ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

74万ベクレルのアイナメ。

2013-07-31 06:28:10 | 日記
NO430
先日被曝したイノシシの事を書いたが、今日はずっと頭に来ている魚の被曝の話し。


北海道では「油子(あぶらこ)」、「あぶらっこ」。四国関西では「あぶらめ」、新潟、秋田などでは「しんじょ」「しじゅう」、「しじょう」東北で「根魚(ねう)」「根魚(うえうお)」。広島県では「籾種失(もみだねうしない)」関東近県・その他は「アイナメ」などと呼ばれている。
Yahoo!検索(画像)から。

このアイナメという魚から74万ベクレルの汚染が今年の3月に発表された。
この時はさすがにショックだった。
いやっ、頭に来たって言った方が正しい。

Yahoo!検索(画像)から。
アイナメは刺身にしても焼いても美味しい魚です。
唐揚げもいいかな。

格納容器を溶かし地中まで達したウランが、雨水と結合し高濃度汚染の地下水が海に流れているのだと思ったが、東電が意図的に海に排水していたのでは?と疑心暗鬼になった。
嘘で固め隠ぺいしてきた東電を信用出来ない人たちも多いと思う。

今でも大変な状況に変わりはないのに、原発事故の傷跡を報道するメディアも減った。
広く今の福島の現実を知って欲しいと思う。

先日、アメリカが西海岸での漁を禁じたと聞いた。
クロマグロなどの回遊魚からセシウムが検出されたからだ。と
一年前にもこのような話を聞いて半信半疑だったが、今年3月のアイナメの発表の時に現実の問題と納得した。

魚介類の汚染がこのまま広がれば、いつしか日本は全世界から批判されると思う。
もしも日本がアメリカなど諸外国に、漁業補償の賠償金を払わなければならなくなったら日本の未来は暗い。

廃炉にするまで途轍もなく時間がかかり、今でも放射能が漏れている。
高濃度の汚染水は出続けているのに、自民党は再稼働させたくてうずうずしている。

再稼働の前に、総力を挙げて福島第一原発の処理にあたってくれ!
これ以上、海に汚染水を流させるな!
これ以上、海も山も大地も壊すな!
自然破壊を止めるのが先だ!
これ以上、放射能汚染を広げるな!

今は、東電が本当に汚染水を故意に海へ流していない事を祈るだけである。
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新たに。

2013-07-30 06:02:21 | 日記
NO430
被災地富岡町で、松ちゃんと子猫の散歩に付き合い第一の柵まで降りた。
おやっ?と思い松ちゃんにあの時の子牛?と僕が聞いたら「違う。また生まれたんだ。」と返って来た。

あの子牛の誕生に立ち会って感動した日から、早や一ヶ月経つ間にまた第一の柵では子牛が生まれていた。


新たに生まれた子牛とそばに寄り添う母牛。
生れてから1~2週間くらいかな?
体が小さかったので僕にも分かった。

野生化したオス牛が柵の中に侵入し、種付けして出て行ってしまう事を以前ブログで紹介したが、困るのはオス牛が出ていく時にメス牛が、オス牛につられて一緒に出て行ってしまう事があるようだ。

松ちゃんもこの時ばかりは、渋い表情だった。

まだ町中を放浪する野生化したオス牛を防ぎようがないのが現実で、ある意味深刻な問題。
人間の思慮を超える野生の力には驚きます。


ふすまを食べる牛のアップ写真。可愛い目をしてます。
こんなおとなしい牛ばかりならいいのに。
野生化したオス牛は問題児なのです。


牛たちの食事前の写真。
東北も大雨が降り、この柵も一番低い所はぬかるんでいます。
それでも、いつもここで餌をもらっている習性で、みんなここに集まってしまう。

この頃の強い雨で、三つ目の柵の井戸が枯れてしまう心配はなくなりそうだが、大雨は困る。
一気に柵の状態が悪くなるから。
近年の日本全国のゲリラ雨と大雨の被害は異常だ。

最後に、山口県と島根県の大雨・土砂災害に遭われお亡くなりになった方へお悔やみ申し上げます。
東日本大震災を体験した僕には、避難されたみなさんがお同じように思えます。
心よりお見舞い申し上げまして、今日はこの辺で失礼させて頂きます。




















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ダチョウが脱走?

2013-07-29 06:25:50 | 日記
NO429
実は今回、富岡に行って松ちゃんに迷惑をかけて帰って来た。

松ちゃんちのダチョウが一羽しか見当たらず、ダチョウが脱走したのではないか?と大騒ぎしてしまったのだ。


一羽のダチョウを探しに行った時に、ついてきたもう一羽のダチョウ。

もちろん自分も長靴を履いてダチョウの柵に入り、探してみたのだが見つからずにいた。

元気のよいダチョウだから、死んではいないと確信していたのだけど、なんてことなかった・・・。

松ちゃんの両親が使っていた家の前にあるビニールハウスの前にも広場があって、もう一羽のダチョウはそこにいた。


「おらっ、早くこ~!(来いの意味)」とダチョウに声を掛け、ダチョウが通りやすいように出っ張った木の枝を折る松ちゃん。

彼のダチョウの柵は、自分の知っている柵の他にも場所があった事を二年4か月経って初めて知った。(泣)


シロとさびも一緒にダチョウを探しに?柵の中へ。

ま、とにかく脱走していなくて安心したけど、いつも大騒ぎして松ちゃんに迷惑をかけているので、本当に申し訳ない気持ち。

彼が僕を怪訝な顔してみる時があって、それはそれで心苦しい・・・。
迷惑かけてるの分かるし・・・。
松ちゃん、ごめん。


二羽のダチョウが顔を揃えたところで、草を刈る松ちゃん。


鎌を使い細かく切って草を食べさせる松ちゃん。
二羽のダチョウは、よく食べます。
与えれば与えるだけ本当にきりがないです。

そんな訳で今日は、またも彼に迷惑かけて帰って来た僕の反省ブログでした。











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凌ぐ。

2013-07-28 06:41:02 | 日記
NO428
昨日は、パソコンを薄着にさせていたら風邪をひかれてしまい、病院行きになりまして風邪ウィルスの治療代が3万円掛かり、とても痛かったです。ハ~ッ

何はともあれ無事に治って、夜の9時に帰って来ました。

今日は富岡の松ちゃんの家で、イノブタの追撃をかわして何とか無事に生活していたことを報告いたします。

個人的には色々とメールを頂き「人間の髪の毛がいい!これを蒔けばイノシシは近寄らない。」とか教えて下さったりして頂き、みなさんありがとうございました。

松ちゃんは、ラジオをかけっぱなしにしてこの家には今、人間がいるぞ!とイノブタにフェイントをかけて凌いでいました。(笑)


梯子をかけてイノブタにいつもと違う家の姿にしたのか?と思ったら、彼が保護している猫の逃げ道だそうです。
2匹の猫に万が一の事が無いように梯子をかけてあげたらしく、猫はこの梯子を使って屋根の上まで簡単に上ると聞きました。
改めて松ちゃんちの猫は凄いと思いました。

あれ以来、イノブタは敬遠しているのか姿を見せていないという事で、石松もぐっすり寝られるのではないかな?

僕はロケット花火を用意して欲しいという事で、買って持って行ったら「こんなに何すんだ!」と呆れられてしまいました。


一箱100本も入っているのを6箱も持って行ったのですが・・・一箱で良かったそうです。(泣)

とにかく福島は、前日まで強い雨で朝まで強く降っていました。

昨日も友人からのメールで「凄く強い雨が降っています。」との事だったので、梅雨明けしてからの大雨に少し心配してます。


松ちゃんちの第一の柵の水たまり。「かなり溜まって来たなぁ~」と松ちゃんも、厄介な水たまりを眺めていた。

これで、大きな3段グリーンの第一の柵の手前の餌場は使えなくなる。

夏の暑さが来てカラカラに乾くまでは、餌を奥まで運んであげなくちゃだめだから少しだけ手が掛ると思う。

毎日、何が起ころうともその場その場でやりきっちゃう松ちゃん。
いかに大変な事でも笑いながらやってしまうのを見てると、それを楽しんでいるようにも見える。
みなさん、これからも富岡町の松村直登を応援して下さい。
宜しくお願いいたします。




















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6万1千ベクレル!!!

2013-07-27 07:19:50 | 日記
NO427
パソコンの調子が悪い!福島から帰ってきたらおかしいのに気が付いた。
朝からがっくし。
一日かけて修復出来るかなぁ~・・・写真の編集も全然できませんので写真は今までの写真から抜粋します。
福島は大雨が続いたのか?牛たちの柵にも大きな水たまりが出来ていました。

昨日、松ちゃんの友人であるNGO法人LIAのヤブキさんと松ちゃんのラインでの通話に参加させて頂いた。

福島県内で捕獲されたイノシシの検体から6万1千ベクレルの被曝数値が出た話から始まった。


このイノブタも同じ扱いになる。

6万1千ベクレルって、どんだけの数値だよ!って思った。

一般の食品の安全基準値が1kgあたり100ベクレル以下だから、6万1千ベクレルは想像を絶する数値。

松ちゃんも「イノシシはキノコでも何でも食べる!土中の根っこなどを食べる時に、汚染された土も一緒に喰っちまうから余計に被曝がひどくなる!」と話した。

人間と同じ弱酸性の胃袋を持つイノシシの被曝を知ってぞっとしたのと、その数が爆発的に増えているのが怖い。

イノシシやイノブタは何でも食べるし、彼らが撒き散らす糞がまた汚染物だから問題である。

放射能汚染された地域の草の根とともに地中にいるミミズも食べてしまうだろうイノシシやイノブタ。

前回隣の川内村のミミズやアカネズミやモグラが2万ベクレルって書いたことがあるけど、あの数値で驚いていたのに6万1千ベクレルはとんでもない数値。

毎日汚染されたものを食べ続けて体の中にセシウムが蓄積していくのだろうが恐ろしい被曝の実態だ。

双葉郡内の野生の動物たちは毎日被曝しながら生きている。

今日は、びっくりと同情からかなぁ~6万1千ベクレルという途轍もなく被曝したイノシシの事を書いてみました。

それではみなさん、またお会いしましょう。

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東電だからこそ。

2013-07-25 06:20:10 | 日記
NO426
昨日、何故か6月に行われた東電の株主総会をネットで見ることになった。
東京電力株主総会ライブ (SankeiBizから)
 

株主 「10号議案を出しました。東電は原発廃炉本部を設置すべきだ。原発は電気を作るためにあるのではなく、廃炉するためにある、というぐらいの意識で取り組んでほしい。というのは、
廃炉の経験や技術は今後、世界で通用するからだ。大事故を起こした東電だからこそ、廃炉のプロフェッショナルになれる」と。

その他にもたくさんいい事を言っていた株主さんもいたが、この方の話が一番インパクトがあった。
その通りだよ!って思ったのだ。

廃炉のプロフェショナルになれる。
かっこいいと思った。

全世界にどれだけの原発があるだろうか?
この株主さんが言うような事が出来れば、もう一度東電は立ち上がることが出来るのではないか?
また賠償のお金も新たに作ることが出来るのではないか?
世界の東電になれるかも?
なんて、あの東電に期待してしまった。

あの事故以来、東電と聞くだけで胸糞悪い気持ちになった人も多いと思う。
自分がそうであったからよく分かる。
だが、前を向いて歩くしかない状況を突き付けられて2年4ヶ月も過ぎたら、心境も変わる・・・

恨んでばかりいられない。
被災したからと言っても、死んだわけじゃない。
原発には断固反対だが、そこで働く人たちに恨みは無い。
しかし、現場の苦労や被災者の苦しみも知らないで、本店でふんぞり返っている東電の役員や社長たちに文句はある。

ヨーロッパ周辺の国々が原発廃止に動く中で、日本は相変わらず再稼働だ!海外輸出だ!と世界から取り残されるような事を言っている。

フランスやドイツなど見習うべき、今のままではエネルギー政策で世界の国々から遅れをとってしまう。

東電よ!世界に通用する廃炉のプロフェショナルになってくれ!

故郷を失ったたくさんの被災者の思いを寄せて今日ここに願う。














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絶句!

2013-07-24 06:16:26 | 日記
NO425
昨日、松ちゃんと野生のイノブタの阻止話をしたが、僕は自分の無知と軽薄さにがっかりした。と言うか落ち込んだ。

そして彼の家で、イノブタがまた違う部屋に侵入したことを聞いた。


こうして毎朝毎晩、隙を狙って侵入するイノブタ。

彼の家の周辺にいる数頭のイノブタの生態を知り、人間の想像をはるかに超える彼らの力とその実態に、僕は絶句・・・。

僕は、防獣ネットで家の周りを囲みイノブタの侵入を阻止したら?と提案したが、彼の話を聞いて打つ手がない事を教わった。

500kgの石をも動かして侵入する事や、彼が以前に自分の鉄筋の柵に閉じ込め捕獲したイノブタが、2mの高さの柵から飛び出して逃げた事や、一度入ったら餌が無くなるまで侵入し続ける事などなど・・・・嘘だろ!って思った。


とにかく野生のイノブタは自分の想像をはるかに超えていた。
この高さ2mの結構頑丈な鉄骨と鉄筋で作られた柵を飛び越えていくとは恐れ入った。

イノブタごときにコンクリートを張って鉄骨で固定して金網柵を作り、高さ3m位のとてつもないものを作らなければ阻止出来ない事を知ったのだ。

そこまですることは出来ないし、自分の無知・無力を知ってがっくし。


また違う部屋にガラス窓をこじ開けて侵入したとなると、大問題だよなぁ~。
ガラス窓のカギをかけて出掛けてよ!って言ったら彼に怒られ、ガラス窓のカギをかけたらガラスを割って入って来るからそれも出来ない事を知る。

彼は言った。

「7~8匹子供を連れたイノブタが、あちこちに出没してる。秋になって餌が無くなったら、とんでもねぇ事になるぞ。」と。

イノブタは一度に10匹くらいの子供を産むが、その子供も半年も過ぎれば交尾してまた子供を産むことになるから、その数がどんどんと増えると教わった。

「あと2~3年もこのまま行ったら、町のみんなの家もイノブタに入られ、壊されて住めない家になるべ!」と彼は言った。

勘弁してくれと僕は彼と電話で話し、朝の目覚めの一発に消沈!いや、撃沈!した。


子イノブタは、こんなに可愛いのになぁ~。6月富岡町で
これが大きくなったら、とんでもない事になるのか~。ハ~。
僕の家も鍵かけて来たが、イノブタにガラスを割られて入られるのも時間の問題???

ガラス窓を簡単に壊して入るようになるだろうなぁ~と思ったら、さすがに気落ちする。

松ちゃんは「麻酔銃じゃあの体には入らねぇべ。鉄砲でなければだめでねぇか?」と言ったので、鉄砲を所持したら?と返したら「俺は鉄砲はやりたくねぇ」とすぐに返って来た。

イノブタはイノシシと豚の掛け合わせで、4~5年もすると400kg(足の短い牛くらい)の巨体になるのもいるらしい。

こんなのが町中にいたら、家々は壊され続け大問題になるのは必至。

隣村の川内で、イノブタ・イノシシの駆除が行われているのが、どういうことなのかやっと分かってきた僕だった。

イノブタは牛よりひどい!牛は人の家のガラスを壊して入るなんてことしないし、イノブタは脅威!

松ちゃんも「あの手この手で、やってみっぺ」と言っていたが、彼がイノブタをどうかわすか?見ものである。

ちょこっとがっくり来ているんだけど、松ちゃんに期待して今日のブログを閉じます。

みなさん、またお会いしましょう。













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ついに猿が。

2013-07-23 06:18:55 | 日記
NO424
先週、彼の家に行った時、松ちゃんちに猿がやってきた話を彼から聞き、僕はついに来たか!?という感じだった。

その時は「えっ、本当?」と聞き返したが、いずれやって来ると彼から聞いていたので、半分納得のいく感じであった。

しかし、彼がアイパッドを取りに行く間に姿を消してしまい写真は撮れなかったが、間違いなく猿がやって来たらしい。


これは松ちゃんちの3つある家の一軒で、おじいちゃんおばあちゃんが建てた家。
あの震災で崩れ落ち屋根の部分だけになった家の屋根の上に子ザルが一匹いたらしい。

そしてその周りの木の枝が複数揺れていたので、松ちゃんは「3~4匹の親子だったんでねえか?」と言った。

原発事故被災地・富岡町に人は住んでいない。たった一人の住人を除いては。


松ちゃんは続けて言った「ここに猿が来たってことは、今年は柿が豊作になるからあちこちで、サルの被害が出そうだな。」と・・・・

南相馬市に群れを成して増殖した猿の映像をTVで見たことがあるが、人間を恐れず逆に威嚇しとても危険な町に変貌したあの町を想像した。

野生の猿はとても凶暴だと思う。
ましてや人間よりも強いと思うからあの映像のようになって欲しくない。


今年の柿は豊作の予感。
どの家の柿もたくさん実が付いてます。
自分の家にも柿の木があるが、松ちゃんちみたいに大きな木でないので自分ちは安心。

正直、サルは好ましくない。
悪さ(いたずら)するし、家の中に入ったらもう完全に諦めるよ。


ハクビシン・イノブタに続いて猿の心配をしなければならないというのは、かなりきついものがある。
イノブタに侵入された松ちゃんちの両親の家。

昨日も彼と電話で話したが、野生のイノブタが頻繁にやって来るようになり、夜も昼もやって来るので見張り番の石松が眠ることも出来ずにバテテいると言った。

「このままじゃ、石松が死んでしまう。」と彼はイノブタに怒っていた。
それほどやっかいなのだ。
何とかしないと。
イノブタでこんなに大変なのに、サルまでやって来た。

比較的新しい家々は、震災の影響を受けずに立ち並んでいるが、サルは屋根の上に上がり瓦を落として遊ぶ?(いたずら)みたいで、そうなれば新築の家でも雨漏りして、家々はカビ腐敗の家になってしまう。

考えるだけで嫌になってしまう。
この先、どうなるんだべと故郷の富岡町を思い、今日は書いてみた。











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故障。

2013-07-22 07:07:28 | 日記
NO423
参議院選も終わり、自民党の圧勝で幕を閉じた。原発再稼働を反対したい僕の希望もやはり届かず、ねじれを期待していたのだがこれで諦めた。

あとは自公両党のまともな政治?に期待するしかない。消費増税・TPP・原発再稼働・憲法改正・景気対策・年金問題これ以外にも色々と問題があり、本当にまともな政治を期待する。

さて今日は、4日前のいわきでの話を書こう。その日の朝は、いわきの修理工場で松ちゃんと待ち合わせをした。

彼は帰還困難区域にある三つ目の柵の重機が故障し、いわきの修理工場まで走り至急で修理をお願いしたのだった。この重機が無いとかなり不便なのだ。


僕の方が先に到着して待っていたら20分後に松ちゃんが到着。
重機を積んだトラックから下りてきたときの写真。


トラックから梯子を使い重機を下す松ちゃん。これが結構危ない作業で梯子が外れると大けがどころか死亡事故になることもあるので、慎重に操作する松ちゃん。


完全に着地するまで油断出来ず気を引き締め重機を下す松ちゃん。
見ていてもやはり怖い。自分には出来ないなぁ。


これが操作レバーを定位置にセットした時の重機の姿。
アームが真っ直ぐに向かず、曲がったままの状態で使えなくなっていました。
45度くらい曲がっていたから、この曲がった角度の状態で梯子を使い下りてきたわけだ。
彼の体が横向きになっているのが分かると思いますが、まともな状態なら真正面を向き下りてくるので、横向きのまま梯子の掛り具合を見ながら下りてきた。
普通なら2本の梯子が見えるけれど、1本しか見えないからかなり怖い。
この作業を修理工場の社員さんたちもびびってやりませんでした。

この後、僕は松ちゃんを富岡まで車で送った訳だが、その時に反対車線の対向車で瓦礫処理のダンプカーが弾き飛ばしたはね石によって、車の前面ガラスに2cm四方の傷をつけられ、富岡に着いたら松ちゃんの愛犬石松にフロントバンパーに噛み傷をつけられと散々でした。

おまけにカーナビのヒューズが切れて全く使えずで、いやはや何とも恐ろしく続いてげんなりしました。機械の故障はつきものだけど、こういうの本当に困るよね。

トリプルパンチ・・・参りました。(泣)

石松も松ちゃんに怒られしゅんとしてたけど、あいつは僕の車を何回傷つければ学習するのだろうか?いい加減に卒業して欲しい石松君だ。(笑)

石松君にやられた傷はずっとそのままで、前回のガリ傷も今回の噛み傷も修理しない。またどうせ石松にやられるから、このままでいいや。

さて、今週もみなさんにとっていい1週間である事を願って、僕も頑張ろ~と。

今日はこの辺で失礼します。それでは、またお会いしましょう。



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楽園?

2013-07-21 07:23:50 | 日記
NO422
今日は参院選の投票日です。みなさん、清き一票を投票してきてください。

今日は松ちゃんが、保護した被災地の動物たちの姿を見て思った事を書きます。

僕がこんな事を書くのは初めてだが、被災地に生きる松ちゃんと保護された動物たちを見て、つい最近、ここはある意味動物の楽園?って思った。

松ちゃんが「俺は、動物ボランティアでねぇ。」と言うように、僕も動物ボランティアではないと思っているが、彼が保護している動物たちのゆったり、まったり、リラックスしてる姿を見て、ふとそう思ったのだ。


地面に座り子猫の相手をする松ちゃん。
彼のこの姿を見た時、唖然としてしまった。
上手く言えないけど、なんだろう。
動物への彼の思いみたいなものかなぁ~。
それを感じた。


ダチョウも牛も、犬や猫もみんなリラックスして暮らしている。
牛は動きが遅いから本当にゆったり、まったり感を感じます。
彼がいなかったら、確実に殺処分されて生きていなかった牛たち。


ダチョウにむしった草を食べさせる松ちゃん。
体が大きいので、むしってもむしっても食べる食べる。
これには松ちゃんも「呆れっちまう~」と。(笑)


子猫のさびがダチョウの柵の柿の木をよじ登る。


負けじとシロもあとに続き木登りし始めた。


体がまだ小さいシロとさびには、この屋根の高さはめちゃくちゃ高いのだろう。
怖くがってここから飛び降りることはしなかったが、彼女らの遊び場なのは間違いない。
僕は猫が屋根に上って遊ぶのを初めて見た。


シロは下りる時にダチョウに怒られないように、下の住人の隙を狙っているところです。

この日は子猫たちに癒された。ダチョウたちには草をむしって食べさせる時に、手を挟まれてあの堅いくちばしが当たって擦り傷を作ってしまいましたが、楽しい時間であったことは間違いありません。

実は今日、久々に夢を見たんだけど、松ちゃんちのダチョウの夢だった。夢にダチョウが出て来たのは初めてです。(笑)牛も犬も猫もまだ夢に出て来てないのに。

動物たちの楽園?これは松ちゃんに保護された動物たちを見て思った事です。

僕は、ふざけて松ちゃんに「本当に松村動物園でも開こうか?」って言ったら、彼は馬鹿にしたような涼しい顔をして僕を見た。いやぁ、今のままで充分なので、このままでいいと思いましたが。

今日はこの辺で失礼します。みなさん、またお会いしましょう。













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さび君。

2013-07-20 06:00:01 | 日記
NO421
参院選も明日で終わる。原発被災者として自民党の原発政策に納得できず、出来ればねじれを期待しているのだが、東北のごく一部の人間が騒いだところで何もならない。明日の結果を待とう。

今日は松ちゃんちのシロとさび君の話で、シロには及ばないが、やっと人間に慣れてきたさび君を紹介しよう。


この子がさび君。今日はさび君のブログデビューなのだ。
何にでも興味を示す子猫のさび。



今では、シロと共に散歩に出るとのことで、僕は松ちゃんと猫たちの散歩にお付き合いすることにした。散歩前の写真。
体は一回りだけちょこっとさびの方が大きい。



おなじみのシロ君。人懐こいし怖いもの知らずだが、ポニーのヤマに洗礼を受けたのか?第一の柵には近寄らなくなったシロ(笑)
全く近寄らなくなっていて、どんな洗礼を受けたのかも分からないが、少し可哀想な感じがした。



本当にさびも一緒に散歩してる!シロのおかげでようやくここまで来たか?って感じ。
僕にも「この人、前にも来てた人だな?大丈夫そう」って少し慣れてくれた感じのさび君でした。



プルルルル。松ちゃんの携帯音がなるとシロとさびは、足を止め松ちゃんを振り返り見た。
忙しい松ちゃんは、取材依頼など電話を受けるのが多い。



ここで、さびは長めの電話にしびれを切らし「もう、待ってられないよ~。一人で行けるもんねぇ~」って感じでカメラを構える僕の方へ歩き出す。


松ちゃんの猫との散歩はおおよそ全部が彼の遊び!楽しい事大好き人間なのだ。
遊んでいる松ちゃんも楽しいのだろうが、遊んでもらえるシロとさびもそんな散歩が大好きのようだ。


丈の長い草を手でむしり、散歩しながら足元で小さな円を書くように草を振ると、低く構えて草の先をおいかけるシロとさび。
歩きながらこれをするから、子猫を踏みそうになるので意外と大変。

こんな のほほんとしたブログばかりかければ楽だし楽しいのだが・・・シロとさびを見ていると癒される。ここが(富岡町)被災地である事を忘れちゃうんだよなぁ~。実際に忘れているけど(笑)

たまには気楽に、放射能や除染に政治のことなんか忘れて過ごすのもいいなぁって思った。














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めちゃくちゃに。

2013-07-19 07:26:35 | 日記
NO420
皆さん、事件です。ついに!というか、とうとうあいつがやってしまいました。と言っても、松ちゃんがやらかしたことではなくて、野生のイノブタです。

今回の事は驚いた。今まで2年4か月もの間、イノブタにこんな事されることがなかったのでびっくり!松ちゃんもさすがに「参った!」っていうかオヤジの代わりに怒っていた感じでした。


この外されたサッシを見た時に、これは本当にひどいかも?って思った。

彼が建てた家ではなくて、餌置き場として使っていた彼の両親が建てた家にイノブタが入ったのだが、部屋の中は散乱しひどい状況で写真は悪くて撮れませんでした。

イノブタ特有の強い鼻先を使いこじ開けて侵入したのだと彼は言ったが、「イノブタは可愛くねぇ~外の散らかしようは、みんなイノブタの仕業!」と。


彼が飼っている猫のトイレの猫砂も餌だと思って引きずり下ろし、袋を破りこのような状態に。

松ちゃんがいないときを狙ってくるからどうしようもない!


彼が家の下の柵の牛に餌を与えていた時に、石松の吠え方が尋常じゃないのですぐに家へ戻ってきたら、侵入したイノブタも慌てて逃げたらしく、あの体でサッシに体当たりして逃げたから、ガラスは飛び散りサッシはぐにゃと曲がってしまっていた。

「急いで直さねぇとなぁ~。これじゃぁ上の家もやられるべな?こんなことするから、イノブタは殺処分されっちまうんだ。」と松ちゃんは言った。

「人間の家に入り餌がある事を勉強しちまったから、これから何回もやってくるべ!」と言ったが、イノブタとのバトルはどちらに軍配が上がるのだろうか?

興味津々で動物に近づく僕は、松ちゃんに「あいつら、本当に向かってくるから危険だぞ!」と注意された。


このイノブタだと僕は思っていたが、他にもいて合計4頭のイノブタが彼の家の付近に出没していたと聞いて、このイノブタが侵入したのではない事を知った。

それでも今回は、イノブタに侵入されて家の中をめちゃくちゃにされた人の気持ちが分かった事件で、被災地ではこんな被害を受けた家がたくさんあると聞いてます。

イノブタたちよ山に入って暮らしてくれ!と強く願う。

そして松ちゃんには、早く直してもらわないともっとひどい状況になるので、それだけをお願いしたい。以上、ご報告でした。

















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線量マップ。

2013-07-17 03:09:50 | 日記
NO419
今から松ちゃんと松ちゃんちの動物たちに会いに行くのだが、今回は選挙もあり姪の新築祝いにも行かねばならなくて、本当に時間がありません。


待て!の訓練中の石松と松ちゃん。茶目っ気たっぷりでまだ子供の石松に根気よく毎日教え込む松ちゃん。

彼も人が悪いんです。石松が何分我慢できるか?わざと長~い待ての指示を出すから、石松もいじける(笑)


牛たちはのんびりしていてのどかです。松ちゃんの所の牛たちは、みんな安心して暮らしている。それが見て良く分かります。


おじさん、何かくれるの?って感じでしょうか?人間を見ると餌貰えると思っているんでしょうね。近寄って来る子牛たち。

前回、福島に帰った時に僕は知人とばったり富岡町で会ったのだが、開口一番「富岡町に帰って来る気あるの?」と聞いてきたので、「うん、いつか帰るつもり。」と返した。

その彼が「嘘でしょ?」と言葉少なめに言った。僕は「何故?」って分かりきっているのに意地悪に聞いてみた。彼は僕にすかさず言った。

「今、二人で立っているここの線量知っている?」と聞いてきたので、発表では2マイクロシーベルトじゃなかった?と返した僕に、彼は「ここで空間線量4.6マイクロシーベルトもあるんだよ!」と。

えっ、そんなにあるの?ってすぐに返した僕に、立て続けに「この下の場所は12マイクロシーベルトもあった。」と話した。驚いた。言葉が無かった。

更に「こんなところに平気で帰す国も国だ!僕ら原発作業員は定期的に内部被ばく検査なり、いくつもの検査をしっかりとやっているが、一般の住民には検査も何もなしで、家の手入れや掃除に帰っていいですよはない。」と呆れていた。

知人は放射線管理士の資格を持っていて、彼が調べた線量は国や県・町で発表したものと全然違っていた。もちろんメディアに流されたものも全部この資料だろうか?

放射線量マップもデタラメなのか?・・・と思った。

原発事故は、故郷を奪い緑豊かな大地を奪い、人によっては仕事も家も人生もめちゃくちゃにされて、これでもか!って言うくらい色々と出て来る。

以前から、線量マップの数値より持ち込んだ器械が示す数値がはるかに高くて、たくさんの地元の友人からも「絶対におかしいよ。」と聞かされていたが、これでは住民も線量マップを信用しないだろう。

この時にホットスポットがたくさんある事を知った訳だが、インターネットの線量マップに1.75マイクロシーベルトと表記されていたところの近くで、4.6と12マイクロシーベルトもある所があるなんて・・・。

絶対にあってはいけない事だ!もっと細かく正確に出してくれなければ困る。

彼は「小さな子供がいる人は絶対に帰ってはいけない!」と言った。

松ちゃんも、町民がいつか帰って以前の街並みと町の賑わいが戻って来ることを願っていた。

それでもあきらめていない彼が「今の除染はダメだ!」と状況は日々変わっていく・・・。


前回彼はロールわら餌を積んで、三つ目の柵の牛たちの所に行く準備をしてから、一緒に昼食を食べた。


松ちゃんの所には、いつもお客さんが来ています。

また器械で測ったら線量マップと数値が違うという事は、帰還を心から望む町民の夢を打ち砕く事だよなぁと思った。

さすがに僕も若い人や子供は帰してはいけないと思っていたけど、これほどとは・・・

かなり前から出ていた話だけど、先月、放射線管理士の資格を持つ知人と会うまではスルーしてきてしまいましたが、事実を知りとても残念です。

今日は、今から出掛けますのでこの辺で失礼します。

明日はブログをお休みしますので、宜しくお願いします。




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卵一個に・・・。

2013-07-16 06:02:11 | 日記
NO418
震災直後から残されたペットや動物たちを守って来た松ちゃんが言ってきたことがある。

「人間がやることに絶対に100%はねえべ!機械はいつか壊れる!壊れねぇ機械はねぇ!原発も一緒だ!」と、震災直後から言って来た松ちゃんがいた。


今月初めの写真。

原発審査委員会とかいろいろあるが、人間が作る基準ほど信用出来ないものはない。国が安全だとお墨付きを与えてきた福島原発が、大惨事を起こし世界の福島になった。

とんでもない放射能汚染をひた隠し、さらに原発を再稼働しよう。新たに作ろう。輸出しましょうと馬鹿も休み休み言ってもらいたいものだ。

松ちゃんは、そんな政治がやる事、東電のやる事をどこか涼しげに見て来たのだと思う。「どんなことがあっても原発は反対だ!」と早くから、その姿勢を見せ生きてきた。


放牧させて生きた草を食べさせる松ちゃんと牛たち。

そして彼の「ここで生きる事が自分の闘い。」は、いつも何かを教えてくれる。彼は、これからも町を放浪している動物たちや殺処分を逃れた牛たちを保護していくだろう。

そんな彼と一緒にある鶏舎に行った時、僕は衝撃的な事実を知りとてもショックだった。・・・「鶏舎は、どこもひどかった」って何人ものボランティアさんから聞いてきたけど・・・本当にひどかった。

この鶏舎は暗闇の世界で、窓と言う窓の無い恐ろしい鶏舎であった。中に入ると何万羽か何十万羽か知らないが、鶏の腐敗臭で吐きそうになった。

天井まで五段になっていて24時間太陽の光は入らず、電灯を使い産むだけの仕事をさせられていた鶏の苦しみを初めて知った。


小心者の僕は腐敗臭と怖さでとても中に入れませんで、外から写真を撮るのが精いっぱいでした。

松ちゃんは「ここの鶏は一日に卵を2個は産ませられていたべ~。」と言った。電灯の点灯を操り、一日に夜が二回来るようにして、鶏に卵を産ませ続けさせたのだと思う。

そして「一年も続けたら産めなくなって、処分されブロイラー(肉にされる)に回されっちまうんだ。卵一個に対するありがたみも何もねぇよなぁ~~。これが今の日本の農業なんだ!」と。

腐敗臭だけでも気持ちが悪かったのに、さらに愕然としてよけいに気持ちが悪くなった。そのあと怒りが湧き上がってきたのを、はっきりと思い出す。


二年以上も経っているのに、卵だけが残されていた。天井まで5段もある卵受けに今でも卵だけが残っている。鶏舎のゲージの中には骨と皮と羽だけの鶏の亡骸・・・

あれからずっと、スーパーなどで売られている卵が食べられずにいる。松ちゃんの言った卵一個のありがたみをずっと引きずっているのだ。

僕は、強制的に電灯の明かりで狂わされて一日二個の卵を産み続け、用を足さなくなったらすぐに肉にされてしまう鶏がいる事に強烈な不快感を感じた。

多分、自然と同じ環境で飼われている鶏の卵は食べられるかも知れないが、あの鶏舎を思い出しては食べる気が失せてしまう。

豊かさや自分のもうけばかりに目が行く社会構造は、ある意味悲劇である。原発も人間の欲の塊で、放射能を封じ込める手段も無いのに再稼働を目論む人たちは福島の被災地に住むべきである。

再稼働をしたいあなたに言う。僕の貧弱な家を差し上げますので、この被爆地で家族と共に暮らしてみてください。

小さなお子さんやお孫さんのいらっしゃる方は来れないですよね。

本当に安全なら住民を帰そうとする前に、あなたたちが本当に住んでみてはいかがですか?と。



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日本は放置国家?

2013-07-15 06:23:50 | 日記
NO417
タイトルは今の日本政府への皮肉を込めて書いてみた。法治国家?が正しいのだが、日本をダメにしている政治家や官僚にこの言葉を送りたい。

昨日の午前中、京都大学原子炉実験所 助教授 小出裕章先生の講演会のビデオを見ていた。

今回の福島原子力発電所の事故を過小評価をして発表していること。
民主党の野田元総理の収束宣言に呆れた事。
これから何十年とかかる廃炉までの苦難の道のりがある事。
また其処に戻る住民も避難した住民もこれから何十年も苦しむこと。
など講演し、安倍総理の原発再稼働や世界に輸出する事へ「正気の沙汰と思えない。」は、納得のいくものだった。


井浦満男さんの本。地の揺れ、未だ収まらずから転載。福島第一原発は1号機から4号機まですべて爆発事故を起こした。

政府は原発事故から逃げて知らぬふりをしている。そして原発法に定められている法律を自ら反故にし、どこかで再稼働だと!馬鹿にするな!

国民は悪い事をすれば逮捕され処罰を受けるのに国は処罰を受けない。

この事故で、放射線管理区域に指定しなければならないのに、されていない市町村がたくさんある事や被曝線量年間1ミリシーベルト以内と原発法で定めているのに20ミリシーベルトまで上げて住民を戻そうとしていることは、自分たちで定めた法律を反故しているとさえ言った。

この事故は国が起こした大犯罪であるのだから、国は罰を受けなければならないし再稼働の前に福島の責任を取るべきで、今の日本は法治国家ではないと小出先生は講演した。

チェルノブイリの事故をはるかにしのぐ事故であるのに、メディアも統制されているのか?全くと言っていいほど真実を報道しない。

ヒロシマと長崎の原子爆弾は、大人も子供も小さな赤ちゃんもいて住民たちが普通に暮らしている事をアメリカは知っていて、この爆弾を落とした。軍人に非ず、多くの民間人を殺した原子爆弾。


http://satehate.exblog.jp/7590315から転載。

その原子爆弾がわずか800gのウランと500ccの水で作られていた事を、僕は先生の講演ビデオを見て初めて知った。

福島で事故を起こした原発は1号機から4号機まであるが、各号機とも100トンのウランが入っていた。使用済み核燃料も入れたらどれだけ危険かよく分かる。

IAEAに広島の原発168発分が地上に放出されたと報告したが、実際は400発~500発分は出たであろうとも語っていた。そして海にもそれと同じくらいすでに流れているとも・・・・

日本は恐ろしい国だ。嘘つきと金の亡者どもが手を握り、汚い奴らの餌食になるのは力のない住民たちばかりか?・・・今ではその住民も放置されたままだ。放置国家なのである。

原発は危ない事を知っていて、過疎の村や町に金を見せつけ「安心・安全」と偽り至る所で建設してきた。小出先生も「そんなに安全なら東京に作ればいいのです。」って本当だよな。

東京電力は、福島と新潟に原子力を作り、青森にも建設しようとしていた。東北電力の管轄の土地に何故、東京電力が?これには力関係があるかも知れないが、そんなに安全・安心なら東京に作れ!


この山砂(黄色い砂)の下には、放射能汚染物の黒い袋が埋められています。中間貯蔵施設を作る気が無いのか?自民党の政治は分からない。

大体、国も東電も何十万匹いや、鶏舎の鶏を入れたら何百万匹にも及ぶペットや家畜などの動物を殺した張本人なのだから、生き残った動物たちの永久飼養をする責任を取ってもらいたい。


水も餌もない牛舎で、苦しみ抜いて死んで行った牛たち。合掌。

人間として弱いものを守らない当たり前の事が出来ないから、世界中からやっぱり日本は野蛮人の国といわれるのだ。

昨日は、小出先生の「自民党だけは入れないで下さい」に共感した一日だった・・・・。





















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