ときぶーの時間

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みなさんご支援宜しくお願いいたします。

髪切ってやっか?

2015-05-31 20:53:18 | 日記
NPO法人がんばる福島 公式ツイッター @GBR_fukushima

松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 

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皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
なお、ヤマト運輸広野センターの電話番号は公開されておりませんので、ご支援下さる皆様のご連絡先を明記してくださいますようお願いします。


NO794
みなさん、こんばんは。
今日、やっと富岡の松ちゃんの所へ行って来ました。

今日、富岡に午前中に着いたけど、気温がぐんぐん上がり完全に夏でした。


今日、北海道網走市のボランティアさん?の石田さんが訪れていた。
僕は初めてお会いしましたが、牛の事や餌の事を良く知っていらっしゃる方で、話を聞いていて本当に楽しかったです。

松ちゃんは仕事を始め、顔が日焼けしてさらに貫禄が付いていた。
明日はベルギーの映画監督が打ち合わせをするためやって来るようで、相変わらず忙しい人です。

震災から4年半近くも経つ今、松ちゃんは映画の話を断ったみたいなのですが、それでもやって来るのでは無下にも出来ないから、会う事にしたようです。

今日は午前10時半頃みんなで牧場へ降りた。
牛たちは餌をたっぷり食べた後なので、反芻している牛もいた。

食いしん坊のヤマがやって来た。

「ヤマ、何だ!うん?お前、髪切ってやっか」と右手にカッターを持ち、左手でヤマの髪を掴んだ松ちゃん。


その時の写真。
笑顔で「この方がいいか?」と尋ねた松ちゃんに「うん、いいんじゃない」と返したが松ちゃんは「モヒカンにしてみっか?それとも縛ってやっか?」と言い出した。


結局チモシーが入っていた袋の紐の切れ端で髪を結ぼうとするのだが、ヤマが動いて難儀していた。(笑)

こんな事も思いっきり楽しんじゃう松ちゃんです。
これじゃないと強制避難区域で生きていけなかったかも?


ヤマのニュースタイル。
松ちゃん曰く、バカ殿スタイルだそうです。

これを見た僕は思いっきり「ヤマ、かっこいいじゃん」と褒めちぎったら分かるんですね。

ヤマは歯を見せて「ブヒィヒィヒィ~ン」
松ちゃん「こいつ一丁前に喜んでやんの」と。

ヤマは視界が良くなったことで喜んでいるのと、かっこいいと言われてWの喜びでした。


織田信長ばり?すごい髪型だなぁ。
石田さんも松ちゃんも一緒に笑っていました。

久々にヤマが話題になりましたが、この後、陽射しの強い中、松ちゃんの餌やりが始まった。
与えればお腹が一杯でも食べ始める牛たちの食欲に脱帽でした。

松ちゃんのお父さんとも会えた。
今年の5月の気温の高さと、地震や火山噴火の話で盛り上がる中、「こっちも今年は異常だぁ」と。

昨日の地震は本当に嫌な揺れだった。
先週の震度4に続く大きな地震。

火山も噴火したし、多くの活火山が不気味に指導している今、原発再稼働はやめてほしいと強く思った。
今、避難している神奈川県の箱根の火山がおとなしくしていてほしいと思っています。

今日は以上です、またお会いしましょう。











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呟くように言った。

2015-05-26 07:00:30 | 日記
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NO793
昨日、大きな地震があった。
この頃、全国各地で地震が起きている感じがするのだけど、日本は本当に大丈夫だろうか?

箱根の活発な火山もいつ噴火するか分からないし、大きな地震もいつ起こるか分からないし、とにかく安全って言えない訳だから原発を全部廃炉にしてほしいと、この期に及んで強く思う。

話は変わるけど、一昨日松ちゃんと渋谷で会い色々と話しが出来て良かった。
映画の上映中に対談前の松ちゃんと近くの喫茶店に入り、富岡の状況や彼の仕事の話など盛りだくさんの話を聞けた。


対談前の松ちゃん。
この後、僕らは喫茶店に向かった。

牧場の牛たちはこの頃食通になったようで、震災の年のわらをもらって来て与えると、腹が減ってないときは食べないらしい。


今は生きた草を食べられるから、乾燥わらを牛たちが喜ばないのも分かる。

みなさんから支援して頂いているチモシーを食べ続け、美味い不味いが分かったらしい。
「ただのわらは見向きもしねぇ」と松ちゃん。(笑)

対談の時間が近づき劇場に戻ってすぐに対談が始まった。
対談前にも二人と中村監督の3人で話していたが、松ちゃんはいつも通り臆せず元総理大臣の菅直人さんと堂々と話していたから、何処へ行っても絵になる男だと思った。

この日松ちゃんに「なんで告知しなかったの」と聞いたら「会場に来たのに入れない人がたくさん出たら可哀想だべ」と。


会場にお客様を誘導し満席状態の館内を見つめる松ちゃん。
こういう細かい所に気を配る男でもある。

松ちゃんと名刺交換をした時に菅さんは「同じナオトですが字が少し違いますね」と言ったそうな。

松ちゃんはこの日、誰よりも多く菅直人元総理がぶち当たった大きな難問のあれこれを聞き出した人だった。
立場は違っても同じ原発に翻弄された男同志の話が出来たのだと思う。


さぁ、これからだ。
松ちゃんの楽屋?から出て来た時の写真。

聞きたかったこともたくさん聞くことが出来たのではないかな。
わだかまりが全て消える訳ではないが、松ちゃんにとっていい一日になったと思う。

だから最後に彼が呟くように言った「菅さんも大変だったべ」が印象に残った。











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二人のナオト。

2015-05-24 19:03:31 | 日記
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NO792
今日、渋谷に出た。
渋谷のアップリンクで菅直人元総理と松ちゃんの対談があり、事後報告になって申し訳ありませんが行って来ました。


対談前にも楽屋?で話し込んだ二人。

会場は満杯になり僕も記者扱いで用意して頂いた席をお譲りさせて頂きましたが、それでも入場できなかったお客様もいて、本当に複雑な心境でした。

「今日だけでないんでしょ?」
「はい、あと2週間くらいこちらで上映させて頂きます」と案内させてもらい「それじゃぁ明日、もう一回来てみるね」とありがたいお言葉を頂きました。

本日入場できなかったお客様、足を運んで下さって本当にありがとうございました。


松ちゃんの親友、共同通信の原田カメラマンも駆けつけてくれた。
原田さんは、今日も僕にお昼ご飯をごちそうしてくれた。

僕は松ちゃんが菅さんに聞きたいことがたくさんあるって言っていた事が何なのか?それが聞きたかった。

中村真夕監督が二人のナオトを紹介し「お二人のナオトさんが揃う事はもうないと思いますので、みなさんゆっくりお話を聞いて行って下さい」との挨拶で対談が始まった。


対談が始まると僕の中に震災直後の沸々とした憤りの感覚が甦った。
意識的に忘れたくて本当に忘れようとしていた僕に、あの特別な感情が沸き起こったんだ。

嘘ばかり並べて事故の実態を過少に発表する東電に対してや、事故を起した原発そのもの、収拾のつかない対応ばかりだった当時の民主党政権などなどに対する怒りだった。


松ちゃんは元総理に「家畜の全頭殺処分は党が決定したのか、農水省が決定したのか」と切り出した。

これに対して菅直人元総理は丁寧に「党ではなく農水省」と答えた。
松ちゃんは続けて「犬や猫などのペットに対して何の対策も持っていなかったのか」と問い質した。

菅直人元総理は素直に「住民を避難させる事だけで精一杯で、そのような対策はなかった」というような事を語った。

会場での対談は35分くらいだったが、それぞれ全く別の世界の二人が置かれた究極の状況を知り、原発被災者の僕には聞き応えがあった。
その当時の総理大臣にも政府にも東電はホントの事を伝えなかった状況を知り、こんな会社が原発を稼働するなんてあってはならないことだと強く感じた。

会場での対談が終わったあとも、二人のナオトは会食をはさんで延々と話をしていた。

上映前にも1時間くらい話し、上映後も2時間くらい話をしていただろう。
僕が帰る際に松ちゃんは「菅さんも大変だったべ」と短く一言。
当時首相だった菅さんを思いやった彼の横顔が印象的だった。


上映終了後の写真です。
「松村さん、これからも頑張って下さい」の声が多かったです。

松ちゃんは菅さんとの食事を終え、僕らのテーブルにやって来た。
長々と話し牛の事になると「3日分くらい餌を与えて来たんだけど、2日で食っちまうんだ」
「腹パンパンになるけど、わらは腹が直ぐに元に戻るから何も心配ねぇよ」と。

牛飼いらしくなって来た。(笑)
明日からまた富岡で餌やりの松ちゃんです。
松ちゃん、本当にお疲れ様でした。

今日は二人のナオト対談のご報告でした。
それではみなさん、またお会いしましょう。
















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哀れに思えた。

2015-05-23 06:28:17 | 日記
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NO791
松ちゃんのお父さんと外で話しをしている時に、山道のわきに筍の皮が落ちていた。


「お父さん筍食べたの?」と聞いたら「おら~食わねぇ~、中にあるもんは絶対に食わねぇ~」と。
それではいったい誰が?と聞いたら、夜に出没するイノブタの仕業と教えてくれた。

お父さんは「これ見てみろ」と僕をその場所を案内してくれた。


こんなに大きく掘り起こされた穴、穴、穴がたくさんあった。

筍も食べるが、竹の根っこも食べるらしく、至る所穴だらけになっていた。


筍の残骸、半分だけ食べたよう。

お父さんの話だがイノブタは今でも相当いるようだ。
毎回、イノブタらしき足跡を牧場でも見ていたが、以前のように昼間は見なくなったので、僕は実態が分からないでいた。

松ちゃんも帰還困難区域の牧場では夕方になると現れると言っていたから、まだまだその数はたくさんいるのだと思う。

オスメス一頭ずついるだけで、一年間に2度出産し一度の出産で10匹くらい子供を産むというから、完全駆除するには気が遠くなるほど時間がかかるだろう。

昨日、かみさんの親友が写メを送ってくれた。
それは自宅付近の黒いフレコンバックの塊と箱罠にかかったイノブタの写真だった。


富岡町から依頼を受けた猟友会が仕掛けた箱罠と思われる。
友人曰く、イノブタは箱罠の中で昼寝をしていたとの事。
大きさはよく分からないが、ふっくらしていて体格のよさそうなイノブタだ。

僕はこれから草が生い茂り、死角が増える時期に入るので、くれぐれもイノブタには気を付けてとメールを送った。

筍を食べるイノブタを想像して、食べるものが他にないのだろうか?と思った。

被災地のイノブタ被害は全国のTVでも放映され、かなり大きく取り上げられたが現地では今も続いている。
町の復興を進める行政もイノブタには困っている。

住宅地を荒らしていたイノブタは減ったが、山に逃げたイノブタは繁殖していると思う。
この原発事故さえなければ彼らもこれほど嫌われなくて済んだのに、駆除されていくイノブタたちが哀れに思えた。

町の除染が進む中で食べるものを求めて、これからイノブタたちは何処へ行くのだろうか?
ふとそんなことを想った僕だった。





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ついていくのがやっと。

2015-05-22 07:05:55 | 日記
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NO790
牧場に朝早く着いた時、いつも牛たちは「何かくれるの」と必ず近寄って来るのに、この頃は何故か動こうともせず横たわる牛たちを見て拍子抜けしていたが、その訳を知り僕はじっくりと松ちゃんのいない牧場を見回した。


柵から抜け出して松ちゃんの家の前までやって来る子牛たちに、ここから「出てはダメ」というサイン。
これじゃぁ子牛たちは松ちゃんの家に来られない。

仕事を引き受けた松ちゃんは、子牛たちに出られては仕事に支障が出てしまうため、第二牧場の出入り口を閉鎖していた。


一番体の小さな子牛も大きな牛たちと一緒に第一牧場の中で元気に暮らしています。

川を渡って坂を上り第二の牧場行った。
除染作業の現場からさらに奥へ歩いて行ったらキジと遭遇。


松ちゃんのお父さんが「鉄砲撃ち(狩猟する人)がいなくなったからキジは増えたぞぉ~」と言うように、富岡町ではあちこちでキジを見かける。

松ちゃんちの牧場に降り農道を歩いて向かう時に左右の荒れた田んぼから、バタバタバタバタと羽音を響かせ綺麗な色のオスキジが飛び立ったと思ったら、2~3羽のメスキジが後を追い飛び立って行く姿を何度も見る。
本当にキジだけはたくさんいる。

松ちゃんのお父さんに「痩せたな」と言われたが、病み上がりの僕に牧場から松ちゃんの家までのゆるい坂道がきつかった。

何せ食べるものを食べられないでいたから仕方ない。
体重が5キロも減った。汗っ
ダイエットしすぎたかも?

何度も休み休み坂を上がって行ったが、そんな僕をモモコが迎えてくれた。


これがその時のモモコの写真。
足音や車のエンジン音を聞くと誰でも迎えてくれる可愛いダチョウだ。

松ちゃんと会えなかったが、その代わりお父さんと色々話せたのが良かった。
松ちゃんのお父さんとも会えなかったら、ショックだったと思う。

この日何故か正座して松ちゃんのお父さんと話しをしてしまい、さびが僕の膝の上に乗った。
さびは爪を立てて「絶対にここから動かない」って感じでいるから真っ青になった。


その時の写真。
さび、降りてよって言ったって聞いてくれない。
おかげで足はしびれるし、いやぁ~ホントに参った。

今、松ちゃんに会うには夜しかないので、色々と考えています。
それにしても本当に忙しい人だ。
ついて行くのがやっとです。

近いうちまた行って来ますので、宜しくお願いします。
それでは今日はこの辺で失礼します。
























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働かなきゃ乞食!

2015-05-20 21:52:52 | 日記
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NO789
みなさんお久しぶりです。
本当にご無沙汰して申し訳ありません。
体調が半分くらい戻って来ました。

今日、富岡の松ちゃんの所に行って来ましたが会えず残念でした。
100%会えると思ったから電話も入れずアポなしで行ったので文句は言えません。


朝10時に牧場に着いたら、牛たちはGWの時と同じくのんびりとくつろいでいた。

今日、留守番をしに来ていた松ちゃんのお父さんに少しだけ話を聞いた。
聞いてびっくり、松ちゃんは仕事を始めていた。

自分も生活再建のため昨年から、本格的に仕事をしながら活動していますが、松ちゃんも養蜂の他に仕事を始めたとの事。

何でも松ちゃんが仕事をするようになり、いつもの牛の餌やりが仕事する前の朝早くと仕事が終わってからの夕方の餌やりになっているとの事。


牛たちがいつもと違う姿なので、あれっ?と思っていたが、朝早く餌をもらって僕が着いた時には反芻させている姿なのだと、これで納得。

仕事するっていったって牛の世話は、餌の確保から、餌やり、病気牛の看護、去勢手術、柵や電気柵の点検や補修、牛だけだってこれだけあるのに・・・

考えたら朝から晩まで一日中仕事だから、めちゃくちゃ大変だと思った。
それプラス天気を見ながら養蜂もやるとなると半端ない事になる。
う~っ、きつッ・・・
僕には無理~・・・

自分も養蜂をしたことがあるから、この辛さ良く分かる。

やると言ったらやる男なので、基本、心配はしていない。
今日は会えなかったけど松ちゃんが始動した事がとても嬉しかった。


第二の牧場で草刈り機の音がけたたましく鳴り響いていたので、松ちゃんが何かしているのかと思い行って見たら、牧場のわきの山林の除染が始まっていた。
ここも裸にされちゃうのか・・・

松ちゃんのお父さんが「人様のお金(募金の事)で飯食うなんて出来ねぇべ~、働かなきゃ乞食になっちまう~」と。

彼は今まで自分のお金で餌や機材を買った事が何度もある。
それは数えきれないほど。
彼は今まで「ボランティアでやってんだから別にいいべぇ~」と、自分のお金を使う事を気にしないでやってきた。

いつまで続くか?と誰もが思っていたはず。
だけどそんなみんなの心配もそこそこに、彼はしっかりと前を見ていた。


山林の除染作業員2人しか見なかったけど、これからもっと増えるのだろうなぁ?
牛たちは草刈り機の音で驚いて、生え始めて来た美味しい草を食べに来れなくてちょっと可哀想。

夕方、松ちゃんに電話したら作業中だったのにもかかわらず電話に出てくれた。

会えなくなるねと言ったら「夜はいるぞ」と帰って来た。(笑)
夜は無理だよ。
僕の仕事は朝、早いんだから。

そして心配する僕に「牛の事や団体の事で何かあったら休むから心配するな!」と言ってくれた。

数か月前に彼から電話をもらった時に「俺、仕事すっから」と言っていた時の事を思い出した。
去年、僕が仕事をすると言った時に「それは本当に良かったな!それが一番」と喜んでくれた松ちゃん。

今日は僕が喜んだ。

今までも忙しかったのに、より一層松ちゃんは忙しい男になる。
震災から4年半、町が変わりゆく姿を見せるように、僕たちを取り巻く環境も変わって来ている。

お互いに日中仕事をするから会う機会が少なるなぁ。
頑張るしかないか。

みなさん更新出来ないことも多くなりますが、がんばる福島と代表松村直登をこれからも応援して下さい。
どうぞ宜しくお願いいたします。














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がおってしまった。

2015-05-13 06:03:15 | 日記
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NO788
みなさん、お久しぶりです。
心配していた台風も温帯低気圧に変わり、深夜一気に北上したので今日の朝はすがすがしいです。

更新出来ない日が続き気が引けてます。
自分はGW投入後すぐに、がおって(具合が悪くなる意味)しまった。

松ちゃんが一人で頑張っているのに申し訳ないと思ったけど、ほんとにひどかった。


写真は新宿Ksシネマの喫煙コーナーで一服してる松ちゃん。

富岡に戻った松ちゃんは今も忙しいはずです。
イタリア行きの準備が着々と進んでいるはずなので。

今回、ナオトひとりっきりの映画の上映から、ご覧になって下さった方からの募金を多数頂きました。
本当にありがとうございます。

風化の一途を辿る東日本大震災とフクシマ原発事故。
その中でこうして被災地で闘う松ちゃんと動物たちを、全国の皆さんが支援下さることに改めて深く感謝いたします。


お腹いっぱいにチモシーを食べ横たわる牛たち。

チモシーなどの支援物資と募金、本当にありがとうございます。
動物たちのために大切に使わせて頂きます。

これからも続く松ちゃんの闘い。
みなさん、今後も何卒応援よろしくお願いいたします。





















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叱られる。

2015-05-07 07:23:32 | 日記
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NO787
みなさんお久しぶりです。
GWが終わり今日から仕事に戻る方が多いと思いますが、気合いを入れ直して頑張って下さい。

支援物資の受け取りのご報告をさせて頂きます。
伝票NO1620-8537-3354 M.S様 乾燥野菜 X 4個口
伝票NO3020-7313-5066 R.T様 チモシー1番刈25kgWプレスX4個口
伝票NO3023-6309-1520 Y.K様

順不同 複数小口の伝票NO省略 イニシャル違いの時はご容赦下さい。

本当にありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いいたします。

GWの松ちゃんは東京・代官山に出て来て「しろさびとまっちゃん」のカメラマン太田康介さんと、希望の牧場の写真展の応援に駆けつけたと知った。
本当に付き合いの良い松ちゃんです。


GWのシロとさびとトラです。

僕も代官山に行く予定でいましたが、都合が悪くなり行けなかった。
自分も行きますって言っていたのに行けず、がっくしです。

被災地で奮闘してきた松ちゃんはいつも予定通り・計画通りにならないの連続。
それを何とかこなしてしまうのだから、やっぱりすごい!


今回松ちゃんと会えなかったので、また近いうちに顔を出そうと思います。
今回の帰省で色々と考えさせられた。

自分の家の空間線量が一昨年の半分の1.5μシーベルトになっていた。
まだ年間13ミリシーベルトを超えてしまう数値だけど、それは良い事だった。

回りの家が除染されてそうなったのかも知れないが、改めて完全を求めなくてもいいかもと思った。


富岡海岸を埋め尽くす汚染物の袋の数にはいつ見ても圧倒される。
町の中にはこの他にもたくさんの集積場が出来ていて、さすがに見慣れている僕もこれには・・・・。

震災から4年半が経った今、除染などの事に対して自分の考え方も少し変わって来た。
本当に帰還したいと思う人にとって、完全でなくても除染はしてもらいたい事で、僕のように「やるなら完璧にやってくれ」は、ダメだと痛感した。汗っ

除染に反対してきたためまわりの家々はきれいになり、自分の家だけが汚い家のようになっている。
それを義母に知られ「変わり者」とお叱りを受けてしまった。(笑)
まさか叱られるとは思わなかった。
とりあえず今年は除草剤などを撒き、片付けるものは片付け少しでもきれいにしたい。


のどかな時間が流れていた松ちゃんの牧場。

動物たちを助けながら町の復興を夢見て頑張って来た松ちゃんだが、彼は今、新しい町を想像して頑張っている。
多くの住民が帰還しない事が分かっている中で、新しい住民が入って来て新しい町が出来ると彼は言ってきた。

まだまだ復興は先の事だと思うが、帰還する人が少なくても町の復興を、これからも応援したいと強く思った僕だった。

今日は以上です。








































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愚かだよなぁ。

2015-05-01 10:55:44 | 日記
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NO786
今日から5月です。
GW真っただ中と言う事で、旅行中や帰省中の方が多いと思いますが、みなさん良いGWをお過ごしください。
今日の朝早くブログを更新していたのに、サーバーがメンテナンス中というエラーメッセージが出ていつもの時間にアップできませんでした。


柵の中を変えまわっているモモコの写真。
暖かくなって草が生え、いつも草を食んでいる姿が目立ってきました。

今日は中村真夕監督の映画 ナオトひとりっきり 新宿Ksシネマでの上映最終日なので、こちらも宜しくお願いいたします。


上映時間AM10:00~12:00です。是非ご覧になって下さい。
この時間じゃぁ、もう始まってる。汗っ

昨日のニュース関西電力高浜原発20年延長申請にがっかりした。

福島原発被災者として文句を言いたい!
原則40年をさらに延長して再稼働するなんて考えられない。
国の新規制基準を満たしたといっても人間の考えた安全対策など、自然の猛威に勝てるものではない。

原発があればいつかまた、福島のような原発事故が起きないという保証はない。
原発はゼロがいい。

人間が想像できない力で襲い掛かる自然の驚異。
ふるさと富岡町で反原発を訴える松ちゃんがいつもこれを言う。

「人間が自然に勝とうなんて無理に決まってっぺ!自然と共生するっていうならまだ分かるけど、おかしいべぇ~愚かだよなぁ」と。

どれだけ高い防潮堤を作ったって、それを壊すくらいの津波は起こる。
新基準を通ったとしても100%安全はない。
40年を20年延長して60年って、どうかしてんじゃないの?


午前中の餌やりを終え笑顔で帰って来た松ちゃん。

福島の原発事故被災地の今を見てほしい。
ひどいもんです。
原発に関してはこれからも断固として反対して行く。

みなさんから支援して頂き約3年半が経ちました。
被災地でたった一人踏ん張って来た松ちゃんも、みなさんの応援のおかげで活動を続けています。

日頃から「俺が感謝していますって」と僕に書いてと。
武骨だからこれはご愛嬌。


体の小さな子牛。
柵を抜け出し夢中で食べていて、カメラを構えた僕のすぐ近くまで来て、この後びっくりして逃げた。(笑)

反原発を唱え、動物たちと暮らし、故郷の新しい未来を夢見る松ちゃん。
彼はこれからも変わることは無い。

全国のみなさん、これからも松ちゃんの応援よろしくお願いいたします。

明日から福島に行って来ます。
7日頃からブログを更新したいと思いますので宜しくお願いいたします。





















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