ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

TVを忘れた男?

2013-04-30 06:34:25 | 日記
NO-346
昨日は東京都港区麻布へ用事があって首都高速を走って行ったが、いやぁ~毎日こうならいいな!と思ったくらい空いていて、行き帰りの道中は楽チンで快適だった。

僕は疲れから風邪を引いたかも?鼻詰りしてるし滅多にない事だが、いまいち調子が悪い。(泣)今日は富岡の電気と水道の事を書こう。


これは富岡町の松ちゃんの家の裏にある給水所。この裏山からの湧水をポリペールに水道ホースを使って取り込み、それから白いきれいなバケツに水が流れるようになっている。

原発事故直後は、これが町に残された動物たちの命を繋ぐ水であったことは間違いなく、ダチョウや犬や猫たちの飲み水になったし、彼も沸かして飲んだし僕も飲んだことがある湧水だ。

左下に映っているアウトドア売り場でよく見かけるタンクを使って犬や猫に水を与えて回っていた。これに如雨露も使ってた。

今は皆様からの支援物資で、市販のおいしい水をケースで頂けるようになったが、去年の夏は猛暑でこの湧水が一時枯渇した。

彼らはこの水のおかげで助かった。首をさすらせてくれるおとなしいダチョウのワンショット。

かなり原始的だけど命の水に変わりはない。彼は水も電気も無い生活をして来たが、ついに今年の3月25日頃、待望の電気が来た。

横須賀のイベントで「原発には反対だが、電気がある生活は本当に夢のようだ。」と彼にマイクを握って言わしめた電気のありがたさは、何とも言えないくらい快適なものだったのだろう。

そのありがたさが嫌と言うほど身に染みた彼の2年間は本当に凄い2年間だったと思う。彼はこの時、電気のある暮らしを「天国にいるみたいで、まだ信じられない」とも言った。

電気が来た時、2年ぶりにTVのスイッチを入れたら春の甲子園の高校野球を見ることが出来、TVを見られる事に感動したらしいが、この2年間の過酷な生活にTVを見るという習慣を無くしてしまったのか?今はTVをほとんど見ていないらしい。せっかく電気が来たのに・・(笑)

瓦礫が撤去された富岡町唯一の富岡駅の今の姿。津波で駅舎を流されて見る影もない。

今の日本は原発を稼働させなくても電気は足りていると各局のTV局が報道しているように、火力・水力・地熱・風力・太陽光などなど、いくらでもあるのだから僕も断固として原発再稼働に反対である。

富岡町の水道は復旧していない。水道の復旧にはかなりの時間がかかるのではないかな?と僕は思っている。下水処理場が津波でやられてしまった事と、大地震で排水管が至る所断裂しているからだ。

原発事故被災地の復興に長い時間がかかると思うが、僕は復興を信じて行動している人にエールを送る。

先週の富岡の牧場で。

また牛たちのため牧場が彼らの楽園になるよう日々、富岡で努力しているがんばる福島の代表松村直登の応援を、みなさん、これからも宜しくお願いいたします。















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のどかな時間。

2013-04-29 07:21:23 | 日記
NO-345
昨日は先週からの疲れが出たのか?眠いのとだるさが半端じゃなく頭も体もすっきりしない一日だった。

寝不足はこの年になるとキツイ!オヤジ丸出しの書き出しでごめん。今日はリラックスして暮らしている牛がいる松村牧場の事でも書こう。

餌を食べていたが、いつものように僕ら人間が柵の中に入ったら、牛たちはぞろぞろと近寄って来た。

殺処分の魔の手から救われてこの柵で仲間と一緒に暮らしている牛たちは、とにかくおっとりしていて動きも表情も仕草も何もかもが和む。

角が立派な牛が「何かくれるの?」って感じで寄って来た。この表情見ても分かるように警戒心も全くなく穏やかだ。

この牧場と牛たちを見た名古屋の客人は「この柵作るのにも大変だったでしょう。松村さん一人でこの牛の面倒を見ているの?」と。

第一柵と第二柵の広さにびっくりしていたのと、これ以外にも第三の柵があってそこにも牛がいて、一人で面倒を見ていることに驚いていた。

彼は元から畜主でない普通の職人さん(鉄筋業の社長)だった。その彼が牛を助けるって事になった時、僕は真っ青になったけどやり抜いている。本当に凄いと思う。

前日は雷を伴う大雨だったようだが、風が強かった以外は快晴で気持ちが良かった。

とにかく人の気配がない静かな町の一角にこの牧場がある。ここに初めて視察に来た団長は、牛たちと牛の面倒を見ている彼に感動したようだ。

瓦礫は少し片付けられたが、3.11のままの光景が広がる富岡町。駅前の駐車場付近で撮った写真。

静かな環境は牛たちにとって最高の環境かも知れない。この日、ここの牛たちを見た僕にものどかすぎる光景と時間だった。

時間が止まったままのような町が僕らの故郷富岡町。GWに帰省する人たちを羨ましくは思わないが、自分が帰れる家や町があることは本当にいい事です。

みなさんには事故や怪我をしないで、このGWをゆっくり休んで欲しいし、家族との時間を楽しんでほしいと思います。それではまた。










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皮肉な結果。

2013-04-28 06:23:50 | 日記
NO-344
昨日、富岡に行って来たが、珍しい客が松村牧場の第二の柵に現れた。元田んぼの真ん中に何やら動く小動物。これは本当に珍しかった。

夜行性の動物だと思っていたし牛の柵で見ることは無かったからちょっと感激した。気づかれて田んぼでの写真は撮れなかったのが残念。

あ~ぁと少しがっかりして第一柵に戻ったら、応援団長が紹介してくれた人が川の方を見ていて「いるよ。いるよ。」とそっと声を掛けてくれた。

今日の写真は川で再び出会ったイタチ君。なかなか静止することが無いので、撮った写真は半分以上使えないものだった。

生き物たちは放射能の中を一生懸命に生きている。被曝を知らずに生きている。松村牧場へ行く道中で二羽の雉(オス)とも遭遇したが、一羽は僕の車の目の前を横切った。

昨日の3人はそんなことで驚いていたし、別世界に来たとでもいうような声を発していた。

被災地の動物たちの世界は野生の世界そのものである。イノシシやクマも出たって不思議じゃないし、サルだって想定内の感じがした・・・

とにかく止まらない。ちょろちょろと動くからシャッターを押しても映っていなかったりで苦労したが、餌を求めて移動しているイタチ君に感動。

人間がいない町中を昨日の3人は「異様な雰囲気。」とか「復興なんて言ってるけれど、全く進んでないんですね」や「ここまでひどいと思わなかった」と一応に富岡町の今の姿を見て原発事故の酷さを口にした。

富岡人は僕一人だけで、ちょっと息苦しかった・・・そりゃそうだ。今の被災地を知ってもらうのは嬉しいけれど、なんたって富岡の酷い所を見られるのだから・・・

竹の根に虫でもいるのだろうか?根の方をよくかじっていたイタチ君。

野生の王国(どこのTV局か忘れたがを子供の頃から見ていた番組)の弱肉強食が一番印象に残っているが、弱った動物は被災地でも同じ運命をたどる。

猫がイノシシに食われてしまう事だってあっただろう。あの大きなダチョウの骨だけの死骸を見て、どんな動物が彼らを食べたのだろう?と想像した事さえある。

餌となるものを探しあてたのか?川辺で立ち止まって口を動かすイタチ君。

被災地では今でも多くの動物たちが息づいている。人間のいなくなった町を自由に動き回っている。彼らにとって自由な世界が広がったという事だろう。

それはそれでいい事なのだろうが、人間がいなくなったことで、本来の野生の姿を取り戻した動物や人間のいなくなった町に出没する野生の動物の姿を見て、皮肉だなぁと思った一日だった・・・・











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今から富岡へ。

2013-04-27 06:59:36 | 日記
NO-343
ついにGWに突入!みなさんも帰省したり、海外旅行や国内旅行に出掛けられる方もたくさんいると思いますが、是非家族と楽しい時間を過ごしてください。

僕は、今から被災地富岡町に向かいます。故郷なんだけど、家族も誰もいません。いるのは除染作業をしている人だけかな?

柵の外に出ている子牛の頭でもなでてこよう。

今回は、松村直登名古屋応援団の団長Mさんが須賀川の友人を紹介してくれるとのことで、富岡町で会う事になってます。

本当は代表の松ちゃんに会ってもらいたくていたんだけど、彼は取材のため僕らに会う事が出来ないため断念しました。

番犬になれない愛嬌物の石松。行方不明になっていた松ちゃんの犬。

首に付いていたタグを何処かに引っかけ自力で引っ張ったため、タグが取れた所に傷跡が残っているダチョウです。本当におとなしいから、みんなでもこの子は触れるよ。

GWの期間は毎日更新出来ないかも知れませんが、その時はごめんね。義父の一周忌とかいろいろあるのですいません。

今日は日帰りの強行スケジュールなので、今日の事は書けると思います。予定に変更が無ければ。高速道路の渋滞が心配だなぁ~今はそれが一番怖い所です。では、行って来ます。





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もうすぐGW・・・

2013-04-26 06:30:56 | 日記
NO-342
先週から咳が止まらなくて黄砂とPM2.5のせいだよと友人に言われたが、今頃になってのどが痛かったりするのは珍しい。

寒くなったり温かくなったりの気温の変化に身体がびっくりしている。来週から5月に入り、みなさんが待ちに待っているゴールデンウィークだと言うのになぁ。

今日の写真は友人宅の猫そら君。ひょうきんな顔して一休み中。

明日、被災地富岡に入るのだが、昨日の写真の千葉県君津市の風景が頭から離れなくて、まじまじと見ちゃうのだろうなぁ~故郷の田んぼを。

町の復興に諦めに近い?ものを感じる今日この頃だが、その都度気持ちを奮い立たせ自分に言い聞かせて来たけど、壁が厚くあまりに大きい。

松村代表も先週の横須賀でそれに近い表現をこの時スピーチしたが、彼も「若い人や子供は絶対に帰れない!」と語気を強めたシーンがあった。

町に子供たちや若い人たちが帰って来ない!これこそが大きな問題で、国はどのように考えているのだろうか?政権担当している自民党の先生たちに聞いてみたい。

また、子供たちが返れない町に何とかして住民を帰そうとしていることについてもおかしくないか?と聞いてみたい。考えれば矛盾だらけの実態だ。

男前な顔を見せたそら君。会わない間にまた大きくなっていた。

とにかく、明日また富岡に行きます。それではみなさん、今日はこの辺で。















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君津の風景に。

2013-04-25 14:50:14 | 日記
NO-341
疲れがどっと出ました。先週からの寝不足がきついです。イベントを終えて月曜日に静岡へ行き、火曜日は千葉へ、水・木は福島で今日の2時半ごろ、横浜に着きました。

今週の土曜日に再度富岡へ向かうのだけど、内の代表の松ちゃんには会えず、単独行動になります。彼は土曜日にまた取材を受けるらしく、かなり忙しく動いています。


仕事で千葉県の君津市に行ったけど、故郷富岡町と変わらない景色には癒されたなぁ~。千葉県には広がる田園風景に、山もあり川もあり海もある。

富岡と同じ風景に僕は故郷の今を思い浮かべ、君津の新緑の木々を見てがっかりしてる自分がいた。・・・



みなさんには、なんてことないただの田んぼや山道の風景じゃんって言われるかも知れないけど、故郷の田んぼは荒廃し、農業で生計を立てている人たちには、これは夢のような光景なのだ。

これが去年の夏の故郷の田園風景で、上の写真とはえらい違いなのだ。

これが強制避難区域の田んぼの今の姿。

隣町楢葉の国道わきの田んぼに集められた放射能汚染物質の袋の塊。これが、ここだけで無くあちこちでこの風景を見る。がっかりするよ。

原発事故のおかげで町は元に戻ろうと、必死にもがいているが取り返せないものばかりの状況だ。

人が住めない町に国は何とか住民を戻そうとしている、しかし被災地富岡町は子供や若い人たちを絶対に戻してならない放射能の町なのだ。

くつろぐ牛たち。
群れの牛から離れて遅い食事を摂る牛。

人と動物がともに住める町を何とか取り戻したい。そういう強い気持ちで一人ここに残り、今まで動物たちの命を繋いで来た松ちゃん。

この牛たちが町に住民が帰還する時に、希望の動物になるように願い現地で頑張っている松村代表とNPOがんばる福島の応援をこれからも宜しくお願いいたします。

























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イベント最終。

2013-04-24 05:52:06 | 日記
No-340
小雨の中で決行した元気ハツラツフェスタ。今日は昨日の続きで、横須賀のみんなの話とこの日被災地に帰る彼を書こう。



傘をさしている人がいるのが分かると思うけれど、あの寒さの中で踊ってくれたみなさん、会場を盛り上げてくれてありがとうございました。

やっぱりいいイベントだね。みんなの熱意が気持ちいい。このイベントに参加することのために、一所懸命練習して県外からも参加者が来ると聞いた。


沖縄県人会?の方だと思うが、エーサー(沖縄の伝統的な踊り)も見ることが出来た。


この頃は完全に雨もやみ、会場には人も集まり活気が出てきた。

その頃、代表の松ちゃんの所に可愛いお客さんが来てくれた。毎回、必ず応援に来てくれる小さなガールフレンドじゅなちゃんだ。


じゅなちゃんは、松ちゃんのお手伝いに来てくれた。


佐藤代表に「あの原発事故の日からたった一人で町に残り、自分の被曝も覚悟し犬や猫・牛・豚・ダチョウなどの動物を助けている男がいます・・・(中略)」と紹介され松ちゃんがスピーチする時に、手作りボードを持つ役が彼女の仕事だ。


今回はいつもよりも大きなボード。じゅなちゃんには重すぎなのでボードを一緒に持ちながらお辞儀してスピーチする代表。

雨のためかなり演目の変更や中止もあり、佐藤代表の苦労苦心が良く分かる。佐藤代表本当にお疲れ様でした。

被災地から出てきた松ちゃんにもこの横須賀だけは特別で、彼にとっては居心地のいい街だと思う。みんなが本当に彼の事を考えてくれるからだ。


前回旅行か何かの都合でこれなかった支援者の一人安田社長にもお会い出来笑顔で握手。


安田さんはYOUKO舞踊団のベリーダンサーのみなさんの支援者である。安田さんとダンサーズのみなさんとの一枚。松ちゃんはこの後福島に向かった。


二日目は雨が止むまで人通りも少なかったけれど、写真を見て頂けた事を感謝したい。佐藤代表を始め横須賀のイベントスタッフのみなさまのご協力もあり、227,771円の募金を頂きました。

募金をして下さった横須賀市民のみなさま、遠くから駆けつけて下さったみなさま、本当にありがとうございました。これからもがんばる福島の応援よろしくお願いいたします。




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2日目前半。

2013-04-23 06:26:10 | 日記
NO-339
昨日は16度くらいの気温で、とても暖かく感じた。土日の天気と雲泥の差だ。

イベント2日目の日曜日は朝から雨で、こりゃぁ今日はダメだなって思ったし、気温5~6度の寒さと横須賀特有の浜風?で震えながらスタートを切った。

前日の寒さでホッカイロを準備したけど、たいして効果なくこの日の寒さが身体に凍みた。寒くて雨が降っていたら野外イベントは絶望的である。


会津の物産展ブースもさすがに素通りのお客様が多く雨が上がってくれることを待つだけだった。


写真展示場も横須賀のスタッフさんだけの時間が。自分も雨の日は嫌いで出かけるのを躊躇しちゃうもんなぁ~。

こんな事もあるさと自分に言い聞かせ、少なくても来場された方には故郷富岡町の現状を知ってもらおうと気合を入れた。

それでも、朝から雨に降られることは今までになく、寒さと冷たい雨に少しだけびびったスタートでした。


内の代表はこの日も朝から取材を受けていて、彼と佐藤代表の二人はやることに追われていたと思う。取材に行く前の笑顔の松ちゃん。


こんな時に初MCの北村さんが会津の物産展ブースと僕らの写真展示場の紹介を何度もしてくれ、きれいな声で静まり返った会場を温めてくれた。

また佐藤代表の発声で、「募金箱を持って集めてあげようじゃないか」に横須賀のスタッフさんたちが行動を開始。小さな女の子までお手伝いしてくれました。


募金箱にお金を入れているのは、言い出しっぺの佐藤代表です。こんなみんなの姿に少しづつ人が。


松ちゃんの手に渡った横須賀市立久里浜小学校の生徒さんの手紙も一役買った。


松ちゃんの案で「これをみんなに読んでもらうべ」と、写真と共にボードに掛けられ市民のみなさんを待った。

昼ごろには雨がやむと天気予報では発表されていたけど、この日は1時ごろまで演舞が舞えない天気だったから、みんな必死にあの手この手で会場の雰囲気を作ってくれた。


NPO法人元気ハツラツ明るいまちづくりの監事であり、イベント商業組合の志水さんちの看板娘の杏菜ちゃん。本職はアパレル関係の仕事をしているが、この日はお休みいただいて父の仕事を手伝いに。

以前はお好み焼きを焼いていたのに、この日は鳥皮を焼いていた。彼女は小さいころから父の仕事見てきて、屋台なら何でもこなせるらしく、この日都合が悪く出店出来ない人の所を応援してくれていた。えらい!

何でもこなせるって言うのは本当にいいね。僕よりずっと使える娘です。(笑)


そんな前半戦も雨が止みそうになり午後1時に終わった。それまではスタッフのみんなにも長い時間だったと思う。

小降りになり演者が踊ることが出来そうだと判断し、佐藤代表の二度目の開会宣言。


小雨の中でよさこいから演舞が始まった。踊ってくれたみなさんにご苦労様でしたと一言言ってあげたい。またこの後は、一気にステージを演者が舞った。

2日目残り4時間は明日紹介しますので、宜しくお願いします。



















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初日。

2013-04-22 06:31:08 | 日記
No-338
みなさん、おはようございます。土曜、日曜と吐く息が白く冬に逆戻りの寒さと雨にたたられましたが、横須賀のイベントを無事終えてほっとしています。(いやぁ~本当に寒かった。)

これも横須賀のNPO元気ハツラツ明るいまちづくりの佐藤昌久代表様を始め、関係団体のみなさまのご協力のおかげだと感謝しています。本当にありがとうございました。


うちの代表も新幹線で早めに着き、着いたと思ったらすぐにマイクを持たされて演説して彼の一日が始まった。

松ちゃんは今の町の現状を語り、いつものように原発反対を唱えた。MC初デビュー?の日本食菌工業の北村さん、お疲れ様でした。


いつも思うけど元気があるね~この団体様は佐藤代表を先頭にみんな凄いです。2日間のうち晴れてた時間が少ししかなかったように思ったけど、晴れている時間は2階席に人が足を止めて集まって来た。

松ちゃんの協力者とも言える一人で、共同通信社の原田浩司さんも駆けつけてくれた。戦場カメラマンの渡部陽一さんの先輩で、本人も危ない所や国に行って写真を撮っている。

彼はこの後すぐに尖閣諸島に仕事で向かった。僕が中国の軍艦に追われるんじゃない?って言ったら、にこっと笑って「そうなれば面白いな!」っと返した原田さん。笑顔で話す二人の写真。

一日目のハイライトは横須賀市長の吉田さんとの再会!この時雨が降り出して、吉田市長も松ちゃんも冷たい雨に打たれた。

吉田市長、雨の中ご来場ありがとうございました。そしてごお疲れ様でした。


初日の展示場に珍客現る!真剣に写真を見てくれている市民の中に、可愛い小動物を肩に載せて写真を観賞している人がいた。

見慣れない顔にフェレットかな?と思って聞いたら、ミーアキャットだそうで可愛かったですね!おとなしい。人を怖がらない。みんなになでられても嫌がらない。

まさしくこのイベント救世主!(僕たちにとって)寒さの影響で閑散としがちな展示場に人が集まり次から次へと人を呼んでくれて、募金の人寄せパンダ君になってくれた。ミーアキャット君、ありがとう。

みんなも本当にに珍しかったのか、この子の周りに集まって人の少ない展示場から一気に人だかりのある展示場に。いやはや何とも嬉しい珍客さんでした。

この日は、佐藤代表のマイクパフォーマンスも冴えていて、会場を通り過ぎようとしていた制服の若者を止めて広場に誘い出し、君らはこれからの日本を守っていく若者だが、この人を見習いなさいみたいな趣旨で代表の松ちゃんに会わせた。

未来を担う青年たちとガッツポーズ。

松ちゃんを敬礼してお迎えしようと(市民の人が敬礼!を連呼)その敬礼で始まったパフォーマンスは佐藤さんが大旗を振れるかどうか品定め。

思わず笑ってしまった。佐藤さんも人いじりが上手い。見習わなくては。そんな飛び入りのパフォーマンスも取り入れながら、やる時はやる佐藤代表であった。

うちの代表も写真説明をかなりこなして、無事に一日のスケジュールを終えた初日でした。

寒さの中、足を止めて下さり募金してくれた市民のみなさま、東京など遠い所からお越し下さった皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。



























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イベント会場へ。

2013-04-20 05:24:16 | 日記
No-337
今回のイベントの準備はきつかった。いつもと全然違う感じ・・・いつもは準備に没頭したいって言うか、しちゃうからブログも勝手に休んじゃって準備していた。


今日の写真は、富岡の松村牧場の第二柵から第一柵へ川を渡って移動する牛の写真。

ある人にペース配分よ!って最近言われたので、忠告を聞いてトライしてみたのだが、やっぱり性格は変わらない(笑)そんなわけで昨日は深夜までイベントの準備をして寝不足で今日はイベント会場へ。

今回は自分の写真は半分くらいで、松ちゃんのよき理解者。友人。悪友?親友みたいな彼の友達の写真を借りて今からいざ、出陣!


牛が行儀よく一列になって移動する牛の行進。

代表の松ちゃんをいつも心配してくれている共同通信の原田浩司さんとフォトジャーナリストの山本宗輔さんとNGO法人LIAの代表ヤブキ・レンさんの写真の一部を会場に来てくれたみなさんに紹介します。

吉と出るか凶と出るか行ってみないと分からないが、インターネットに関心の無い年配の方に見てもらう感じで構成してみた。

代表の松ちゃんの事を検索すると、ずらずらと数百を超えるタイトルが並びインターネットでよく彼を検索している人には見たことのある写真なのだが、見ていない人に見てもらう事にしました。


僕だけかも知れないけれど、この牧場でこんなきれいな牛の行列を初めて見た。

イベント中の20日と21日はブログを休ませてね。

来週の月曜日に横須賀のイベントのご報告を致しますので、みなさん来週お会いしましょう。








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明日イベントです。

2013-04-19 06:30:03 | 日記
NO-336
昨日、熊の事書いたらあちこちからメールや電話が入ったりで一日疲れました。イベントの準備に追われているのに・・・

熊を保護したらどうかってのが多かったけど、牛だけでも大変なのにいくら松ちゃんでも熊まで保護出来ないよなぁ~。牛にイノシシにダチョウに犬・猫・ポニーがいて、熊が加わったらまるで動物園だ。


初めて松ちゃんのところのイノシシの写真を載せました。

熊だって人間が壊した環境(開発のための伐採による森林の減少や異常気象などなど)で、生きていかなければならないのだから人里に下りて来たって文句は言えないよな。

熊の孤児を助けてくれている人がいると言う事をメールで知ったが、これは素直にいい話だと思った。


牛ばかりに気を取られていてイノシシの写真を載せるの忘れてた。

人間は人間の都合だけで動物を殺しているが、殺処分が無くならないのは人間たちの驕りだと思う。

先週、故郷の被災地富岡で出会った放浪猫のジャックが命の大切さを教えてくれた。今もジャックの死を引きずっているのだが、命の大事さ、尊さは人間も動物も同じでなくてはいけない。

昨日は、そんな世界が出来たらいいなと思う一日でした。

今日は最後の告知です。4月20日(土曜日) 21日(日曜日)

京急横須賀中央駅前広場

午前10時~午後5時

元気ハツラツフェスタ

がんばる福島の写真展のブースを頂きました。

被災地富岡町で、残された動物の保護をしている

松村代表も福島から駆けつけますので、是非みなさん足を運んで下さい。

日曜日は雨天の予報が出てますが、大雨でなければ開催とのことです。
(横須賀コールセンターにご連絡して下さればお知らせしますとの事)

宜しくお願いいたします。



















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ついに熊???

2013-04-18 07:21:45 | 日記
N0-335
昨日の朝、大熊町の元住人から「町にクマが出たんだって」と連絡があり嘘だろう!と返したら「町からメールがきたから本当だよ。」と・・・

熊がついに山から下りて来た・・・それも町の中のみんなが通る国道を横切ったという情報だったので青ざめた。


先週の松村牧場の写真。僕は柵の外にいる子牛を心配した。体が小さいから昼は柵の外に出て自由に動き回っている。

彼女の父親は林業に携わっていてよく山に入る人なのだが、今年の3月に入った楢葉町の山でイノシシと熊の足跡を確認していた。

彼女の父親曰く「熊は一日40km歩いて移動するから町にいても不思議じゃねぇ」と。

大熊町に出たとしたら確実に富岡にも出る。被災地になった広野町から浪江町まで確実に1日で歩いてしまう距離だ。


柵の中に居れば大丈夫だと思うが、体の大きさも大型犬よりも小さいくらいだから、熊に襲われたらひとたまりもない。

去年、喜多方の方で二人の犠牲者が出ているのだが、こんな平坦な双葉郡の町中に熊が出た事が今でも信じられない。

町に人がいないから安心して熊も下りてきたのだろうが、ついに!という感じで恐ろしい。松ちゃんに急いでメールした。

松ちゃんは駅前のボスダチョウとも勝負した男なので、熊を生け捕りにするかも知れないが何かあったら報告します。

イベントの告知です。

4月20日(土曜日) 21日(日曜日)

京急横須賀中央駅前広場

午前10時~午後5時

元気ハツラツフェスタ

がんばる福島の写真展のブースを頂きました。

松村代表も福島から駆けつけますので、是非みなさん足を運んで下さい。

宜しくお願いいたします。








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イベントのお知らせ。

2013-04-17 07:21:42 | 日記
No-334
今週の20日土曜日・21日の日曜日に恒例の横須賀元気ハツラツフェスタが開催されますが、このイベントに今回も参加させて頂く事になりました。

NPOがんばる福島の松村代表が福島から出て来ます。

お近くの方・被災地の状況に興味のある方・どなた様も是非、お立ち寄り下さいますようお願いいたします。


町の現状や原発反対を訴えてきた松村代表。

あれからもう2年が経つのに未だ家に帰れず僕も横浜に避難して生活していますが、故郷富岡町は警戒区域を解除された所と今でもバリケードで遮られた所と町は様相を少しづつ変えている。

町の様相が変わっても人は住めない。

彼は残された動物を守るため放射能が撒き散らされた町に一人留まって暮らしてきた。


溶けた蝋燭の上に新しい蝋燭を立てあかりを灯し。。。。

今やっと電気だけは通るようになったが、電気がないという暮らしは想像を絶する。水は山からの湧水で何とかなったけれど、今年の冬は雪も降り寒さも尋常ではない厳しさだったと思う。

僕は彼を怪物とか鉄人とか書いてきましたが、フォトジャーナリストの山本宗輔さんは男の中の男と表現しました。

人はとやかく言います。彼をどうだこうだと・・・彼は人に何を言われても残された動物たちと約束した「俺がここにいる限りお前たちを餓死させねぇ!」の約束を果たしている。


雨の日に合羽を着て牛たちに餌やりをする松ちゃん。

今、2年が経ってあの時と違う状況は、彼を応援してくれる方が増えた事だと思います。

横須賀のNPO法人元気ハツラツ明るいまちづくりの佐藤代表もそのうちの一人です。今回もお世話になることを感謝したいと思います。

みなさんお待ちしていますので、宜しくお願いいたします。












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石松君へ。

2013-04-16 06:21:53 | 日記
No-333
石松が帰って来たのでお帰りの挨拶をしに富岡へ行ったが、石松は大きくなって帰って来た。

去年の姿しか知らないのでびっくりしたが、嬉しいのか?誰にでも構ってもらいたいのか?飛びついてきたのだけど本当に重量を感じた。


まだ子供の年齢なんだけど、犬の成長は早い。

自分のペットがいなくなって探している人も多いと思うが、石松君のご帰還は何よりだったと思う。

去年の秋に居なくなって心配していた松ちゃんは、本当に嬉しかっただろう。彼にお客さんが来ていたようでゆっくりと話せていないが本当に良かった。


やっぱり我が家はいいなぁって感じでくつろぐ石松。

富岡の自宅に戻りお客さんが多い松村家に戻って来たからには、番犬になってくれるといいが人懐こくて番犬になれない。(笑)


彼の家にはびっくりするほどお客さんが来てました。

しっぽふりふり喜んで行っちゃう犬だから、やっぱりマスコットでいい。これから先、保護されるようなところに行かないで少しは家でおとなしくして欲しい。

石松君にお願いをして今日はこの辺で。










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心の中で。

2013-04-15 06:27:50 | 日記
N0-332
富岡町に今でも残されている動物たちを助けている代表の松ちゃんは、犬・猫。豚・牛・ダチョウなど、生きるものすべてに愛情を注ぎその命を繋いできた。

そして、たくさんの死に直面してきたと思う。それがどれだけ辛いことだっただろうか・・・

それを思えば感傷に浸っている場合でないのだが、彼が震災直後「心の中で何ぼ泣いたか分からねえ!」って言ってたあの時の気持ちがよく分かった。・・・

近所の夫妻が一時帰宅で彼を訪ねて差し入れを受け取り家に入る時の写真。

助けた命が消えてしまった事は、本当に残念で気持ちがかなりブルーです。まだ被災地にはジャックのような動物がいる事を本当に伝えていかなければと改めて思った。

震災から二年が過ぎ富岡駅前にはもう犬や猫がいないと思っていたから驚いたしジャックとの出会いは強烈でした。


静岡のゆかさんがメールで送ってくれた。ジャックのお葬式を出してくれて、これは彼の旅支度の写真です。

本当にありがたい事です。お坊さんまで手配して頂きお経を唱えて頂いた。何とお礼を言ったらいいのかわかりません。


ジャックはきれいな骨壺に・・・右手前のカプセル状のものは分骨したジャックの骨が入っていて僕にとのこと。心に響くみんなの優しさが・・・

ゆかさん、みっちゃん本当にありがとうございました。富岡町民の一人として心からお礼申し上げます。


ジャックが最後に歩いた富岡駅前。10mは歩いて来ただろうか。

先生に最初に言われたことを思い出した。「猫が持っている野生の本能で最後の力を振り絞ってそういう姿を見せる事が多いのです。」と、あれが最後だったなんて・・・

短い時間でも、心に残る風景や出会いがある。僕にとってジャックとの出会いはそれだったと思います。





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