ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

一枚の地図に。

2018-04-25 11:05:21 | 日記
みなさん、こんにちは。
一ヶ月ぶりの更新になります。


富岡町上郡山の牧場の朝の写真

先週の14日(土)に富岡町の放射線量測定が終わりました。

今回参加して下さったボランティアさん、そして今回もご協力頂きました愛知県名古屋市「NPO法人チェルノブイリ救援中部」さん、福島県南相馬市「放射能測定センター南相馬とどけ鳥」さんの2団体様、本当にありがとうございました。


今回、僕と一緒に回ってくださった長野県在住でNPO法人チェルノブイリ救援中部理事の原さん。
原さん、測定のアドバイスありがとうございました。


「これは凄いな」と町の中に建設された太陽光発電所の写真を撮る原さんでした。

色々ありましたが今回自分の車で町の中を走り測定出来て良かったと思いました。
少しでもみんなの力になれたかな?と。


左から2番目の帽子をかぶった方がかみさんとペアを組んでくれた蔵方さん。
うちのかみさんがびっくりしていたんだけど、前回車で走った時にナビに行った場所の地点登録したようで、今回スムーズに測定地点を回れたと。

僕もそれを聞いて驚いたし感動しました。
嬉しかったですね。
次回、僕も自分のナビに地点登録したいと思います。
職人さんとかみさんから聞きましたがプロですね。さすが職人!!!
東京から参加してくださった蔵方さん、かみさんの面倒をみてくれてありがとうございました。

今度は今年の秋にやる予定です。
今回は富岡町と浪江町の合同測定でした。
線量マップも一枚で双葉郡と南相馬市の線量が分かる地図が作成されるので少し期待しています。

松ちゃんの方は養蜂業も本格的にやり始めたところです。


今年は温暖化の影響で自然界にいろいろな変化があり松ちゃんも1~2週間早めに対策をしないとダメだと言っていました。

桜の開花が2週間くらい早かったので、アカシアの開花もそのくらい早いのでその準備をしなければならないらしいです。


今回は蜂の管理に帽子をかぶり、黒いジャンパーを脱いで作業しました。
今頃は新しい女王蜂が誕生する時期で、蜂もこの時期に巣箱をいじられると怒るんです。

僕は帽子もネットもかぶっていないので、遠くから写真を撮りました。
それでも一匹の蜂が僕の黒い髪の毛に止まり一際大きな羽音を立てていたので、じっと動かず蜂が去るのを待ちました。

こういうときに手で払おうとすると蜂は攻撃されたと思い刺してきます。
みなさんは蜂と対峙することはないでしょうけど、万が一そんな状況に出会ったらじっとして動かないでくださいね。


松ちゃんの軽トラックの荷台。
いわき市の親戚から「牛に食べさせて」ともらって来たくず芋がたくさん積まれてました。
サツマイモ、ジャガイモ、長いも。
親戚の方、ありがとうございました。

個人的に色々やることがあって今度富岡にいつ行けるか分からないのですが、松ちゃんは元気で頑張っています。
みなさん、これからも松ちゃんの応援どうぞよろしくお願いいたします。






















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双葉郡未来会議season7

2018-03-19 06:55:20 | 日記
みなさん、おはようございます。
一昨日、双葉郡未来会議season7で松ちゃんが講演するとのことで、いわきに行ってきました。

双葉郡未来会議とは本当にしっかりした活動をされている団体様の団体名称です。
その活動ぶりに僕は感心しています。

今現在の双葉郡における問題の提起や、これから先の事を考える会議等を開催し、そこから新しいものを生み出そうとしている姿に勇気をもらいました。


会場となったいわき市文化センターです


文化センターロビー


今回は「特集!牛たちの行方」

松ちゃんはこの日、仲間の畜主さんの餌運びをしてから会場に駆けつける予定でしたが、会場に向かっているときに車がまさかの故障。
それが原因で松ちゃんは大幅に遅刻してしまった。

焦りましたよ。ほんとに。
それでも進行係の方の機転で到着後、無事に済ますことが出来ました。


希望の牧場の吉沢さん、ふるさとと心を守る会の谷さんも講演しました。

午後1時から開催され途中で休憩を挟み2部開催の時に松ちゃんは到着し無事に講演。


吉沢さんと谷さんはまじめで堅い話だったので、少し締まったいい感じのスピーチでしたが、松ちゃんは会場から笑い声が絶えないスピーチをした。
3人のうちの2人がまじめで堅い話だったので、場を和ますような松ちゃん節も良かったかなと思った。

この日の講演の最後に3人がそれぞれの未来を語った。
被災し金にも何にもならない牛たちをこれからも飼養する。

そこには深くて熱いものがあった。
吉沢さんの「これからも牛を生かし続ける。これからも希望を持って生きて行く」には、素直に心動かされた。
希望がなかったら生きて行けないと。


終始笑顔で講演した松ちゃんでした。

3人も伊達や酔狂で始めた訳ではないから、これまでの苦労は並大抵のものじゃなかった。
3人とも凄いです。

これからそれぞれの活動形態になるかと思いますが、これからも頑張ってほしい。
また個人で飼養を続けている畜主さんにも頑張ってほしいと思います。

今回、被災牛たちのための会議を開催してくださった双葉郡未来会議の全てのみなさんに感謝いたします。
本当にありがとうございました。

最後にみなさんにお願いしたい事があります。
ボランティアで参加していただける方大募集中です。

第5期 富岡町 放射線量測定プロジェクト
測定ボランティア募集のお知らせ

2016年3月より始まりました「NPO法人がんばる福島 
富岡町放射線量測定プロジェクト」
この4月で第5回目を迎えることとなりました。

この度、富岡町内各ポイントで放射線量測定のお手伝いしていただける方を募集します。
約500メートル間隔の決められたポイントで測定する作業です。
結果を集計し大きな地図に起こします。
放射線量が色分けされ、放射線量の推移が理解できる地図を作ります。

2011年6月より南相馬市、2013年より浪江町にて
年2回放射線量地図の作成に取り組んでおられる、
愛知県名古屋市「NPO法人チェルノブイリ救援中部」さん、
福島県南相馬市「放射線測定センター南相馬とどけ鳥」さん。
今回もこの2団体様からの協力を経て取り組むこととなりました。

実施   2018年4月21日(土) 雨天決行
時間   午前8時半~午後3時頃
    (測定場所によって終了時間が異なります。
     終了次第、解散となります)
集合場所 富岡町役場 駐車場
募集人数 10名
    (20歳以上の健康な方。測定ポイントにより
     放射線量の高低をご理解していただける方)
募集期間 4月10日 (木)まで

当日、測定前に測定機器の使い方、測定ポイントでの注意点などのオリエンテーション開催。
帰還困難区域の測定はありません。

参加者はボランティア保険加入をお忘れなく。各自治体の社会福祉協議会まで。
ルート、宿泊、送迎等 相談に乗ります。
応募、お問い合わせは下記にお願いいたします。
TEL 080-3288-0421 メールteamfukushima0311@gmail.com
担当 井上めぐみ
 
皆様のご参加をお待ちしております。
どうぞ宜しくお願いいたします。












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あれから7年 母親の怒り。

2018-03-11 08:22:55 | 日記
みなさん、おはようございます。
あの大震災から7年目を迎えました。

全国の皆様に支えられ代表の松村直登ととも、NPOがんばる福島の活動をしてこられた事に感謝しています。
本当にありがとうございます。

早いもので7年、ある意味長かった7年。
色々と複雑な思いがあります。



今思うことは、東京や首都圏のほとんどの人が普段は原発事故の事を忘れているように思います。
年に一度、3.11の日にしか思い出してくれない。

日々使われる東京や首都圏の電力は福島第一原発と第二原発によって作られ福島から送られてきました。
その原発が爆発事故を起こして福島の環境を破壊し、今もなお福島の地、または避難先で苦しい日々を生きている人がいます。
自宅や仕事などの生活基盤が失われたままの生活が続き、耐えきれず今も自殺を選んでしまう人がいるのです。

震災前に人口約16,000人だった富岡町は今、人口458人で帰還宣言してからもうすぐ1年経とうとしているのに帰還率3%未満です。
原発関係の仕事に従事する人たちの流入を入れてこの人数です。
復興とはほど遠い姿です。

この1年2年では復興を語ることは出来ませんが、とても長い時間がかかると思います。

事故を起こした原発の廃炉作業は更に難航しているようで、約40年で廃炉完了予定が専門家の人の中には100年かかると言う人も。
溶けて漏れ出した核燃料デブリの除去がかなり難しいようですね。
完全に復興を宣言出来るのは、核燃料デブリを除去し廃炉が完了する100年後ってことです。



一ヶ月前に友人から電話をもらった。
近隣の町での事ですが「足が6本あるノシシが捕獲されたんだけど、誰か報道関係の人紹介してくれない?」と。

僕は「えっ、嘘!本当に?」と返したけど、内心はついにその姿を現したかと思った。

彼女の父親の友人が奇形のイノシシを捕獲してこの騒動が起きた。
何十年も猟をしてきて初めて見た異様な姿のイノシシに「これは絶対に放射能の影響じゃないか」となったのだ。

早速取材に地元のTV局が2社ほど来てくれたらしいのですが、後から2社とも「今回は放送出来ませんのでご了承ください」と丁重にお断りされたと連絡があった。
取り上げてもらって研究機関などがイノシシを調べてくれたら良かったのにと彼女は呟いた。

聞いたところ、今、国が復興を盛んにアピールしているのに、これを放送したら大変な事になるのでやめたのではないか?とか、国から相当の圧力があるのではないかとのこと。
僕も国からの圧力はあるだろうし報道規制みたいものがあって、国や東電に都合の悪いことは報道出来ないのだろうと思った。

数年前、南相馬の高濃度汚染区域で群れを作り、人間に一番近い動物である猿の生態調査を行ったチームのTV報道の話を松ちゃんから聞いたが、その時も大きな問題になり大変なことになったらしい。



彼女は「放射能があるのは当たり前の事だし隠す事じゃないよね。これで子供を守れる?国は除染したから帰還しろって住民を馬鹿にしてる。こんなところに絶対、子供を帰せない。ふざけないでと言いたい」と語気を強めた。

無理もない、彼女の子供の一人は福島県の小児甲状腺がん検査で、疑いありの判定をされ手術を受けたからだ。
親子で苦しんだからこその怒り。
子供を思う母の怒りだった。

子供を守る母親として他の子供にも自分の子供と同じ思いをさせたくない気持ちが本当に強い人。
さらには自分が生まれ育ったふるさとに強い思い込みがある人だ。

あったことをなかったことにする風潮や国の原発行政、特に住民の意向を無視した強引な帰還政策に怒っていた。
彼女は以前から帰還宣言が早すぎると言っていた。
もう少し時間をかけるべきじゃないかと。

今、原発被災地では7年を経てセシウムボールなる新たな放射能汚染が発見された。
水に浸透するセシウムが浸透せず川から固形で見つかったのだ。
かなり多いみたいです。

それがどのようなものなのか?どれだけの危険性があるのか?専門家も今から調べないと分からないらしい。
7年経ってこのような問題が起きた。
放射能の不安を危惧し帰還に迷っている人もこれでは帰らなくなる。
放射能は本当にひどい。

そろそろ復興と放射能問題の両方をセットにして考えるべきだと思う。
放射能問題を隠したり臭いものに蓋をするようなことはしないでほしい。
除染した後も震災以前より高い数値の場所があるのは事実なのだから。


2代目アキ牧場にて。

先月末、松ちゃんにその写真を見てもらい感想を聞いた。

「本物だな。この写真だけでは一概に放射能の影響でこうなったと断言できねぇ~けど、こういうのがたくさん見つかったらそのときはそうだと言えっぺな。このイノシシの兄弟はどうだったんべ?今、このイノシシはいるのか?」と。
残念ながら今は写真が残っているだけ。

あの電話をもらったとき直ぐ現地に行きたかったが体調が悪くて行けなかった事を本当に残念に思う。
イノシシを預かって研究機関に持って行き調べてもらえば良かった。

今から4年前に松ちゃんと放射能汚染によって奇形動物が生まれる可能性を話し合った事があった。
そのときに彼は「奇形種は餌捕るにも喧嘩するにも弱いから人目につく前に死んでしまって、人が目にすることはなかなかねぇ~んでねぇ~か」と言ったことを覚えている。
なので原因として半分は突然変異、半分は放射能の影響だと僕は思っている。

山林の除染はしていない。
広大な面積の山林は放射能に汚染されたままだ。
そこに暮らす動物たちは汚染したものを食べて暮らしている。
放射能の影響は必ずあるだろうと思う。

国は山林の除染もしてくれよ。
人も動物も放射能汚染から守ってくれ。
それをしないのだから原発を推進するなといいたい。



隠す必要はない。
現在、福島県各地にあの黒い放射能汚染物の袋が2,200万個も取り残されています。
富岡町で150万個。
この放射能汚染物袋の処理は7年経つのに17%の処理しか出来ていないいんです。
国は2045年までに法律を整備して他県に移すことが出来るように進めていますが反対の声も出るでしょうね。
2045年って震災から34年後の話ですよ。
そんな先の話、考えられません。

帰還困難区域の牧場の土壌汚染は20万ベクレル。
空間線量は今でも4マイクロシーベルト。
今でもかなり高い。
このような環境下で何があっても驚かない。
放射能問題に蓋をすることはしないでほしい。

原発の廃炉・放射能汚染物袋の処理、どちらも大変な事。

事故が起きたら本当に取り返しがつかないのが原発です。
日本は原発がなくても生活出来る。
震災後、ずっと原発が止まってたのに普通に暮らせたのだから。
だから原発はいらない!原発にNO!です。

今日この頃、実際にあったことを書いても福島のことや富岡のことを本当に考えているのかとお叱りを受けることが多いのですが、それでもあったことをないことにしないで書いていこうと思います。

今まで支援してくださいました全国の皆様、本当にありがとうございます。
これからもNPOがんばる福島と代表松村直登の応援どうぞ宜しくお願いいたします。

今日は長文、おつきあい下さいましてありがとうございました。




























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牛たちにも厳しい冬

2018-02-28 16:22:02 | 日記
みなさん、お久しぶりです。
昨日、やっと行ってきました。
昨日は養蜂協会の総会の件やNPO法人がんばる福島の決算の事など色々話すことがあって、どうしても行きたかった。

9日に松ちゃんと会って帰って来てから少し喉が痛かったのですが、次の日からの3連休中に悪化してしまい3週間本当にひどい目に遭った。
いやぁ~ほんとにまさかでした。
馬鹿なので風邪ではなかったのですが。。。


昨日の富岡の牧場の写真。

松ちゃんに「そんなに弱くなったのか」と言われ、ムキになって口答えするも意気消沈。泣
みなさんも気温の変化に注意して下さいね。

松ちゃんには僕の友人から依頼を受け犬の保護を頼んだのですが、その後の経緯を知りたくて聞いた。
「依頼される前から見かけていたんだけど、あれは誰かが飼ってた犬だよな!口笛吹いて呼んでも逃げっちまうし、なかなか捕まらねぇ~」ということで引き続きお願いしました。


昨日は松ちゃんの友人でもある畜主さんの所へ餌を届ける日だったようで、彼はハイペースで家の下の牧場と帰還困難区域の牧場の餌遣りをしなければならなかった。

今年は寒かったですが牛たちにも厳しい冬だったようです。
畜主さんの牧場で寒さにより亡くなった牛がいたと聞いた。

東京でも氷点下の気温が8日も続く記録づくめの寒さだったから東北の寒さは尋常じゃなかったと思います。
力の弱い牛や年を取った牛は、やせ細っているから寒さが身にしみたのか。。。。


やんちゃなアキ。
わら餌に付いているネットを引きずり回しネットが自分の体に巻き付き、最後にはグルグル巻きになって歩けなくなって笑いました。

今年は年初から松ちゃんにも僕にもいろいろあって、なかなか時間が合わずちょっと大変です。
3月は決算で4月に総会と放射線量測定にイベント出張も控えているから余裕が無く今からあたふたしてます。


「今日は3ロール運ぶ」と重機に乗り込み作業を始めた松ちゃん。

頭数が頭数なので結構な頻度で運んでいる。
3月中まで餌は間に合いそうな状況だったので安心しました。


600kgある餌を下ろす松ちゃん。
凄い。
半端ねぇ~。
僕がやったらギックリ腰確定!
自分の牧場の2カ所の作業を終えてから運ぶ訳だから本当にお疲れ様です。


前日の餌を食べていた牛。
写真左手前の茶色の牛は年を取った牛ですね。

若くて元気がいい牛は反芻体制になり横たわっていました。
ここも春が来れば草が生え一日中食べられる。
強い弱い関係なく生きられる。
もうすぐ春だから、それまで頑張ってほしい。

松ちゃんもこれから3月11日までは取材が入るので昨日行って良かった。

富岡では野鳥の生態調査の準備がされていた。
今年は今までの巣箱を全部交換し新しく設置するものもあるから、総数100箱くらいになると言っていました。

野鳥の生態調査数が増え養蜂も今年は群数を増すので、ほんとに遊んでいる暇なしです。
なので、お互いに時間をすりあわせてまた近いうち行って来ます。

それではみなさん今日はこれで失礼します。
またお会いしましょう。















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ほんのちょっとのことなのになぁ~

2018-02-10 15:15:25 | 日記
みなさん、お久しぶりです。
なかなか更新出来ず2月を迎えました。。。

昨日、松ちゃんと朝9時から夕方5時過ぎまで一緒にいました。


昨日の松ちゃんです。

昨日、富岡役場前のバス停にお年を召されたご婦人2人が立っていた。
その方の荷物に桜の木の枝みたいなものがあり、変な荷物を持ち歩いているなと僕は思った。


写真は現在、役場前に建設中の病院です


新しい病院のヘリポートに驚く松ちゃん。

僕は役場に申請書を提出に行ったのだが、その帰りに何気なくお二人に「どちらに行かれるのですか」と尋ねたら、富岡町のデイサービスに向うとのこと。

お二人は入所者のためにボランティアで何度か富岡町のデイサービスに来てくれているらしいのだが、その二人が本当に困っていた。

一時間に一本のバス便。
あの場所に何十分立ち続けていたのだろうか?

一人の方が松ちゃんと僕の顔を見て「タクシーはないし困ってます。白タクやってもらえませんか」と言い出した。
松ちゃん「とんでもない、そんなこと出来ねぇ~よ、軽トラックでいいなら乗せてってもいいけど、どうしたの?」と。

二人に話を聞いたところ町が隣町のバス会社に委託して始めた交通機関のバスを利用してデイサービスに向かうのだが、停留所がデイサービスから離れたところにあり、バスの運転手さんに「デイサービスの近くで下ろしてもらえませんか?」とお願いしたのだが、出来ないと言われ離れた停留所で降りて荷物を持って歩かねばならないとの事。

なのでお金を払うからそこまで送ってくれませんか?って、本当に困っていたんだなぁ。
そんな訳で二人をデイサービスまで送ってあげた松ちゃんだった。

松ちゃんは後で「風の冷たい日、雪がちらつくような日だったら、体の芯まで冷えて倒れっちまいそうな二人だったな。役場からデイサービスまで歩くのはどう見ても無理だべ」と僕に言った。

デイサービスに着き深々と頭を下げお礼を何度も言う二人に松ちゃんは「当たり前の事しただけ、お礼を言われるほどの事はしていませんよ」と返した。

玄関に出てきたデイサービスの職員さんと話をした。
手が空いているときは送り迎え出来るのだが人が少ない時はどうにもならないので、役場になんとかしてもらえないかと何度も陳情してきたと聞き二人で役場に行った。

なかなか埒があかないので僕は職員に「箱物ばかり作るのが復興じゃないでしょ?こういう生活に密着した部分を改善していくのが一番早い復興じゃないの?」と少々ムキになって言ってしまった。反省
松ちゃんも「困っている人がいるのに見て見ぬ振り?行政がそれじゃダメだべ。手を差し伸べねば」と。


昨年、建設された建物

バスの運転手さんも少しだけ気を配ってくれればそれで済むのに、それも規則に縛られて出来ないのだろうか?
ほんのちょっとのことなのになぁ~
僕が運転手ならそうするけど。

規則は規則だから出来ませんっていわれたらそれまでだが、そのときは直に町長にお願いしようと思っている。

松ちゃんは「震災前の富岡町の税収は100億円くらいだったらしいが、今は300億円も国から入ってるみたいだ。なのにこんな小さく金もそれほどかからないサービスも出来ないのかって話だよな」って。
今日の写真のようにいろいろな建物が建てられていますが、こういう小さな事でも生活に直結することなので無視せず対応してほしい。


松ちゃんの友人宅にて。


薪ストーブに火を入れる松ちゃん。

復興、復興って新しい建物がどんどん作られているけど、富岡にはまだタクシーもありません、バス便も不便です。
住民や昨日のお二人のような人たちのために、少しでも助けになる交通機関なり手段を作ってほしいと思った+。

昨日のご婦人のお一人はNPO法人の理事長様だった。
4月にも富岡町でイベントを開催するようで、「是非立ち寄ってください」とパンフレットを渡されたが、他にもいろいろなところで活動されているしっかりとした法人の方でした。

桜の木は何に使うのか聞かなかったけど、入所者の方のために使うのだけは分かった。
4月に富岡町の放射線量測定もあるので、その時に顔を出して聞こうと思う。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。











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冗談じゃない。

2018-01-10 12:29:22 | 日記
みなさん、こんにちは。
昨日、富岡に行ってきました。

風が強く少し寒かったです。
二日前に友人から電話をもらったのですが、友人は「ある動物ボランティアさんたちが富岡の松村さんが牛の殺処分を計画していると話しているらしいよ」と心配してくれた。


昨日の餌遣りの写真。

またかよ。
冗談じゃない。
この世界で僕は詐欺師にされたし、そんなことはどうでもいいけど、うちの松ちゃんが環境省と喧嘩して「絶対に殺処分させねぇ!」って牛の飼養を始めたのに、まったくどうでもいい噂を流してくれるものだ。


子牛だったクロ助も今は約400kg。
大きく立派な体になりました。

松ちゃんは年末に「今年もどうにか牛の餌を確保出来た。来年も何とかしなくちゃな」って言っていた。
また親しい半谷のじっちゃんの牛を預かっているのに殺処分するわけ無いでしょ。

松ちゃんにその噂話のことを伝えたら「牛の餌の心配してる人間が殺処分するってか?」って言いながら少しムッとしてた。


下の牧場には必ず2代目アキを連れて行ってます。

松ちゃんは北海道の大雪の影響で残り2回の餌の確保が出来なくなり、近場で牛の餌を確保しようと今、準備しています。
昨日も餌搬送用に「新しいトラックを買うべか」って言っていた。

松ちゃんのトラックは、本人も認めるほど使い物にならない車しかない。
なので餌を買いに行く時に使うトラックを用意するしかないのです。

新しいトラックがないと始まらないので、多分、買うようになると思います。
みなさん、どこから出た噂か分かりませんが、どうでもいいデマなので気にしないで下さいね。


早く餌やり終えて遊んでくれないかな?のアキでした。
昨日も飛びつくは噛みつくはで、手袋に穴開けられ毛糸の手袋がパーになった。
飼い主の松ちゃんに弁償してもらわなくては。(笑)

松ちゃんは今年、牛の飼養をしながら本格的に養蜂をやる予定でいます。
長野県や他の地方の友人と情報交換しながら、いろいろと模索中。

動物の事も昆虫の事も本当に良く知っているので、彼にはピッタリだと思う。


シロもさびも子供たちもみんな元気です。

電話してくれた友人も牧草の心配をしてくれ、牧草を作ってくれる仲間を見つけてくれた。
みなさんのご支援、友人や仲間に助けられて今年もスタート出来たことに感謝して今年の1作目とさせていただきます。

また近いうち富岡に行ってきます。
それではみなさん、またお会いしましょう。



















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新年のご挨拶

2018-01-01 14:25:25 | 日記
新年明けましておめでとうございます。
皆様、昨年は大変お世話になりました。
今年一年も頑張ります。


今年は戌年なので2代目アキの写真を使いました。
松ちゃんとアキの散歩の写真。

支援物資と募金をしてくださいました皆様には心から感謝しております。
本当にありがとうございました。

春先までの餌確保が出来たと松ちゃんから聞いていますが、これからも大事に使わせていただきます。


餌置き場にて。
あまりにもちょろちょろするので松ちゃんが仕事出来ずトラクターのアーム部分につながれたアキ。


「歩くときも尾をピーンと立てて歩くのが甲斐犬の特徴なんだ」と松ちゃんは言ってましたが格好いいでしょ。

3日に会合があっていわき市に行く予定があるので、そのときに富岡の松ちゃんと会いたいと思っているのですが、4日は静岡なので時間的に少し難しそう。
なので翌週の9日か10日頃、スケジュールを調整して行きたいと思っています。

それまで松ちゃん情報は少しだけお待ちください。

皆様には今年も良い一年になるよう願い、簡単ではございますが新年のご挨拶とさせていただきます。
それではみなさん、今年もNPO法人がんばる福島と代表松村直登の応援、どうぞ宜しくお願いいたします。















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今年も本当にありがとうございました。

2017-12-28 15:31:35 | 日記
みなさん、こんにちは。
2017年もあと少しで終わろうとしていますが、今年も全国のみなさんのご支援と協力団体様のご尽力をいただき、本当に良い一年だったと思います。



全国のみなさん、今年一年間NPO法人がんばる福島と代表松村直登を応援して下さいまして誠にありがとうございました。
皆様には心より感謝いたし厚く御礼を申し上げます。



来春、あの大震災と原発事故から早7年目を迎えます。

あの事故から6年が経過しましたが復興はまだまだです
富岡町も避難指示が解除されましたが多くの家屋が解体され、以前とは全く違う顔つきをした町になりました。

それでも少しづつ前に進んでいるのも事実です。



松ちゃんは牛たちの面倒を見ながら少しでも町の復興のためにと農地保全の手助けをしたり、漁協の人たちと活動したりといろいろやってきましたが、来年は更に頑張るぞとの事。
僕も今年より時間を作って頑張って行こうと思います。

全国のみなさん、今年一年間、本当にありがとうございました。
来年もどうぞ応援宜しくお願いいたします。



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新しい家族。

2017-12-13 14:10:15 | 日記
みなさん、こんにちは。
一昨日、やっと富岡に行ってきました。


牛の餌も全国のみなさんの御支援とウィズキャトル様の応援のおかげで何とかなっておりますが、みなさんには心よりお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。

大雪の影響があり北海道からあと2回ほど到着予定があったのですが、松ちゃんが「来春まで北海道の餌は来ねぇ~べな~、だから他の県の餌になっぺ」と言っていました。


松ちゃんの牧場の餌やり場。
冬の強い風でわら餌が飛ばされるのを軽減させるために付けられたV型の格子網。
いろいろと工夫しています。
ここにわらを入れれば風で飛ばされることはない。さすが松ちゃん。

みなさんのご支援でいただいている餌なので、本当に大切に使わせていただいております。


今回、他の用事もあって遅く牧場に行ったら牛たちは食後の一服を決めていました。


元気なのはヤマ。
「何か持って来たの~?」って感じで寄ってきて何もないと分かったらスルーされた。

今回のニュースは松ちゃんの家族が増えていたことです。
それが可愛いったらありゃしない。

3週間前くらいに松ちゃんちに来たらしい。


名前はなんとアキ。
「え~!」と僕は驚き「何でアキにしたの?」

「最初はナツって呼んでたんだけど言いづらいからアキにした」・・・
松ちゃんの親友アキと同じ名前で2代目のアキです。

正直言って人懐こい。
それで目一杯飛びかかって来て喜びを爆発させる。
可愛くないなんてありえない。
久しぶりに癒やされました。


初代のアキは美人だった。
しかし松ちゃんが熊みてぇ~だべと言うように、本当に熊のプーさんみたいな顔してます。笑

松ちゃんと牧場に行くときにシロとアキが一緒について来たのですが、アキは見るもの全てに好奇心全開!

牧場までの途中、解体現場で作業している作業員さんのところに顔出しては愛嬌振りまいて帰って来るし、元気がいいし走る走る。
もう少し大きくなったら石松みたいに早いスピードで走り回るんだろうな~。


小ちゃくてめちゃくちゃ可愛いですよ。

だけど甘噛みするわ、小さな歯で洋服に噛みつくわで、僕の一張羅のダウンジャケットに穴が開き中綿の羽毛が出てきて参りました。とほほほ

松ちゃんが甲斐犬を富岡で知人と増やしたのはイノシシ問題からです。
さすがに石松のいる松ちゃん家にはイノシシはやって来ない。

子犬のアキがもう少し大きくなったら、石松みたいにイノシシを追い払えるようになる。


町でイノシシ駆除に2億円の予算を取ったらしいですが、これにはいろいろあって松ちゃんがぼやいていた。
このことは今度書きましょう。

松ちゃんは相変わらず元気で来春のイベントの打ち合わせなどもあり忙しそうでした。

みなさん、今日はこの辺で失礼します。
寒い日が続いていますが風邪などひかれませんように。
それではまたお会いしましょう。




















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風に舞う放射能

2017-11-21 10:10:50 | 日記
みなさん、お久しぶりです。
やっと富岡に行ってきました。
富岡町の放射線測定も無事に終わり、会津若松・郡山・楢葉・いわきへ回って昨日の夜遅くに横浜に帰って来たので更新が遅くなりました。

今回も放射線量測定にご協力下さいました名古屋市のNPO法人チェルノブイリ救援中部様と南相馬市の放射能測定センター南相馬とどけ鳥様、そしてお手伝いいただきましたボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。


測定を終え富岡町役場に集合した時の写真

今回、僕が担当した地区はそれほど放射線量が多くない場所でしたが、それでも東京都新宿区の10~20倍は普通にあり、場所によっては30倍を超えアラームが鳴りっぱなしになる場所が多かった。


今回、僕と一緒に測定してくださった一般社団法人南相馬農地再生協議会の星野賢一さん。
放射線量が少し多い数値を示すと、こうして自前の測定器で計測してくれました。

星野さんは南相馬市で農地再生のため菜の花栽培を始め、菜の花から食用油を採取し商品化。
今後、バイオ燃料を作る計画を立てていて、バイオ燃料の商品化を目指しています。

星野さんの話は僕には刺激があり、とても楽しい時間でした。
少し元気をもらいました。


これは富岡町の太陽光発電のある場所の写真。
ここで一番びっくりしたことがあった。

こんな発電所が至るところに見られるような町になったのですが、地上1cmのところの測定を終えたときの数値が0.19ミリシーベルト。
しかし一台のダンプカーが僕の目の前を通過したあと、2台の計測器のアラーム音鳴りっぱなしになった。


左の測定器も直ぐに0.3を超えアラーム音を鳴り響かせた。
これは地上1mの高さでの数値。

放射能汚染物を積載し走り回る大型トラックが放射能をまき散らせているのを改めて実感した瞬間でした。
常に放射能が風に舞っているのか・・・・

除染したあとにこれでは・・・・・・
子供はここに帰してはいけないと・・・・

星野さんも「国道6号線付近は線量が高いのですが放射能汚染物を運ぶ大型トラックの影響が大きいと」


本岡地区にあるお堂

ここの地上1cmの測定値がこれ。


新宿区東京都レベルが0.01だから、かなり高い数値です。

地上1mの数値がこれです。


この高い数値では子供たちを町に帰す訳にはいかないし、本格的に森林除染をしなければいけないのでは。
国や環境省は帰還する住民の事を考えて政策を立て実行してほしいと思った。

最後にこの写真

測定を終えて自宅に寄ってくれた松ちゃんの写真。
なんと僕の家に泥棒が入りまして、警察の現場検証に付き合ってくれたんです。

僕の家の前のお宅も被害を受け、現地で被害者同士のまさかの再会でした。
今でも、こうして火事場泥棒が入るのだから、呆れて何も言えなかった。

これじゃぁ、うちのかみさんが「怖い」って言うのもわかる。
今では住みつき泥棒なんていうのがいるらしいが、こういう話題がない町になってほしいと思っている。

近いうちにまた富岡に行ってきます。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。























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帰還困難区域があること。

2017-10-20 15:36:01 | 日記
みなさん、こんにちは。
一昨日、富岡の松ちゃんに会ってきました。

このところ雨が降り続き肌寒い日が続いていますが、富岡での2日間は晴れて気持ちが良かったです。


「さ~て、行くか」と準備する松ちゃん。

今、富岡では新しいホテルなどが建ち、特に駅前から国道6号線沿いで復興の動きを見る事が出来ます。

それでも町の中心部から郊外へと車を走らせると誰もいないような寂しい町になる。


「ちょっと待ってな~。今、猫たちに餌やってから行くから」と猫たちのところへ。

福島原発事故から町にとどまり、その姿をずっと見続けた彼が「富岡と浪江の復興は時間がかかるぞ!・・・・・広野、楢葉だけだ。川内は80%住民が戻ったって言ってたけど、ほんとなんだべか?」と言っていた。

富岡町の帰還率は本当に低い。
彼は3つの区域に分けられた町の中に帰還困難区域がある富岡町と浪江町は、他の町村と違い全域解除までの道のりがまだまだ遠い事を憂いていた。

町を愛するがゆえの憂いです。


松ちゃんの牧場近くに唯一建っていた家もきれいに跡形もなくなっていました。

彼は町の基幹産業だった農業について「放射能が出なくても買わないんでねぇ~か?基準値の10分の1の10ベクレルでも出たら絶対に買わねぇ~だろ。風評被害があって難しいべな・・・」と嘆いていた。

今、富岡の農業は自分が食べるものしか作れない。
だけどイノシシの被害により、最終的には今年も壊滅状態だったから、帰還した友人と甲斐犬の子犬をもらって飼う事にしたらしい。

友人もこれで2匹。松ちゃんも2匹を飼う予定。
どうしたの?って聞いたら「一匹でも多くのイノシシを山に追い返すんだ」と笑いながら言ってた。
笑い事ではないんですけどね。

町や猟友会のみんなが頑張っているのだけど、賢くなりすぎたイノシシの駆除は進んでいないとの事。

僕の家の近くで子供を連れて堂々と歩くイノシシ一家を見ましたが、これじゃぁ~野菜などは食べられちゃうよな~と思った。


松ちゃん、何見てんだ?って聞いたら、「石松の目薬だ」で石松君に点眼。
石松君嫌がる、嫌がる。
「おらっ、石松。じっとしてろ!」と声を張り上げて苦戦するも、石松君じっとせず(笑)


こちらは石松君の治療中にやって来て、遊んでくれと気合いの顔で催促するさび。

遊んでやったのに僕の車(WAX洗車したばかり)のボンネットに飛び乗り、フロントガラス・天井・リヤウインドウにたくさんの足跡を付け、挙げ句の果てに車のフロント右の傾斜部で滑り落ちた。

その時にびっくりして両手両足の爪を立て落ちたものだから、僕の車は傷だらけ。え~!!!???(泣)でした。

猫の爪であんな傷付くの???チーンでした。


松ちゃんに文句言ったら、笑ってたけど僕も猫のことだから仕方ないよな~とすぐに諦めた。
牧場に着いてすぐに餌遣り。

雨が降り続き餌やり場はぬかるんでいて、牛たちは餌をやるときにしか来ないらしい。

「秋冬用の餌はもう3回用意した。明日も届くんだ」と聞き、牛の餌確保は順調に進んでいるようです。
今回は仲間の畜主さんの餌で量も多いとか言ってた。
大変だけど頑張ってください。


ヤマの頭に付いたわらをきれいに、そして丁寧に取ってあげる松ちゃん。
何気ない優しさに、ふと感じるものがありました。

今回もたくさんの事を話せて良かったです。
来年の春で、あの震災と原発事故から7年になります。

その7年目の話を彼は少しだけした。
来春に向けて何か準備しているようです。

僕の都合でなかなか行けませんが、来月に富岡町の放射能測定があるので、また会います。

彼は元気でやっていますので、みなさんご安心ください。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。


















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少しづつ変化。

2017-09-21 11:53:26 | 日記
みなさん、こんにちは。
本当にご無沙汰しました。

前回の更新から1ヶ月以上も経っていて自分でもびっくりしています。
早いものです。

一昨日、やっと富岡に行けました。
今回はかみさん同伴です。
町は少しづつ変化していました。

規模は小さくなったけれど各銀行が再出店し、他にも新しい建造物が増えています。
10月には富岡駅が元の場所で再開通する予定ですが、解体される家も多く複雑です。

この日、早い時間に松ちゃんちに着いたのに家には松ちゃんがいなくて焦った。
今日は会えないかも?と内心あきらめの気持ちで牧場へ。


牛たちは餌をそろそろ食べ終えるところ。
松ちゃんは、かなり早い時間に餌遣りをしたようです。


一番餌が少なくなっていた端にいた牛にわらをあげた。

半分諦めながら松ちゃんの行きそうなところをグルグル回って探すと餌置き場で一人作業する松ちゃんに会えた。


座って作業していて見えなかったのだ。
彼は汗かきながら作業をしていた。

僕は「農地保全の作業に行ったから今日は会えないと思った。ところで作業は進んでるの?と聞いたら「うちの周り見たか?かなりきれいになってっぺ!あれ俺一人でやったんだぞ」続けて「今日の夕方、原町に行かなきゃなんねぇ~んだ」と。

みつばち振興会副会長でもある松ちゃんは、原町にいる会長と打ち合わせがあるようでした。


蜂の数も増えて餌の管理が今は大変だと話してくれた。

松ちゃんのところには京大の教授だとか元ゼネラルエレクトリック社の副社長が訪れたとか、忙しさは相変わらず。
今日21日に松ちゃんは東京に来るようです。


松ちゃんの家ではダチョウの桜やモモが足で蹴って壊し、ずっと使えなくていた井戸の新設工事をしていた。
これも変化です。

「ほんとは100m掘る予定だったんだけど50m掘ったところで井戸水が出たんだ」との事で、試しに手を洗わせてもらったけど、ついでに飲んでみた。
冷たくておいしかった。

50mの深さなので、みなさん心配しないでくださいね。
安心して飲める井戸水ですから。


この日、僕の家に松ちゃんが来てくれた。
松ちゃんに使ってもらいたい機材がたくさんあったので、それを渡すことが出来て大満足の僕だった。

僕の家を見て「ずいぶんきれいにしたよな?ここまでしてるとこないぞ」と松ちゃんが僕の家の除染を感心していた。

この日、松ちゃんの作業を止めてしまったけれど、機材のお礼に飯をおごってくれると言うことで、再出店したベニマルで松ちゃんと食事をした。


僕は親子丼、かみさんはチキンカレー、松ちゃんは大盛りラーメン。
松ちゃんの大盛りラーメンがおいしそうで失敗したと思った。
同じラーメンにすれば良かった~

食事をしながら色々と話をして楽しい時間でした。
NPO法人がんばる福島の来年に向けての課題とか話せて良かった。

野菜作りの話では、家以外の畑は半壊状態ということで見に行ったがその通りだった。

「カボチャは約50個、メロンとスイカは約20個はやられた」と話し、その他の野菜は見るも無惨な状態で、根がむき出しになり倒されていた。

実を付けたトマトなど何十本も倒されひどかった。
支柱を立て直し倒された野菜を元に戻してと野菜作りに苦労しています。

牛のために作るしかないと松ちゃんは頑張っています。

今の時期、子供を連れたイノシシ一家があちこちに出没して荒らし回っていて、住民がイノシシに襲われたりして怪我しないでほしいと願うばかりです。

みなさん、来月また行ってきます。
松ちゃん情報は少し待ってくださいね。

それでは今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。














































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喜んだのは牛たちだけ?

2017-08-17 12:10:50 | 日記
みなさん、こんにちは。
みなさんのお盆休みは、いかがでしたか?

東京もそうですが福島も雨続きでちょっと寒かったです。
今年の悪天候には各地で嘆きの声が続出していますね。

最初に支援物資の受け取りのご報告をさせていただきます。
伝票NO3030-2339-9081 Y.H様 チモシー1番刈25kgWプレスX6個
伝票NO3012-3664-2210 T.H様 クレイングラス25kgX2個
伝票NO4259-9677-4840 Y.H様(広島県) 食品
伝票NO3934-9699-7193 Y.H様(埼玉県) 食品
(複数小口は伝票NO省略 イニシャル違いの時はご了承ください)

ご報告が遅れて申し訳ありませんでした。
感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


前回に続き霧雨から小雨に変わる寒い一日でした。
パジャマのままミツバチの巣へ向かった松ちゃん。

松ちゃんもさすがにぼやいていた。
「梅雨明け宣言出た後からずっと雨でよ~、参っちまう。野菜も日照不足で全然だめだぁ~」と。

フルーツミニトマトを期待して行ったのですが、今回は全部玉割れ状態で食べられませんでした。
雨が降り続いているため、根から水分を取りすぎて実が割れてしまうのです。

良かったのはカボチャとキュウリと唐辛子にナスくらいで、他はダメな感じでした。
ひどかったのはトウモロコシ。
鳥避け対策をしていなかったので、カラスにやられて半分くらいは食べられていた。
見るも無惨な姿でしたよ。トウモロコシは・・・


今年の天候を喜んでいたのは牛たちだけではないでしょうか?
8月に入ってから涼しいし牧場内の草を一日中食む事が出来るから、餌くれ~って鳴くことがなくなったようです。

牛たちに野菜を与えようと頑張っている松ちゃんですが、先に食べたのは上のイノシシ小屋のイノシシさん。
お化けキュウリ(収穫時期を過ぎ大きくなったもの)を与えたらボキボキムシャムシャ音を立てながら喜んで食べたとか。
この日もお化けキュウリを収穫。
ここの畑は除染しているから食べても安心です。

松ちゃんの畑には野生のイノシシ被害が出始めていました。
野生のイノシシの大きな足跡がたくさん。
カラスにイノシシ、敵は大勢。
どうする松ちゃん!でした。


おなかいっぱい食べて反芻してた。
目を細めて「もう、食べられないよ~」って感じ。
反芻している牛たちは、みんなおなかがパンパンになってました。

変わった事といえば松ちゃんの軽トラックが新しくなってた。
松ちゃんの知り合いが譲ってくれたらしいのだけど、北海道から取り寄せているロールわら餌が大きいので、牛の餌遣りには今までのあおりが壊れた松ちゃん号を使うのだとか。
「餌遣りに使ったらすぐに壊れっちまう。もったいなくて使えねぇ~」って。(^0^)


牧場前にある戸建ての住宅も解体され姿を消します。
この家の話をした時、僕の家の周辺の話になり「お宅の家の横半分、何もなくなっちまったなぁ~」と言い、僕の地区も寂しい姿になったことに同情???してくれた。

家を残したい人はたくさんいると思いますが、いろいろな事情から残せない人も多い。
帰りたいけど帰れない人が他にもたくさんいる。
寂しい限りですが仕方がないですね。


脇目も振らずわらを食べていたヤマ。
近づいて声をかけるも無視されました。

牛たちも体つきが良くなっていて前の牧場よりストレスが無いのがわかります。

この牧場に戻れて助かっているのは松ちゃんも同じ。
餌遣りがすごく楽になったおかげで時間が作れ、他の事が出来るようになったのは本当に良かった。

松ちゃんのところには相変わらず外国のお客様が来ているようで、取材など受けてる模様。
今の彼の悩みは買ったばかりの大型トラクターが故障し、農地管理の仕事が進まないことです。

「盆明けすぐに修理依頼をするよ。中古はやっぱ中古。それだけの価値しかねぇ~な!すぐに故障しっちまった」と笑ってました。


今年の夏は2度目の餌確保を終え、今のところ順調です。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。























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牛たちにも。

2017-08-01 13:33:33 | 日記
みなさん、こんにちは。
毎日暑い日が続いていますね。

今日から8月のスタートです。
暑さに負けず今月も頑張りましょう。

ふるさと富岡町は町長選挙も終わり、普通の姿を取り戻しています。
今日は、このところ松ちゃんが携帯電話を不携帯状態にして生活している原因の一つを紹介しましょう。


数年前の大雪で壊れたビニールハウスを少しづつ直して作物の種類を増やして只今、栽培中。

この場所は除染をしていません。
松ちゃんは「ここの土を測ったら200ベクレルしかなかったんだ。他では何万ベクレルもある場所があること考えたら、ほとんどない。原発事故が起きたときは壊れていなかったから、俺は多分、大丈夫だと思ってたんだ」と。

食品の安全基準値は100ベクレル以下なので、土壌が200ベクレルなら野菜への影響は殆どないと思いました。

今年もイノシシが夜になると出没しているらしいのですが石松に吠えられ畑を荒らしに入って来ないとのこと。
雪の重みでひしゃげたビニールハウスの支柱をクレーンで持ち上げ修繕したことで、以前と違う姿になったハウスをイノシシは警戒してるんだと思います。

それで今年は5カ所に畑を作ったそうです。


このミニトマトはフルーツトマトって言う品種らしいのですがめちゃくちゃ甘くて絶品でした。
あまりのおいしさに10個ほどもぎ取り腹の中へ。
いや~、本当に美味しかった。

松ちゃんは「俺の作っているのは全部無農薬だから心配ねぇ~!売られてるのより安全かもな」と。
確かに。
僕らの口に入るのは虫が付かないよう農薬を使って生産されているものが多いので、虫が喜んで食べる無農薬野菜は人にも絶対にいいでしょう。


僕が行ったときにはオクラの花が咲いていた。

なす・カボチャ・トマト3種・とうがらし・きゅうり・などなど。
「野菜が出来たら今度そっちの住所に送ってやっから」と。

ナスはすでに収穫して楢葉の漬け物名人に頼み、漬け物にしてもらっていた。
「一本食ってみろ」といわれ一本付き合ってみた。
かなりしょっぱかったけど、汗びっしょりになって動いている松ちゃんには、これとペットボトル2Lの水があれば充分だと思った。


餌置き場隣に作られた畑。
この他にも別の畑に案内してもらったのだけど、この規模の畑が5カ所あった。
ここにはトウモロコシとメロンと他にもいろいろ。

雑草もなくきれいな畑で、イノシシにも荒らされていなかった。

家の前の畑の収穫物だって一人じゃ食べきれない量なのに、なんで5カ所に畑を作ったのか聞いてみた。

そしたら「出来たら牛たちに食べさせてやんだ」と。
そうか、そのために5カ所か・・・

なので水のない畑に毎日、夕方6時から8時まで水やりをしていたんですね。
水だって相当の量を汲んで運ばなきゃならない。
夜も汗びっしょりになっていたんだ~・・・
松ちゃん、お疲れ様でした。


3つめの畑にはスイカとキュウリがなっていた。
スイカはカラスがいたずらするらしく、どれもカラスが突っついた跡が付いてた。(^0^)

とにかくすごい量の野菜が収穫出来そう。
今年このまま行けば間違いなく牛たちは美味しい野菜を食べられるな。

去年は実が付く前に全部イノシシに食べられてしまったけど、今年は豊作の予感。
あちこちの畑で実がなって収穫出来ていた。

今月の半ばに行く予定ですが行った時に収穫の手伝いをして、牛たちに食べさせてあげようと思う。


去年、イノシシによる被害で全滅した八頭(里芋の一種)も順調に来ていました。

松ちゃんの食生活が暑さのせい???変わっていた。
松ちゃんの朝飯といえば白飯、納豆、卵と決まっていたのだが、今日の朝何食べた?と聞いたら「パンとコーヒー」って返ってきたので「えっ!何!」と思わず返してしまった。

「だって簡単でいいべ~?」と。
確かに簡単でいいけど・・・

今までは「パンとかスパゲティは飯にならねぇ~、俺にはおやつみてぇ~なもんだな。食った気がしねぇ~」って言っていたので、パンとコーヒーの答えには唖然としてしまった。

まっ、これも変化。
町の姿も変わっているし、こんな少しの変化でもこれからは楽しもうと思う。

それではみなさん、今日は松ちゃんの変化をお伝えして、この辺で失礼します。
またお会いしましょう。















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精悍な顔に。

2017-07-25 13:30:00 | 日記
みなさん、こんにちは。
昨日、やっと富岡に行ってきました。

今回は富岡町長選挙の期日前投票と住民票、印鑑登録証を取りに役場に行くのと、松ちゃんの支援者様からお預かりした品物を届けるため行ってきました。

今回も松ちゃんに会えなかったらどうしようかな~と不安だったけど、今回は会えた。


久しぶりに会った松ちゃんは、日に焼けて精悍な顔、絞られた体に。
「ずいぶん痩せたね」と声をかけたら「今年は暑くて汗の量が半端ねぇ~んだ」に納得。

毎日、外の作業で汗を掻き、体中の毒素が抜けきっっている感じでした。

僕は開口一番、前回会えなかった事を愚痴った。
連絡が取れなかったのに来た僕にも問題があったけど、その日松ちゃんも用事があって東京に出て来ていたようです。

つい最近の松ちゃんは、毎日、作業で汗びしょびしょになるため財布と携帯は殆ど車の中に置きっぱなしにしてます。
夜は夜で作業があり、常に不携帯状態。

昨日も朝一番で顔出したら、携帯は前日より軽トラックの中に置きっぱなしで笑えなかった。
これじゃぁ~僕以外の人も連絡取れなくて困っている人いるだろうなぁ~。汗

昨日の富岡は梅雨空で少雨が降り、僕と松ちゃんは雨に濡れながら牧場へ歩いた。
うちのかみさんも傘を差して同行。


牧場では良いことが一つあった。
牛たちは1週間前に広い牧場に引っ越ししていた。
松ちゃんに呼ばれて向かってくる牛たちを見て、やっと引っ越しを終えたか~、良かった~でした。

牧場を見ながら「いい草が生えてねぇ~べ、それでも生草食べてるから、ま~いいか」と松ちゃん。
続けて二つ目の牧場と、この牧場との仕切り柵を組むのに一人でやったが大変だったと笑いながら言った。

今までの牧場はこれから除染をする。
川を渡って元の狭い牧場に牛が行かないように単管パイプを川沿いに十数本打ち込み、仕切り柵を一人で作ったのは本当に大変な事だったと思う。
松ちゃん、お疲れ様でした。


北海道から届いたわら餌。
今回のはとても良いわらだった。
松ちゃんもこれにはご満悦。

この牧場に牛たちを引っ越しさせる事が出来て、松ちゃんの餌遣りがほんとに楽になったと思う。
養蜂も箱数が増えて手入れが倍増。

僕なら牛の餌遣りだけでバテる。
今年は炎天下での作業が多く、さすがの松ちゃんも気を引き締めているようです。


「今年は牛も暑くて日よけ屋根の下に集まり、みんな肩でハーハー息しているんだ。痩せてるべ?今、餌食っても太らねぇけど、秋になったらふっくらしてくるんだ。夏はやっぱだめだな」と。

牛もびっくりの暑さ続き。
牛たちには今年の夏も川の水と日よけ屋根で暑さを凌いでくださいと言いたい。

昨日は短い時間しかいられなかったけれど町の復興の様子や町長選挙のこと、他にもたくさんの事を話せて満足の一日でした。


小雨が降る中、餌遣りをした松ちゃん。
長袖のポロシャツに長袖のつなぎ服。
これじゃぁ~いやでも痩せるね。

「長靴に汗が溜まって逆さにするとジャ~って流れる時あんだぞ!」って言ってたからな~。

町の復興は国道6号線沿いのみで動きがあるだけで、もどかしい状態です。
解体中の幟が至る所に立ち既存の家々が姿を消しています。

原発事故の放射能問題を抱え復興には長い時間かかるのは当たり前。
除染関連、生活・交通・医療・環境等のインフラ整備、産業創成・有害鳥獣対策、空き地空き家対策等々、数えれば切りがありません。

それでも前を見続けて進む富岡町です。
みなさん、これからもがんばる福島と松ちゃんの応援、宜しくお願いいたします。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。





































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