せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ハナビシソウとアイスランドポピー

2010-04-25 | 日記
ポピーには何種類かあるが、橙色の鮮やかなのがこのケシ科ハナビシソウ(カルフォルニアポピー)。大型のきれいな4弁花が咲く。花びらはめくれ上がっている。日に当たると開くらしい。果実の形もとんがっていて面白い。


こちらはケシ科アイスランドポピー。薄い花びらで茎が柔らかく微風でも揺れている。下を向いた毛の生えた蕾の形も面白い。葉や蕾の形がアネモネにも少し似ている。

この鮮やかな色で幸せ気分にならない者はいないだろう。

ヤグルマギクとシラー

2010-04-25 | 日記
花の季節到来。家の近くの公園にはたくさんの草花が一斉に咲き始めた。
キク科 ヤグルマギク イギリスのエジプト学者ハワード・カーターによって発見されたツタンカーメン王の棺にはヤグルマギクが入れられていた。吉村作治氏は、このヤグルマギクは王妃アンケセナーメンが棺に入れたものだと述べている。この花は当時エジプトの野原に咲いていた花なのだ。
 
この濃い神秘的な引き込まれるような青は一体何なのだろう。同じように濃い青が印象的な花が横に咲いていた。



ユリ科 シラー 星型の花をたくさんつけるぺルビアナ(Scilla peruviana)と、ベル状の花を数輪咲かせるカンパニュラータ(S. campanulata)がある。これはシラー・ぺルビアナ。
 
濃い青。

ハルジオン

2010-04-25 | 日記
もうハルジオンの季節なんだ。この花を見るとなんだか眠くなるのは睡眠剤ハルシオンと名前が似ているせいかもしれない。つぼみの首も眠そうに垂れている。秋に咲くシオンのように優雅ではないけどカワイイ。もう少しするととっても似ているヒメジョオンが出てくる。ハルジオンは茎も軟くて少しなよなよした感じなのに対してヒメジョオンはしっかり者で茎はかたくてつぼみも垂れない。ハルかヒメかどちらの女性を好むかは人による。

 
つぼみの柄が垂れている。

ケキツネノボタンとタガラシ

2010-04-25 | 日記
田んぼの畦に黄色で光に反射して光る花が点々とあった。この花弁の光沢からキンポウゲ科であることはすぐわかった。毛が多くて小葉は2裂又は3裂、小葉は幅が狭く鋸歯が鋭く尖る。そう果は楕円形で先端はほぼまっすぐなのでケキツネノボタンかな?

近くにあったキンポウゲ科タガラシと比較してみた。
 
左はケキツネノボタン、右はタガラシ。タガラシは葉は掌状に3深裂し、裂片は更に細裂。

 
左はケキツネノボタンのそう果。右はタガラシの集合果。

 
それぞれ左はケキツネノボタン、右はタガラシの花の比較。