 | 日記
先週末はAXNミステリーチャンネルで『リッパー・ストリート』 第1話~第8話を一気に見た。それ以外にもフロスト警部34、35話、 名探偵ポワロ「The ABC Murders(ABC殺人事件)」、メンタリスト シーズン5のいくつかも見たなあ。毎日見る物が多すぎて時間が足りない。ここ数日尋常ではない暑さが続いている。林に入れば暑さをさらに増すようなアブラゼミ、ミンミンゼミの声が一斉に鳴いている。この暑い日にセミの声をきいてこそ、夏の真っただ中にいて夏が過ぎていくのを実感することができる。今まさに一年の燃えるエネルギーの頂点にいると思えば、これから先はもう下り坂しか残っていない。公園ではもうツクツクボウシが鳴いていたし、夕暮れにはヒグラシも寂しい声を響かせていた。このセミの喧騒が過ぎればもう秋が来る。

竹内まりや『人生の扉』の歌詞を思い出した。

「信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ

満開の桜や色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう」

続きを考えた。

痛いほど照りつける真夏の太陽と、鼓膜に響く蝉時雨
沼の水面から青空遠くへ飛んで行ったギンヤンマのあとを目を凝らして追った

いつか立つことも出来なくなった時に
かつて歩きまわった野山、溢れる光、緑の風を思い出して楽しむことができるだろうか
この世に生れて一番素晴らしかったことは何だっただろう

「ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ」


フヨウ アオイ科

駐車場脇に生えているフヨウ。誰も剪定しないから毎年どんどん大きくなっていく感じ。一日花だから毎日たくさんの花が咲く。






イチモンジセセリ?が花の中に2頭いた。メス(左)に求愛するオスだろうか?

オオスカシバ

2014-08-19 | 日記
チェリーセージは冬を除けば年がら年じゅう咲いているような気がする。手入れもされず荒れ放題の土手のハーブ花壇を通るたびに少し葉をちぎって香りを嗅ぐ。花にチラッと目をやると落ち着きなく飛び回っている昆虫を発見した。

オオスカシバ スズメガ科



美しいオオスカシバがホバリングしながらチェリーセージの花の蜜を吸っていた。羽の動きが速すぎて写真に撮れない。オオスカシバはうぐいす色の太い胴体を持ち、透明の翅を素早くはばたかせて直線的に飛ぶスズメガの仲間。


近くに咲いているシソ科カクトラノオにもオオスカシバやってきた。長いくちばしを伸ばして蜜を吸う。




ミソハギとダンドク

2014-08-19 | 日記
ミソハギ ミソハギ科





お盆の花、ミソハギが休耕田に植えられていた。花の少ないこの時期に紅紫色の花はとてもほっとする。




葉や茎は無毛で、萼は筒状で先端は6裂、裂片の間には針状の付属片がついていて横に開く。よく似たエゾミソハギは茎や葉、花序に短毛があり、萼の付属片が直立する点が異なる。


ダンドク カンナ科

ミソハギの近くの畦に植えられた赤い花を見つけた。カンナかなと思ったが花弁が細いからダンドクかな?


花を見てもその構造はよく分からない。ネットで調べてみると、花は花弁化した雄しべが3個あり、そのうち1個に葯がつき、さらに1個は反り返って唇弁になっているらしい。

早咲きヒガンバナ

2014-08-19 | 日記

いつもの谷津田まで来て少し歩いてみると、今年もまた早咲きのヒガンバナが咲いていた。昨年は9月3日のブログで書いているから今年はそれより2週間早い。家の周りではまだまだヒガンバナは顔も出していないからここのヒガンバナは相当早い。首都圏でこれより早いヒガンバナはあるかなあ?


隣には白いヒガンバナも咲いていた。








昨年と同様に果実が出来ている。稲穂は少しずつ伸びてきている。


ワルナスビの群生の中で咲いているヒガンバナにキアゲハがやってきた。


果実を一つつぶして種子を確認。

ヤマボウシとサンゴジュの果実

2014-08-19 | 日記
今年はお盆は忙しかったからお墓参りは遅くなってしまった。いい天気で午前中とはいえとても暑い。この天気では切り花は一日しかもたないだろうなどと考えながら花を供えた。せっかくだから少し歩きはじめたが直射日光が強くて気力が持ちそうにない。日陰を選んで歩くことにした。ちらほらと墓参りの人達がいるが多くはない。


ヤマボウシ ミズキ科

木陰に入ると赤い果実がたくさん落ちていて、見上げるとヤマボウシの果実だった。






落ちた果実を拾ってみた。つぶしてみるとブドウの種のような小さな種が黄色い果肉の中にあった。以前食べたことがあるけど今回は食欲ないので止めた。


サンゴジュ スイカズラ科

霊園の一角に植栽されたサンゴジュ。真っ赤に燃える炎のように果実が実っている。




空の青、果実の赤、葉の緑、コントラストがあざやか。


果実だけではなく茎まで赤い。

天然記念物大クス

2014-08-16 | 日記
随分前に勤めていた県境の町に用あって出かけた。そのついでに近所にある「天然記念物 大クス」を見に行った。以前一度訪れた時は夕方で大きなクスノキだなあと見上げた記憶がある。


高台に位置する神社の境内に生える巨木は国の天然記念物。樹高約20m、根周り約27.5m、幹周り約12m、樹齢1300年から1500年と言われ、近づくものを圧倒する迫力がある。


隣にはやや小ぶりではあるけれども小グスと呼ばれる同様の大木がある。これは江戸時代の元禄年間に大クス北側の枝が地上に垂れて根を張った木で、明治までは枝で繋がっていたという。写真では左奥に見える。


近づいて上の枝を見上げてびっくり。これはクスノキではないことを発見。クスノキの葉ではない。


根元のひこばえの枝先にはタブノキ独特の頂芽がみられる。大クスといってもクスノキではなくてタブノキの巨木だった。どちらもクスノキ科であることは間違いないからインチキではないと自分では納得。タブノキにしても樹齢1300年から1500年とはすごい。日本の中央からはかなり離れた田舎ではあるけれど奈良時代以降の時代を遠くから見続けてきたこの巨木に敬意を払おう。

ヨウシュヤマゴボウ ヤマゴボウ科

この巨木の根元にヨウシュヤマゴボウが美しい花を咲かせていた。ヨウシュヤマゴボウは日本では明治時代初期以降、各地で雑草化している帰化植物だから、この大クスにとってはまだまだ新参者。

オニドコロとエビヅル、そしてノブドウ

2014-08-14 | 日記
子供のころに持っていた童話の中に『牛とカエル』というものがあったのをよく覚えている。母が読んで聞かせるたびに、幼かった自分はいつも涙を流していたらしい。子供でも喜怒哀楽があって、それはまだわずかしか持ち合わせていない経験の上に外からの刺激が加わって湧いてくる。『牛とカエル』の話は確かこんなものだった。

ある日子供カエルは沼で、生まれて初めて大きな牛を見た。その大きさに驚いた子カエルは家に帰ると早速母カエルに話をした。「大きな大きな岩のような生き物がいてびっくりしたよ。」すると母カエルは「それはこれくらいかい?」と息を吸ってお腹を膨らませた。子カエルは首を振って「もっともっと大きかったよ。」と言うと、母カエルは「これくらいかい?」ともっと大きく息を吸った。しかし子カエルは「もっともっと大きかったよ。」と言うから母カエルは「これくらいかい?」とさらに大きく腹を膨らませた。子カエルと母カエルのやり取りは何度も続いて、そのたびに母のお腹は大きく膨らんでいった。子カエルが見た牛は岩山のようだったから「それより百倍以上大きかったよ。」と言った。すると母カエルは「じゃあこれくらいかい?」とこれまでよりもずっとずっと大きく息を吸うと思いっきり腹を膨らませ、まるで巨大な風船のようになったかと思うと大きな音を立てて破裂して母カエルは死んでしまった。


この前、晴れた日に谷津田を歩いた時にツル性植物が絡んでいるのを見つけた。というより農道に垂れているので否応なしに目に入ってしまう。オニドコロとエビヅルだった。



オニドコロ  ヤマノイモ科ヤマノイモ属

オニドコロの雄花序が中央に見えている。左右に垂れてきているのはエビヅル。




オニドコロは雌雄異株。雌花序(雌株)は下垂し、雄花序(雄株)は直立する。この写真は雄花。


これは雌花序で下垂しているが果実は上向きにつく。


これは雌花序。

よく似たヤマノイモとの違いは重要なので復習。花の無い時は葉とツルの向きで区別する。オニドコロの茎は左肩上りのツルになり、葉は互生。ヤマノイモは茎は右肩上り、葉は対生で節にむかごが出来る。



エビヅル ブドウ科ブドウ属

雌雄異株。総状の円錐花序は巻きひげの途中につくか、枝状にでた葉の脇につく。黄緑色の小さな花を密につける。


エビヅルの葉。表側。


裏側。


これは雌花(両性花)に見える。

両性花の花序は雄花序より小型で花はまばらにつく。雄花の雄しべは長く、両性花の雄しべは短い。果実は液果、直径約6mmの球形で黒く熟す。巻きひげは葉の変形。



ノブドウ ブドウ科 ノブドウ属

エビヅルに似ているノブドウもまた近くにツルを伸ばしていた。


果実は葉と交互につく。


ノブドウとエビヅルの葉の比較

葉の表。左がノブドウ、右がエビヅル。


葉裏。左がノブドウ、右がエビヅル。ノブドウの裏面には脈腋に毛がある。エビヅルやヤマブドウには裏面全面に毛が密生している。


枝の節から出る巻きひげの違いがノブドウ、ヤマブドウ、エビヅルではっきりしているのでまとめてみる。
①ノブドウは枝の各節ごとに全て巻きひげが出ている。②ヤマブドウは巻きひげが1節ついて1節つかない。③エビヅルは巻きひげが2節ついて1節つかない。

トチノキの果実とアゲハ

2014-08-12 | 日記
台風11号が過ぎ去って相変わらず暑い日々が続く。最近は夜中にAXNミステリーチャンネル『フロスト警部』をビデオに録って見ている。全42話のうちやっと半分くらいまできたところ。英国版「刑事コロンボ」みたいな感じで面白くてやめられない。このところ雑誌の原稿依頼も来ているし、講演会も多くてその準備もしなくてはならないから、いつも時間が足りない。ビデオなんか見ている暇はないはずなんだけど。。。





公園のトチノキを見上げると大きな果実(栃の実)をつけている。まだまだ若くて落ちてはいない。栃の実を拾ったらトチモチにして食べてみたいなとは思うけど、聞く所によればあく抜きが結構大変らしい。いつか将来試してみよう。



トチノキの下草で2頭のアゲハが止まっていた。


前翅基部が黒く塗りつぶされていればキアゲハだけれど、これは白と黒の線状がはっきりしているのでアゲハ。黒の面積が多いので夏型。




オミナエシの花はまだ咲いていない。ただ休んでいるだけ?暑いからね。

トモエソウ 「巴草」

2014-08-11 | 日記
トモエソウ オトギリソウ科



雨の中、湿地帯の近くで黄色い花の群生を見つけた。キンシバイ、セイヨウキンシバイ、あるいはビヨウヤナギと似ているから、きっとHypericum の仲間だろう。近寄ってよく見ると図鑑で見たことのあるトモエソウだった。花弁が曲っているという特徴がある。巴(ともえ)は、コンマあるいは勾玉のような形をした日本の伝統的な文様の一つ。3つならべたものは三つ巴という。




キョウチクトウも同様にプロペラ状の花弁が正面から見ると反時計回りにまわる扇風機のようについている。この花弁の曲がった方向には決まりがあるのだろうか?自然界には右と左があるからそのどちらかを選択しなくてはならない時にどちらをとるのだろう?心臓をはじめ内臓も左右非対称でだいたい決まっている。しかし内蔵がすっかり逆転している人も時々見かけるけれども全く問題なく生活している。物理学でもフレミングの左手の法則などがあって電流とそれに伴って生じる磁場の方向は決まっている。化学でも光学異性体では左右が違えばまったく化学的性質が異なる。ネジバナの花のねじりは時々変わるから絶対ではない。ツル性植物のつるの巻き方は多くの場合右肩上がりか左肩上がりかがはっきりと決まっている。右か左か人生の岐路に立った時の選択では迷うこともあるけれど、自然の世界ではその答えはとうの昔から決まっていて変えることはできないことが多い。そこには都合のいい理由があるのだろう。


トモエソウの花弁の回転の向きは決まっているのかと思ったら逆に曲がっているものも見つけた。