腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



ここ最近、家の不用品をちょっとずつ処分していってます。

築40年の実家には多趣味だった母親が溜めに溜めたガラクタ類が多いのなんの。

先日は古本を近くのブックオフへ売りに行きましたが、黄色く変色しているような本は買取してくれませんでしたので、店で引き取ってもらって処分をお願いしました。


で、座敷にはヤマハのアップライトのピアノが鎮座しています。

いらんし。

蓋を開けたら鍵盤1か所の表面が割れていて破損していました。

型番と製造番号を控えて、早速ネットでピアノ買取業者10社に買取見積もりを依頼しました。

今は便利な世の中ですねぇ。

1~2日で10社全てから見積もりの返事がきました。


A社「大変申し訳ございませんが、当社ではご所有のピアノのお取扱いがない為、お取引を承ることができません」

B社「誠に恐れ入りますが、ご所有のピアノは、弊社で取り扱っていないため、査定を行うことが出来ませんでした」

ん?

C社「大変申し訳ございませんが、お取り引きを中止している機種になります。お役に立てず、すみません」

マヂで!?

D社「処分代金ー50000円 *有料引取りになります」

ゲゲゲ!

E社「基本運賃45000円(税込み)をご負担いただけましたら、お引取りに伺います」

F社「ー50000円 *有料引取りになります。運送料金を差し引いた金額です」

G社「ご負担額 40000円」

もう止めて~(><)

H社「誠に申し上げにくいのですが、お取引となりますと、『別途引取り料金』として33000円(税込)を頂戴することになります」

おっ!

ちょっと安い!

I社「査定額 ー25000円」

むむっ!

最安値(この場合最高値と言うべきか)が出た!

J社「弊社では金額をお付けすることができませんでした。ー25000円ご集金させていただき、有料でのお引取となります」

ー25000円が一番お得という結果になりました。

う~む。

たとえ僅かな金額でも売れたらちょっと高級な回転寿司か、金額によっては南海グリルにでも行けるかな、などと思っていたが、まさかのマイナス査定に夫婦ともどもガックリ肩を落としています。


1社の査定内容を詳しく読んでみると、どうやらうちのピアノは65年位前のモデルらしい。

サイレント機能や録音機能など当然付いているはずもなく。

そりゃマイナス査定になるわ(笑)


誰かタダであげますので貰ってくれまいか?

今ならメトロノームが付いてきますよ(笑)


では、修理品のご紹介。
こちら↓

コーチ Ref.CA137.14.0428 クォーツ

東大阪市在住のM様所有。
分解掃除、電池交換、パッキン交換、防水検査(日常)を行いました。

バッグや小物などでお馴染みのコーチのライセンスウォッチです。
婦人用クォーツモデル。
電池交換しても動かないということでオーバーホールになりました。
M様大事にお使いくださいませ。


『ネコふんじゃった』だけは全力で弾ける腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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