ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

三笠公園。

2014-09-29 07:05:17 | 日記
NPO法人がんばる福島 公式ツイッター @GBR_fukushima

松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 

【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト

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〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
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送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。


NO692
みなさんおはようございます。
昨日は動物フェスティバルよこすか2014に参加し、楽しい一日を過ごしました。
ご協力頂きました横須賀市動物愛護協会・横須賀市役所・横須賀保健所・ピースアニマルの皆さまに感謝致します。
みなさま本当にありがとうございました。


三笠公園に入ってすぐに目にした有名な像を見て「やっぱ横須賀だぁ~」と感激。
かみさんは去年、友人と来てるが僕は初めてで、やっぱ田舎もん丸出し状態でした。(笑)


会場設営するまでの時間に獲った戦艦三笠。
中に入って見たかったなぁ。


松ちゃんも約束通りに横須賀にやって来てくれた。
まだ準備中の会場です。

日曜日の分の餌を与えて出て来るので、土曜日は2倍の量の仕事をしてきてくれた松ちゃんにもご苦労様とありがとうを言いたい。


一つ目と二つ目の牧場の柵作りを手伝ってくれたボランティアさんも駆けつけて下さった。


いつものように写真説明をしてくれた松ちゃん。

動物フェスティバルよこすか2014は、子供たちが大喜びするイベントです。
体重700kgはあるホルスタインの乳搾り、ポニー乗馬体験、ヤギの体重当て、その他にも羊・カメ・アヒル・黒豚・軍鶏・うさぎ・犬・猫などなど、盛りだくさん。
子供たちがたくさんの動物と触れ合えるいいイベントでした。


ポニーの背に乗り笑顔になる子供が何とも良かった。
子供たちもいい体験をしたことと思います。


松ちゃんのとこの牛よりはるかに大きかったホルスタイン。
松ちゃんが保護してる双葉牛は450~500kgくらい。

乳搾り体験コーナーでは、やってみたいという子供たちが多く抽選になるくらい人気があったし、ヤギの体重当ては8人もの子供たちがぴたりと当てて、景品係が「どうしよう」と困ったくらいでした。

午後2時頃に風が強くなりテントが飛ばされそうになったので、やむなく早めの撤収となりましたが、被災地の現状と動物たちの写真を見て涙する方もいらっしゃって、見て下さった市民のみなさまにも感謝致します。

小さなお子さんが硬貨を握り募金箱の中へ。
本当にありがたいです。
募金して頂きました26,123円は、配合飼料などの餌代として大切に使わせて頂きます。
横須賀のみなさん、本当にありがとうございました。

松ちゃんも昨日、4時半に被災地富岡に帰って行きました。
松ちゃん、本当にご苦労様でした。
今日は朝早くから牧場の牛に餌を与えていると思います。

これからもみなさん、家畜やダチョウなどを保護し被災地で活動する松ちゃんの応援を宜しくお願いいたします。












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イベントに参加します!

2014-09-25 19:33:44 | 日記
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NO691
今日、忙しい松ちゃんと連絡を取って今度の28日の日曜日に、いつもと違う横須賀のイベントに参加してもらう事になりました。


今回の主催は横須賀市動物愛護協会と横須賀市三浦獣医師会です。
横須賀市後援のイベントで、タイトルは動物フェスティバル横須賀2014。
大変遅くなりましたが、今日、みなさまにご報告させて頂きます。

色々と準備はしてたけど、松ちゃんも忙しくてなかなか無理を言うようで、話が出来ませんでした。
彼の忙しさを考えるとホント悪くて言えないんだよねぇ~・・・。

日曜の朝に始発で来てもらって、その日の夕方に福島に帰るなんて考えたら、一日だけのイベントの時は本当に悩んでしまう。

彼との会話は「そっちは雨、どうだった?」に始まる会話ですから、色々あるんですよ。
今日の朝、名古屋の地下鉄で大雨の雨が流れ込み、電車が始発から動かないニュースを見て、福島も雨マークだったから、最初の文言がこれになる。

完全にオヤジの会話ですね((笑)

松ちゃんの所は午前中凄い雨と風で、午前中の作業が出来なかったみたいです。


前回、松ちゃんちに行った時も午前中大雨で、牧場には水が残ってた。
この写真じゃ分かりずらいかな。


これなら一目瞭然でしょ。
水たまりになっているとこあるもんね。
こんな状態だったから、今回の雨でまたこんな感じになったと思う。

話がそれてしまいましたが、近隣在住の小さなお子様を持つ親御さんには、特にご参加して頂きたいと思ってます。
ポニーの乗馬コーナーやヤギの体重あてとか、牛の搾乳コーナーがあります。
他にも色々イベントがあるので、是非この機会に動物たちと触れ合って頂きたいと思ってます。

初めて来られるお子様には絶対有意義なイベントになると思います。

開催日 9月28日 日曜日
時間 AM10:00~PM3:00まで
場所 横須賀市三笠公園

多分、台風の影響は風だけ?なので、お子様には戦艦三笠を見てもらい、その後で目の前にいる牛の搾乳を体験したり、ポニーに乗って遊んでもらったりとかいいんじゃないかと思います。

大人の僕はポニーじゃなくて本当の馬に乗ってみたいです。
貧乏人なので乗馬なんて???の世界ですが(笑)

今度の日曜日です。
横須賀の戦艦三笠が展示されている三笠公園です。
松ちゃんは朝一で福島から出て来てくれるので、到着は10時過ぎになると思います。

松ちゃんに会って色々話を聞きたい人、大歓迎です。
ご家族お揃いでのご来場をお待ち致しております。
若いカップルもOK、おじいちゃんおばあちゃんもみんなOKです。
皆様のお越しをお待ちしております。

それでは、みなさんまたお会いしましょう。















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報告書。

2014-09-21 08:09:21 | 日記
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NO690
今週は、28日に横須賀市動物愛護協会開催の動物フェステバル横須賀2014の準備のためブログをお休みさせて頂きます。

今年の4月に設立2年目なので、2回目の申告をしましたが、がんばる福島の収支を知りたいという方がいらっしゃると思いますので、遅くなりましたがブログにて発表させて頂きます。

平成26年4月申告

  25 年 度 収 支 報 告 書
(特定非営利活動に関係る活動計算書)
平成25年4月1日  ~  平成26年3月31日
特定非営利活動法人の名称 特定非営利活動法人  がんばる福島

科    目        金 額(円)        備考
I 収入の部
 1 会費収入 年会費  
           個人  10,000円        1,000円×10人
個人募金          8,666,875円
当期収入合計(A)     8,676,875円
  前年繰越金       5,823,169円
収入合計 (B)       14,500,044円

科    目
Ⅱ 支出の部
1 事業費
① 被災地域の家畜及びペットの保護に関する活動
   飼料代・柵補修等管理費   304,047円
   大型トラック・重機等購入費
   飼料運搬燃料費
   高速料金        399,169円
   車両整備費(車検・修理等・保険等・部品購入含む) 7,050円
備品購入(防寒着・軍手・ロープ・シート・その他) 67,800円
工具等・その他工具関連備品   232,954円
内訳 (工具117,389円  備品 116,365円)

② 放射能汚染された地域の除染に関する活動
 木材の放射能汚染測定に協力   4,725円

③被災地域に関する広報活動
ア 福島近郊へ出向き広報活動の実施
  写真・パネル展の開催・講演   
  会場費        45,000円
  人件費        66,000円
食事代(アルバイト・社員)   28,667円
  交通費(新幹線・駐車場代含む)254,140円
  パネル印刷・資料・備品代   102,953円
  宿泊費等        55,850円

 イ 広報活動
  通信費(インターネット・電話FAX)84,884円
  交通費(高速料金・電車等)   180,035円
  燃料代            314,003円
事務機器・用品購入       53,887円
駐車場代              9,500円
食事代               12,649円
2 管理費
  交通費
  資料・印刷代(切手・印紙代・郵送料含む)9,394円
  事務機メンテナンス       24,150円

当期支出合計(C)       2,256,857円
当期収支差額(A)-(C)  6,420,018円
次期繰越収支差額(B)-(C)12,243,187円

ワードで作った申告書をコピペしたもので、申し訳ありません。
健全かつ公正に活動させて頂いております。

友人によく1200万もあるじゃんって言われますが、牛の餌をまともに買うと一ヶ月に100万円掛かりますので、一年分の餌の分しかないという状況です。

代表の松村は、去年、ロールわら餌を一度にたくさん運ぶことが出来るようにと、自分の預金を使いながら中古10トントラック(300~400万って聞いた)を買ったりして、みなさんからの募金は極力使わないよう頑張っています。

全国の皆さん、被災地で闘うNPOがんばる福島 代表松村直登を応援して下さい。
これからも何卒ご支援下さいますよう宜しくお願いいたします。


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犯罪者。

2014-09-18 07:13:17 | 日記
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NO689
いきなり凄いタイトルで、ごめんなさい。
ドキッとした人もいると思いますので、先に謝っておきます。

被災地で闘う松ちゃんが以前、僕に言った言葉を思い出したらタイトルがこれになってしまいました。


昼食後、お茶を飲みながら一休みする松ちゃん。
「あいつら犯罪者だぞ!人を被曝させてこれが犯罪じゃねぇっておかしいべ!」と、その語気は強かった。

あいつらとは、事故を起した東電と原発を推進してきた国だ。
今も誰一人、裁判にかけられることなく、この大犯罪が問われることなく来ている。
根本的におかしいのは、誰も責任を取っていないことだ。

そして追及する人間もごく少数しかいない。
松ちゃんが言うように、これは大きな犯罪ではないか?

実は松ちゃんも、自分が被曝する事に対して恐怖がなかったわけではない。
色々と葛藤はあったのだ。


雨宿りする?ダチョウのモモ。

しかし鎖に繋がれ逃げることが出来ず「助けて!」という表情で松ちゃんを見るたくさんの犬たちと遭遇し、その悲惨な状況を見て自分だけ逃げるわけにはいかないと決心し町に残った。

以前、自分の命を顧みず動物を助ける松ちゃんを、悟りを開いた人かも?と書いたことがあったと思うけど、そのくらい僕には衝撃的なことだった。

思っても簡単には出来ないことを本当に彼はやってしまったが、壮絶な暮らしをしながら動物たちと暮らし、被災地で生きる彼の思いは深い。

「あいつら犯罪者だぞ!」は、県内各地で被曝する子供たちや、原発復旧作業に従事し被曝する住民や作業員、家に帰れなくなった人たちの苦悩や、水も餌も無い中で餓死して行った動物たちの苦しみを思い発した怒りの言葉だ。


興味津々、そろりそろりとカメラを構える僕に近づく子牛。

昨日、安倍総理は大熊町の中間貯蔵施設の建設予定地視察をした。

安倍総理の行動に、いかにもやってます的なパフォーマンスはやめろ、住民説明会のような場所に来て、怒号の飛び交う被災者の生の声を聞いてみりゃいいんだと、僕は思った。

松ちゃんは「色もついてねぇし、においもねぇから始末が悪り~、一次帰宅などで、何度も帰って来るうちに感覚が麻痺して普通の状態と同じになっちまうから、見えねぇってのは本当に怖いよ」と、みんなの事を気遣っていた。


子牛は僕の目の前で草を食みだした。

そんな彼がふるさと富岡町の事を「小さい子供や若い人は、絶対に帰って来てはいけない場所」と言った。
目に見えない匂わない放射能が無くならないうちは、子供や若い人は絶対に帰るなと言ったのと同じ。

そもそも、今やっている除染が完璧に放射能を取り除くことが不可能な除染だし、何処にホットスポットがあるかも分からないから、子供たちや若い人を思う彼の気持ちは特に強い。

「残念だが子供がいない町は、家と同じで朽ちていくものよ」と話を締めた彼がそこにいた・・・。

震災直後から町の復興を夢見、震災前の町の姿に戻ることを願って来た彼の思いはいつになったら届くのか?
胆力のある男の闘いはいつまで続くのだろうか?
震災から3年半たった今、ふと思った僕だった。
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トイレのないマンション。

2014-09-17 07:51:56 | 日記
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NO688
昨日、出先から帰った時、かみさんに「地震あったの知ってる?こっちは凄く大きく揺れたよ」と言われたが、地震の起きた時に電車に乗っていたので分からなかった。

夕方のニュースで「関東で震度5弱」と知り、改めて結構大きな地震だったと知った。
今日は、原発がなくても電気は足りているのに再稼働させようとしている国に対して恨みつらみを書こう。


今日の写真は、先週の福島の各地の汚染物や除染の写真にしました。
山を削り、そこに放射能汚染物の袋を集めてる光景。
ここは始まったばかりの場所です。
今も福島では、至る所で山が削られています。

日本は世界が認める地震大国だ。
日本の国土を縦断、または南海トラフのように国土のそばにある4つの大陸プレートがある。
世界の要人が「地震が多いのになぜ、彼らが原発を建設するのか?理解できない」と言った。

こうして世界が今、日本の原子力に懐疑的な見方をし出した。
オリンピックを招致出来たのは、ばらまいたお金によるものだとみなさんもご承知だと思いますが、世界は今でも福島原発の汚染水問題を注視している。

何故、こんな事書くか?と言ったら、安倍総理は原子力が悪魔のエネルギーであることを理解していないからだ。

原子力という科学を、今でも自分と自分の取り巻きのための金儲けの手段だと考えている。
個人献金、政治献金、いろいろあるだろう。
だから福島の県民など、どうでもよいと思っているようにしか見えない。
福島県民の被曝は隠す、子供のがんは原発事故と関係ないとの一点張り

有名な京都大学の小出先生も「人間の力ではどうしようもない危険なもの」と明言しているのにである。
原子力を理解する頭も無いのに、自分が一番だと思っている。


ここは坂の下まで黒いピラミッドが続いていた。

原発を再稼働させればまた、人間の力などでは処理できない放射性廃棄物が出る。
今でも最終処理ができていないのに、これからも放射能ごみを作り出すという事だ。

小泉元総理が言った「原発はトイレのないマンションに住むのと一緒」は本当の事。

ウランがみんなの食べるごはんで、食べ物を消化する胃袋が原子炉格納容器。
消化する過程でエネルギーになり、栄養をみな出し切ったらウンチになり、体外に排出するわけだけど、放射能を発しながら出て来るので、専用トイレが必要。

みなさん、自分の家に、部屋にトイレがなかったらどうしますか?
考えられないですよね。
これが今の日本の原発なんです。
原発専用のトイレがないのに、ウンチ(使用済み核燃料棒)を、出し続けて来たんです。
これじゃぁ、どうしようも無いでしょ。

再稼働すればこのウンチが出続け、トイレがないからウンチだらけの日本になってしまう。


黒い大きなシートの下には、ものすごい量の汚染物の袋があります。

福島の事故は、原子炉格納容器の胃袋が解けて穴が開いちゃって、中のものが外に出っちゃったわけですから大変な事なんです。
胃袋に穴が開いたら人間は痛くてのた打ち回ってると思います。
それだけひどい事故だったんです。
穴が開いたのは一つじゃないから手に負えないんです。

そして、今の福島原発の事故処理はギブアップ状態だ。

海に漏れ続ける大量の高濃度汚染水。
中途半端な除染による放射能残留。
放射能汚染物袋の劣化から袋が破れ地上への放射能飛散。



福島の事故は臭いものに蓋が出来る状態じゃないんです。
これからの子供たちに負の財産を残すことになるんです。

福島の処理が全て終わってから東京オリンピックを開催しろ!と言いたい。
野々村議員のように泣いて記者会見したら見てもらえるだろうか?
しかし、あの真似は出来ないよな。(汗っ)
いい笑いものになるだけだし。

原発は事故を起さなくても危険なものです。
下請けの人が被曝して働いてくれていたから、稼働していたんです。

みなさん、原発ゼロを共に目指しましょう。






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規制解除に。

2014-09-16 07:25:08 | 日記
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NO687
松ちゃんと電話で話した。
相変わらず武骨な感じの彼だったが、牛の支援物資が届いたと話してくれた。
全国の皆さん、本当にありがとうございます。
このご報告はまた、後でさせて頂きます。

昨日、福島県浜通りを縦断する国道6号線の帰還困難区域の交通規制が解除され、一般車両の通行が可能となった。

地元の要望で解除されたというが、良かったという人もいれば、何でこんな事するんだという人と意見が分かれている。

環境省の計測によると、大熊町の福島第一原発付近は17・3マイクロシーベルトとなっていると、地元紙福島民友には書かれていたが、この数値だと24Hで年間150ミリシーベルトを超える。

めちゃくちゃ高い数値。
こんな場所に自由に行き来が出来るようになる事がおかしい。


平成24年強制避難区域の最初の入口だった広野町の検問所。

双葉町や大熊町の高濃度汚染地の住民の方は、帰還困難区域にある自宅へ、いつでも家に帰る事が出来るようになったが、高線量区域に防護服も着ないで帰っている人が多いので、大変に危険だ。

南相馬の知人は以前「いわきに行きたくても国道が通行止めで、いわきに出るには回り道して今までの倍以上の時間がかかり本当に不便、いっその事ならここも警戒区域になった方がましだった。ここは陸の孤島だよ」といっていたが、これで近くなるから喜んでいるだろう。

便利は便利になるけど本当にこれでいいのだろうか?
この区間を通行するには、車の窓を開けない、エアコンは車内循環にする事とのおまけつき。


平成25年の写真。広野町の制限解除で次の検問所となった楢葉町検問所。

今までのように汚染の少ない広野から、楢葉、そして富岡と3年半かけて順次解除されるなら納得できるが、高線量区域の3町(双葉・大熊・富岡は一部)を一気に制限解除するのは、いくら地元からの要望があったからと言っても、やはり問題があるのでは?

被災地の一つの動きは、いつも意見が分かれる。

解除を喜ぶ人もいるだろうが、住民を被曝させる二次災害を引き起こしたり、これまで以上に盗難事件が発生すると思うから、今まで通り少しづつ前進する解除の方が良かったのでは?と僕は思っている。
それでなくても空き巣被害が多いのだ。
治安が良いとは言えない。


楢葉町の解除から、次の検問所となった富岡町検問所。
この検問所が解放された。
この検問所から150m~200mくらい離れたすぐ近くのところに、松ちゃんが保護している牛たちの牧場がある。

本当に色々な事がある。

高濃度汚染地となった飯館村で、ずっと放置されていた汚染物袋の移動が始まり、汚染物袋の中からしみ出る汚染水を黙って川に流していたというニュースを見た。
環境省が後で住民に謝ったというが、呆れてものが言えない。
高濃度(他の町より高い)汚染水を川に流す業者も業者だよなぁ。
地元の人たちの怒りの感情を察する。
いい加減にしろ!だ。

2年前にTVニュースや新聞の記事にもなり、大きな問題になったあの時と同じだ。
業者が除染で集めた汚染物を川に流して捨てていたのと全く変わらない。
でたらめ除染が横行しているのがここでも分かる。
これじゃぁ、真面目に除染をしてる会社はいい迷惑だろう。

適当除染・いい加減除染の話は、11日にも地元にいる友人から聞いている。
友人は南相馬市原町に住んでいて今、自宅に除染業者が入っているが、どうでもいいような仕事しかしないらしい。
これはまた後で書こう。

某TV局のプロデューサーが放送した映像はひどかった。
「除染した家の敷地を重機で掘り、除染で出た汚染ごみを、その家の敷地内に埋めた」という元除染作業員の話から、実際に庭を掘った映像が流れたが、本当に汚染ごみが出て来て驚いた。

でも、こんなこと被災地では茶飯事という感覚があったから、まさかこのニュースで人が死ぬとは思わなかった。

この放送後、プロデューサーが亡くなったのだが、その死は自殺と報じられた。
しかし自殺する理由がなく、他殺だろうという憶測がインターネット上に出た時は、さすがに閉口した。
暴かれるとまずい人たちに殺されたのだと・・・。
恐ろしい事だが、ありえない話じゃない。
多分、みんなの憶測通りなんだと思う。

特定秘密保護法案が施行されれば、こういうこと書くのも罪になり逮捕されるんだろうか?
集団的自衛権しかり、TPPも完全に決められたら日本の子供の未来は暗い。
明るいはずがない。
ろくな事しか決めない安倍政権には、もう、うんざりです。


帰還困難区域の牧場から出る時に撮った富岡町の検問所の写真。

昨日のニュースで安倍総理の支持率が回復し50%を超えたと報じていた。
「景気が良くなったとは思わない」が70%以上も締めた中で、この支持率はもはや末期だと思った。

安倍自民党は、九州の川内原発再稼働させるだろう。

全国で原発反対運動をしている有志達も、心折れそうになりながら活動していると思う。
川内原発の地元の反対派も厳しい状況にいるはず。
福島の大事故から何一つ学ばない政治家に、NOを突き付けて下さい。

全国のみなさんの協力が必要です。
原発再稼働に反対する人たちの応援も宜しくお願いいたします。
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肝心の水。

2014-09-13 07:56:53 | 日記
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NO686
来月、富岡町の一部の地域に水道使用が再開されるが、正直、嬉しかった。
復興が少しづつ前に進んでいると思ったからだ。


富岡町ホームページから

一昨日であの震災から、ちょうど3年半です。

友人から聞いていたが、やっとここまで来たかと・・・
それなのに諸手を挙げて喜べない自分もそこにいて、これはこれで仕方ない。

嬉しい気持ち半分、そうでない気持ち半分。
みんなが帰って来れる町か?と言えば、そうでないことは僕も知っている。
だから喜びも半分になってしまう。


富岡町上郡山付近の除染光景。
これで本当に放射能が全くなくなる除染ならいいのに・・・

富岡町の一部とは、松ちゃんの家も入る下郡山から赤木付近。
中間の位置に岩井戸温泉旅館がいくつかあり、水が来れば昼間だけでも営業再開できるかも?
今までと違ってお客様は一般客ではなく、除染作業員か原発復旧作業員の人。


青い袋に黒い袋にベージュの袋と中に入れられてるものが違う。

まっ、いずれにせよ松ちゃんのとこにも水が来れば、トイレも風呂も洗濯機も使えるようになるから、これはこれで絶対にいい。

震災直後、夏は風呂代わりに川に入って体を洗い、冬はお寺の住職さんに、お寺の風呂を使わせてもらっていた。

これがでかいお風呂で、井戸水を汲むにも沸かすにも大変だったらしい。
だがいつの日か?松ちゃんは避難指示を解除された町の大浴場などを使うようになった。

トイレはお客様専用?使う時だけ水洗トイレのロータンクに水を入れる。
これで使えるようになるのだが、完全に水道が通れば松ちゃんちも温水洗浄便座が使えるようになる。
電気が来たけど肝心の水がなくて使えなかった。

洗濯だって手洗いのみ、これでまた一つ便利になる。

それだけ水がないという事は大変な事。
みなさんは水や電気がない生活なんて経験がないと思いますが、電気と水のありがたさは被災すると本当に分かります。
原発はダメだが、電気が無い不便さって言ったら無いです。


「ここで生きる事が闘い」を座右の銘にし、動物の命を繋いできた松ちゃんだが、去年の3月、やっと電気が家に通った時には、格段の便利さに喜んだ。
電気が来て今までの生活を一瞬にして変えた。

冷蔵庫が使えるようになって卵・納豆・豆腐など買って保存が出来るようになり、ろうそくの灯りとおさらば。
部屋は蛍光灯シーリングでめちゃ明るくなり、BSしか映らないけどTVも映るようになった。

寒さの厳しい冬に電気こたつを使えるようになり、暖を居間で取れるようになったから天と地の差があったと思う。
寒い冬、温かいご飯を食べたくても電気が無く炊飯も出来ないし、本当に自分との闘いだよな~。

震災で電気が来なくなって2年間、松ちゃんは壮絶な生活をしていた。
残された動物を守るためと言っても、それは、まさしくサバイバルだった。
当然僕なら音をあげてたっていうか、出来なかったよ。

僕が松ちゃんを鉄人という所以。
とにかく凄い。


山肌が見える除染。
木の葉が枯れたら元の数値に戻る除染。

水道の水が来れば、また生活が変わる。
松ちゃんが少しでも自分の時間を作れるようになる。
そういう意味でも、少しづつ変化して行く町の姿を期待してる。

自民党は九州の川内原発を再稼働させる気だが、地元の人たちはどうなんだろう?
福島の実態を知らないでいるのだろうなぁ。
福島では、今でも汚染水が海に流れ続け、除染し放射能汚染物を入れた袋は破れて放射能が飛散している。

今も被曝と戦い原発復旧作業に従事する作業員たちの苦しみ。
故郷と家を失い、今も仮設住宅に暮らす人たちの苦しみ。
生業を出来ず、絶望の淵にいる人たちの苦しみ。
こんな事書いたらいくらだって書けるのだが・・・


最後の写真は、第二の牧場で草を食む食いしん坊のヤマの写真。

国は住民に「あなたの所は何年で帰れます」「あなたの所は帰ることが出来ません」と、はっきり言うべき。
動きの取れない仮設暮らしの高齢者は限界に近い。

無駄な除染に金を使うなど地域復興より、今は被災者の生活復興(再建)が先。
ゼネコンを儲けさせてる場合じゃないぞ!と言いたい。

この嘆きが九州の皆さんに届くといい。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。






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サムライ。

2014-09-10 11:19:00 | 日記
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NO685
日曜の朝、富岡の松ちゃんと会った。
雨が降り富岡の松ちゃんちに着いた時に雨が上がった。

松ちゃんは「午前中、こっちは土砂降りだったぞ」と笑顔で話し、午前中に餌やりが出来なかったことをはにかんだ。


久しぶりに松ちゃんと昼飯を食べた。
メニューはコンビニの幕の内弁当。

一日中、雨が止まない様なら合羽を着て作業するのだが、3年半被災地で生きてきた彼の感は研ぎ澄まされ、それが分かるようだ。

人もいない、車も走っていない、電気も水道もない世界で、夜はろうそくに火を灯し、食事は買いだめした缶詰めやインスタント食品で凌ぎ、動物たちの餌確保に奔走し動物たちと共に生きてきた彼を、誰も非難することは出来ない。

誰よりも町を愛する男は、被災地に残された動物たちを「俺の仲間」と言い、その究極の世界の中で動物たちと共に生きた彼の生き様は、壮絶極まりなかった。

吹雪の中、手足もしびれるような凍てつく真冬の牧場で、彼の体温で溶けた雪のせいで頭からびしょ濡れになりながら餌を与え、ある時は炎天下の下、朦朧とする意識の中で犬の鳴き声をたどり餌やりをした毎日。


震災直後、大熊のダチョウ園から脱走し、町を徘徊するダチョウに餌を与える松ちゃん。
津波で跡形もなくなった富岡駅前を縄張りにしていたオス番長。
松ちゃんが保護しようと、このオス番長とバトルに展開したが、あの鉄人松ちゃんもノックアウトされた強敵だった。


富岡町には震災直後、町の中を闊歩するダチョウがたくさんいた。
松ちゃんがダチョウに会うと必ず栄養のある牛用の配合飼料を与えていた頃の写真。
当然、犬や猫などのペットと放浪する牛やイノブタなどもたくさんいた。


今はダチョウのモモコの棲家になっているところに集まった牛たち。
松ちゃんちには餌があったからか、常に松ちゃんの家の付近に群れでいた。

今でも松ちゃんを利用してなんとかしようという輩が多い。
人が良い彼は来るもの拒まず誰でも受け入れてしまうが、最後に必ず彼しか残らない。

彼は金が欲しくてやっているのでもないし、有名になりたくて町に残ったわけでもない。
無欲の人間だから、欲のある人間とはそりが合わない。
無欲だからこそ、分別のある男なのだ。

彼と付き合えば分かる。
朝、昼、晩と彼の食事は、納豆、卵、豆腐と漬物があれば、それを毎日食べ続ける男である。
とにかく誰よりも質素な暮らしをしてる。
そして被災地富岡町で今を生きている。

苦しみながら餓死して行った動物への思いは強く、これからは俺がいる限り餓死だけはさせねぇと誓った男だ。

純粋に動物の命と向き合い生きてきた彼には、金や名声よりも大切なものがある。
よこしまな輩にそれがわかるはずもない。

放射能まみれのデッドゾーンにたった一人、動物を助けるため残った松ちゃんの生き方は、ある外国人記者の人生観を変えた。
のちに彼は「松村さんはサムライです」と、カタコトの日本語で僕に言った。

放射能が撒き散らされ多くの住民が恐れをなし逃げた町に、たった一人で残り動物たちの命を繋ぐ彼を、外国人記者はそう見たのだ。

外国人記者は彼の本を出版し、TVに出て松ちゃんを紹介。
ローザンヌだったか?彼はフクシマ最後の男と紹介された。
AP通信・BBC放送でも彼を取材したニュースを報道したことにより、アメリカとヨーロッパではとても有名な男だ。


RoraldBlomさんの写真。
ヨーロッパに招かれフランス・ドイツ・スイスと回り、国会で演説したり各国の市長や大学教授などと会い、至る所で反原発講演をして帰国した松ちゃんだが、そのフィーバーは日本で起こらない。
ヨーロッパでは原発の是非を問うているのに、日本は再稼働・再稼働と騒いでいる。

そんな大きなテーマはさておき、今の松ちゃんの問題は牛の餌のこと。
今年の冬をしのぐための餌が欲しい事。
みなさん、彼と彼の仲間をこれからも応援して下さい。
何卒、宜しくお願いいたします。










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廃炉検討に。

2014-09-06 08:31:27 | 日記
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NO684
昨日、関西電力の美浜原発2基の廃炉を検討と言うニュースが流れ少し嬉しく思った。
廃炉が検討される関西電力美浜1、2号機(同県)はそれぞれ43年、41年を迎えた原発だった。
検討でなく決定と言う年数だよ、これは。


美浜原発写真、福井新聞オンラインより。
今日の写真はインターネットオンラインなどから。

調べてみたら全国にある原発16基は、運転30年を超え老朽化していた。
日本原子力発電敦賀1号機(福井県)は運転開始から44年
中国電力の島根1号機(松江市)は運転40年となった
四国電力の伊方原発1号機(愛媛県)は36年
九州電力の玄海原発1号機(佐賀県)は38年など。

高度成長期ごろに作られた原発は、全て老朽化。
原発は全部無くなればいいと思っているので、30年も40年も僕には関係ないのだが・・・

福島原発事故により安全基準のハードルが上がり、老朽化した原発の再稼働に巨額の投資をするなら、廃炉にと言う事だろうが、これから廃炉を選択せざるを得ないだろう。

廃炉にしても、その目減り分を新しい原発作って補おうなんてことになれば意味ない。
とにかく原発は、事故を起したら人間の手に負えないエネルギーだ。
人間も動物も植物も昆虫も全部壊してしまう。


2011年3月28日(月) 西堀岳路さん撮影
ハウス栽培のものでも集荷制限されていたから、畑で栽培したものは全てダメ。
福島県須賀川市で、原発事故を悲観し自殺した男性が作ったキャベツ畑の写真。
農業だけで生計を立ててきた方には、大きなショックだったに違いない。 


2011年3月22日(火)牛舎の溝に原乳を廃棄する福島県川俣町の酪農家。asahi.comより
全国に流れたある畜産家の方の自殺のニュースは、本当に心が痛むニュースだった。

山も海も大地も汚染され何も食べられなくなる。
しかも国は住民の放射能被曝隠しはするし、福島の子供の小児甲状腺がんには手を差し伸べない。
核兵器でも作るつもりなのか?今でも原発再稼働を目論んでいる。

安全ですよ、安心ですよ、大地震が来ても絶対!事故は起こしませよ、仕事がありますよ、お金がもらえますよと、東電と国は甘い言葉で住民をだまし、金の力で首長らをそそのかし、事故が起きたら住民の事などそっちのけで、自分たちの再建のことばかりだ。


海外へ高飛びした?東電勝俣恒久会長 安冨良弘さん撮影

住民は電力交付金として年に1万2千円程度の恩恵しかなかったのに、事故を起され家・土地・財産・健康・家族・仕事など、取り返すことの出来ない大きなものを失った。
住民はやられ損です。

一番許せないのは事故を起してからも嘘と隠蔽を続けている事。


3月24日(木)被曝(ひばく)した作業員が福島県立医大病院に運び込まれた写真。飯塚晋一さん撮影
この青いビニールシートは遺体を隠すもの?
事故直後、多くの作業員の人が亡くなったと聞いた事があるが、原発構内で働いていた人の死亡のニュースが流れないのはなぜ?
全て隠蔽してるはず。

福島の友人の代弁をします。
「東京のための電気で俺らは1Wも使ってねぇ~、それだけ安全って言って来たんだから福島第二原発は再稼働せず、新しい原発を東京湾に作ればいいんだ。東京オリンピックを東京原発の隣で開催すればいいべ」と。

東電さん、どうですか?
今から着工すれば、オリンピックに間に合いませんか?
放射能を閉じ込める術もないのに、この危険なエネルギーを使うな!って言いたいけどね。

とにかく廃炉の話が各電力から、少しづつ出て来たことは良しとしたい。

これからもみなさん、原発反対に協力して下さい。
自分の子供を守るため
自分の家族を守るため
自分の友人を守るため
自分の生活を守るため
自分の人生を守るため
自分の財産を守るため

宜しくお願いいたします。














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事の起こり。

2014-09-05 06:38:08 | 日記
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NO683
安倍内閣の閣僚の顔ぶれが決まった。
今回で終わりだろうと思った「最後は金目でしょ」発言のおぼっちゃん大臣の名は、やはりそこになかった。
「原発事故で死者出てない」発言の高市早苗議員は、大臣の椅子に座る。

福島県知事選が今年の秋にあるが、自民党は原発推進派を立てる。
原発被災者として言うが、福島第二原発再稼働を目論む自民党に、県民はノーを突きつけるべき。
福島県民の良識を信じたい。


ひざを折りくつろぐ子牛。

もし原発推進派が当選してしまったら、福島第二原発は廃炉でなく再稼働の道を歩むだろう。
原発はいらないを福島から発して欲しいと、同じ県民として強く思う。

被災地の松ちゃんは、希望の牧場の吉沢さん、やまゆりの岡田さん、ウィズキャトルの皆さんらと、牛の餌の問題など共闘しながら活動している。

被災地には半谷のじっちゃんのように、牛の殺処分に反対する畜主さんがいて当たり前なのに、国は弱者を何故助けない?


午前中の餌を与える松ちゃん。

畜主でもない松ちゃんが牛を保護するようになって言った「あいつらとは一生!交われない」を、僕は思い出した。

彼はある日、殺処分をしている人たちと会った。
殺処分をしている人たちにその意義を聞き、その事柄にふさわしい価値を問い正したのだ。

いい答えなど返って来るはずがない。
「上で決まった事です」
「上からの指示でやっているだけです」
「国からの要請で、それに従っているだけです」との一点張りで、結局答えの出ない押し問答になった。

自分は悪いことしていないとばかり言い訳する彼らの姿は、動物に対する愛情のかけらもない人たちに見えた。


カメラを構える僕をじっと見つめる子牛。

松ちゃんの動物を愛する心が、あいつらとは一生!交われない(仲良くなれない)と、その言葉を言わせたのだが、生かすことに意義がある彼に、殺処分はむやみな殺生に変わりない。

「獣医師は病気の動物を助けるためにいるんでねぇか?それを麻酔銃で追いかけまわし、筋弛緩剤打って殺してんだぞ!」

「あいつらだって子供がいるべ、あいつらの子供たちは学校で動物の命を大切にって教わってんでねぇか?帰ってからお父さんは今日、牛を何頭殺してきたって子供に言うのか?自分の子供に絶対に言えねぇべ!」と、憤慨していた。

無理もない。
松ちゃんは何とか被曝した牛を生かす方法は無いか?と、当時、宇宙科学研究所の博士に牛を使った除染を提言し、博士と共に日本原子力研究開発機構 との共同研究の実証実験を実現させた男だ。

とにかく牛を生かし命を繋ぐ事を考える松ちゃんに、殺処分はどんな事があってもだめなのだ。

牛の事には、そもそも事の起こりがある。
当時、政権与党だった民主党の国会議員が議員バッチを振りかざし、富岡町役場郡山事務所に乗り込んできて「私が被災地の牛を全て助けますから安心して下さい」などと豪語し、町長を始め畜主と役場職員までも担ぎ出した。

国会議員がここまで言うなら、絶対何とかなると思った町長を始め役場職員、畜主さんたちはその言葉に安堵し希望の光を見た。
松ちゃんも犬や猫を助けるだけで目いっぱいだったから、あの時の議員の言葉を喜んだ一人。


松ちゃんが運んだ藁を食べる牛たち。

それからすぐに遠藤町長は「富岡町は牛を生かす方向で」と公人として発し、その姿は首都圏のTVニュースで流れた。
それだけ牛の問題は大きな問題だった。
国会議員は、みんなとの公約を反故にし町長を始め、そこにいた全ての人を裏切ったのだ。

みんなの落胆ぶりは言うまでもない。
国会議員は町政をひっかきまわすだけひっかきまわして、何も実現させず地元に帰り知事選に出馬して落選。
本当にえらい迷惑だった。

このことで、今年お亡くなりになった富岡町前町長遠藤氏が、当時、同じ民主党の国会議員に「まさしく国会議員にあるまじき言動、あのような議員が国会議員の中にいて本当にいいのか」と言ったほどだ。

「牛を全部助けます」
「殺処分はさせません」など、国会議員が期待させること言って逃げるなよ。
これが事の起こり。

裏切られた役場職員の怒りは、天を衝くほどのものだったと思う。
また松ちゃんは殺処分の現場に出くわし、「俺が面倒見るから殺処分しないでくれ」と言う事になって、今がある。

このようなどうしようもない国会議員は他にいないと思いますが、国会議員は自分の言葉に責任を持って下さい。

みなさん、これからも被災地で動物の命を繋ぐ松ちゃんの応援を宜しくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で失礼します。


























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あの時のまま。

2014-09-03 06:22:53 | 日記
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NO682
1日に全国各地で防災訓練が行われたが、今も広島にボランティアで入り、泥をすくったりがれき撤去をして汗して下さっているみなさんに、お疲れ様ですと言いたい。

東日本大震災で福島県田村市の体育館に身を置き、ボランティアの皆さんがにぎってくれたおにぎりを頂いて、数日間お世話になった事を思い出す。
今、あれだけの人数のおにぎりを毎日握って下さった田村市のボランティアさんの大変さに頭が下がる。
改めて感謝。

自然災害に何度も見舞われてきた日本。
世界が認める地震大国日本において、地震を回避することは絶対に出来ないから、防災グッズの準備だけは必ずしてほしい。


今日の写真は今までの写真から選びました。
大津波で粉々に壊れた富岡港の防波堤、今もあの時のままです。

福島は大地震+大津波+原発事故のトリプル災害。
取り返しがつかないのは放射能が撒き散らされたこと。

どの町も放射能のせいで復興出来ない。
放射能がなければ、道路を直し、家を直し、みんなバラバラにならず町に戻って、復興することが出来たと思う。


去年の隣町楢葉の除染の写真。
住宅街の中に置かれた汚染物の袋。

科学者や見識者に見えない放射能に怯えないで暮らせるまでは、50年はかかると言われている。
放射能を取り除くことが出来ないこと、人間の知恵と力ではどうにもならないことを証明している。


帰還困難区域の双葉町の倒壊し道路にはみ出している家。

倒壊した家々が今もそのままの状態だ。
いい加減な除染(元の数値に戻る)して20ミリシーベルトまで下がったら住民を帰そうと国も東電も躍起になっている。
チェルノブイリでは、1ミリシーベルトで国民を守っているのに。

そうしてでも原発を再稼働したいのか?
被曝隠しはするし、子供のがんは知らんぷりする、これが今の日本です。


松ちゃんの牧場。被災地で生れた子牛が母牛のおっぱいを飲む光景。

人間も守らないのだから動物なんて絶対に守らないよな。
原発事故が起きたら、狭い日本に逃げる場所がない。

海の魚や海藻に貝類も、野菜も米も果実も、全部汚染されてしまう。
家も仕事も家族で暮らすことも出来なくなる。
原発は絶対!日本にいらない。

今の自民党には期待しないが小泉元総理大臣の脱原発発言と、東北3県の被災地に何度も足を運び、住民の声を聞いてくれる小泉進次郎さんに期待してしまう。

自民党の中にあって閣内に入らず無役になったとしても、被災地訪問をずっと続けてくれる人だと思うからだ。
信念がある政治家に見えるのは、目の錯覚だろうか?
いつか原発ゼロになる日が来ることを強く願う。

今日はこの辺で失礼します。


































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学習しない奴。

2014-09-01 08:22:31 | 日記
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NO681
横浜も昼間は遅生まれの蝉が鳴き、夕方は鈴虫が鳴く微妙な季節の変わり目に入った。
秋までは何とか動けるが、冬になると行く回数がめっちゃ減る。
もうそんな心配をするようになった。


夏の日の松ちゃん牧場、静かで穏やかな時間が流れていた。

昨日、東電の汚染水に関するgooニュースで、相次ぐ相次ぐトラブルなどで処理が追い付かず、放射性物質濃度を低減させる装置「ALPS」(アルプス)による2014年度中の全量処理という当初目標を断念したことを知った。

来年の3月までに処理しなければならない汚染水が、なんと42万トンと書かれていた。
42万トンは小学校の8コースある25mプールで、数にして777個分のプールの水量になります。
トラブル続きのアルプスで、ほんとに3月までに無事に処理出来るんだべか?

地下では毎日、溶融し地中深くに潜り込んだ放射性物質が、地下水と仲良く海にながれ続けている。
地上の処理も出来ずにいるのだから、海に流れる高濃度の汚染水は手つかず状態だわな。

今日から9月スタートです。
気分を変えて書いていきましょう。

帰還困難区域の牧場では、一頭の牛が柵から逃げ出したらしく、警察から「松村さん、牛が出ているのですが」と電話が入り、牛を捕まえに行き柵に入れ直したそうだ。


空間線量が高く今でも許可証がなければ入れない帰還困難区域にある牧場で、牛の健康状態を見る松ちゃん。

しかし何度も出ていく常習犯なので、この牛だけ鼻かんにロープを付け柵に縛り、出られないようにしたと松ちゃんは言ったが、牛の「遊びにいきてぇよ~。ロープ外してくれよ~」という嘆きの声が聞こえてきそうだ(笑)

帰還困難区域の牧場の近くに自分の牛は殺処分させないと、牛舎で飼いつづけている富岡町の畜主さんの牧場があり、そこの牛が松ちゃんの牧場に入ったり、またその逆で松ちゃんの牧場の牛が向こうの牛舎に入ったりしてた。

彼が殺処分から、牛やダチョウを保護して2年以上経つが、本当に早いものである。
松ちゃんちを何度も襲ったイノブタが、柵の中に入って来るものだから、ダチョウが怖がって逃げ出した時には、真っ青になった。
2時間くらい走り回って松ちゃんが楢葉町で見つけ、ちゃんと捕まえて帰って来たけど色々あるものです。


水を飲みに行って、長い時間涼んでいた牛。

松ちゃんちのダチョウは約100kgの体重で、松ちゃんはTシャツをぐるぐる巻きしダチョウに目隠し(これをやるとおとなしくなる)して、一人で抱えてトラックに乗せ連れて帰る。
しかも相手は生き物だから、優しく乗せないと傷つくのでホントに松ちゃんの力には恐れ入る。


イノブタが怖くてから柵逃げ出したモモコ。

あの頃は毎日、野生化したイノブタが家に来て、その都度ダチョウの柵に入って威嚇するのか?ダチョウが柵の中を逃げ回って大変だったらしい。
ものすごく大きいイノブタが入って来ることもあったからね。

先週、帰還困難区域の近くで子供のイノブタが一匹、道路に出て来たけどすぐ藪の中に入って行った。
命を狙われるようになって、イノブタも学習し「人間は怖い」を勉強したかのように、隠れる、逃げるを実践している。

彼らも箱罠に掛り出られなくなった仲間の姿や、足くくり罠にかかり逃げられずにもがく仲間を見て、人間を全く警戒しないで生きてきたイノブタも、警戒心バリバリに生きている。
イノブタの完全駆除は、なかなか難しいと思う。


松ちゃんの家の下にある牧場の牛。

イノブタでも学習するのに学習できない人間がいる。
これだけ取り返しのつかない大事故を起したのに、原発再稼働なんて言ってる馬鹿な人間が。

ふるさとの昼は、除染をする人間が町に入り少しは賑やかになったが、夜は人間のいない暗闇の中で、ここぞとばかりに動物たちが動き出す。

電気は来たが今でも水がなく、炊事・洗濯・風呂・トイレと、一次帰宅してもとても不便だ。
今も強制避難区域の時と、変わらないままの町です。
福島原発事故は今も収束なんかしていません。
月の始めだからこの辺にしておきましょう。

今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。





















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